2014/07にフィット砲が実装されてから6年近くが経ちました。フィット砲は攻略に大きな影響を与えますが、まだまだ全容はわかっていません。改めて、運用に関する情報をまとめ直したいと思います。

(2017/09/21 記事の加筆・調整等)
(2018/01/15 修正等)
(2020/06/06 記事内容更新)

今開いている記事は、2020/06頃の内容です。
2024/01現在、フィット砲に関しては以下の記事を参照することをおすすめします。

●2020/06頃の記事ですが、環境にあっていません。
2021/03/01のアップデートで火力キャップの開放が行われました。
特に甲を目指す場合「フィット砲」よりも「火力のある主砲」をより意識していきたいです。
※例:46cm三連装砲改 試製51cm連装砲

●16inch三連装砲 Mk.6 mod.2の改修が可能になりました。
試製41cm三連装砲については、全部上記に読み替えするくらいで。

概要

戦艦に大口径主砲を装備すると、命中率補正がかかります。
この補正が所謂「フィット砲」による補正です。

  • 戦艦に適した主砲を装備すると命中率が向上する。
    適していない(より大口径の)主砲を装備すると、命中率が低下する
  • ケッコンカッコカリにより、一部命中率の低下補正が緩和される
  • フィット砲による命中率補正は、目に見えない
  • フィット砲による補正と別に、目に見える装備ボーナス補正も存在する
  • 中口径主砲にも、フィット補正による命中率変化が存在する

艦と主砲の大きさによって命中率に影響するシステムのことをまとめてフィット砲と読んでいます。

フィット砲による命中補正の詳細

    有志の方が作られている

    の表が最新のものになります。上記の表を確認してください
    ※サイト内への反映は未定です。旧表は古すぎるため記事から撤去しました。

    以下、上記リンク先の表について補足説明をしています。

    命中率の向上/低下について

    例えば、金剛は史実で35.6cm連装砲を装備していましたが、
    艦これでは大和が装備していた46cm三連装砲も装備することができます。

    ただ、46cm三連装砲を金剛に装備するのは、本来(史実で)の運用では過積載で、不可能でした。
    要は重たすぎて上手く運用できないため命中率が下がるということですね。

    逆に、金剛に35.6cm連装砲(系列装備)を載せた場合、
    重量が史実的な運用と合致しているため、命中率にプラス補正がかかります。

    具体的な補正値は艦/装備ごとに適宜設定しているため、その条件も意識しながら、
    装備編成を組む必要があります(環境によります)。

    ケッコンカッコカリにより、命中率の低下補正が緩和される(一部例外?)

    一部の主砲では、ケッコンカッコカリすることにより、
    命中率のマイナス補正が40%緩和されることが確認されています。
    ※+の補正がマイナスになってしまうバグ(?)もある

    例としては、金剛に46cm三連装砲を装備した場合、

    • 非ケッコン艦だと【マイナス10】の命中補正
    • ケッコン艦だと【マイナス6】の命中補正

    となっています。古くから実装されていた主砲に
    多く実装されている仕様で、この例に当てはまらない主砲もあるようです。(詳細不明)

    同型主砲を2本以上以上装備した場合の挙動

    リンク先の表はその系統の主砲1本載せたときの”フィット補正による”
    命中率の変化値を示しています

    同じフィット砲を複数載せた場合、本数に√補正をした計算になります。

    • 金剛型に35.6cm連装砲を1本・・・7×√1=7 (%)
    • 金剛型に35.6cm連装砲を2本・・・7×√2≒9.9(%)
    • 金剛型に35.6cm連装砲を1本,46cm三連装砲を1本・・・7×√1+(-10)×√1=-3(%)

    だいたいこんなイメージ。
    なお、「35.6cm連装砲」と「30.5cm三連装砲」の様な、
    同系統別主砲で√補正がされるかどうかは具体的には不明です。

    目に見える装備ボーナス補正も存在する

    最近実装された艦や主砲を主に、「特定の艦」に「特定の装備」を装備した場合、
    ”装備ボーナス補正”が存在します。

    装備+装備によるシナジー補正等もあり、かなり膨大。
    実際に補正が反映されているかどうかは複雑で、火力/雷装については効果がありそう。
    命中は支援艦隊に影響していなさそう等、注意点が結構あります。
    (余裕があれば記事でまとめるかも。)

    主砲については、

    • 火力は装備ボーナス補正がある、支援艦隊でもある
    • 命中は砲撃戦では補正がある、支援艦隊では命中補正がなさそう
    • その他は特に気にしない

    といった運用で問題ありません。
    ※公式での正式名称はありません。ぜかましねっと内ではwikiwikiでの命名に合わせています。

    中口径主砲にも、フィット補正による命中率変化が存在する

    軽巡級・重巡級・水母等は中口径主砲のフィット補正を受けています。
    詳細はフィット砲研究会「中口径タブ」を参照してください。

    別途取り扱うかは未定

    運用上で注意点(戦艦の運用全般)

    連合艦隊(特に水上打撃部隊の第一艦隊等)では命中率が低下する

    連合艦隊、特に水上打撃部隊第一艦隊では砲撃戦の
    命中率が大きく落ちることが確認されています
    。(参考)

    弾着観測射撃の連撃や徹甲弾を含むカットインでも外れやすいと感じることがあります。
    違和感があれば、フィット砲を見直すことで解決につながるかも知れません。

    火力と命中率の兼ね合いに注意する

    例えば金剛型に35.6cm連装砲系列の装備は、火力値が足りず、
    命中率が高くてもイベント甲作戦では採用できない、或いはし難い場面が多いです。

    逆に金剛型に46cm三連装砲を2本装備すると、
    水上打撃部隊では明確にmissが出始め、実用向きとは言えません。

    このあたりを前提としつつ、火力と命中のバランスを取った装備構成にしたいです。
    (cond値、所謂キラキラ状態かどうかも十分注意すること。)

    ※上記は甲作戦向けの話です。
    丙/丁作戦の攻略では、まずはフィット砲を意識して装備を編成してみましょう

    ケッコンや改修補正による命中値の差異に十分注意する

    艦の練度が99と175では、命中項が7変わってきます
    (無疲労状態で、命中率が7%変わるのと同義。)

    また、同じ装備を運用していたとしても、改修値が9の主砲2本/徹甲弾1個を装備した艦と、
    無改修の主砲2本/徹甲弾1個を装備した艦では、昼戦火力補正が12、命中項が9変わってきます

    当然フィット砲やキラキラの有無・装備ボーナスによる変動等でも変わってきます。
    また、敵艦の回避についても考慮する必要があります。
    ※余談ですが、フィット補正はcond値による影響を受けません。

    艦隊の運用状態や撃破目標によりベターな選択は大きく異なるため、
    後述の運用例に上げられている「装備例」や、サイト内の「編成例」
    に乗せてある装備を鵜呑みにしたら失敗の原因になります。
    あくまで参考程度に抑え、目的に沿った装備構成にすることをおすすめします。

    基本的な運用方針としては、

    1. 命中を意識して装備を採用する(まず改修したフィット装備を乗せる)
    2. 十分命中しているor撃破火力が足りていない場合、大きい主砲に入れ替えてみる

    といった流れで失敗を減らすことが出来ると思います。

    偵察機は大きいスロットに

    主砲の運用とは違いますが大事なので。

    艦毎に偵察機のスロット数が設定されていますが、大きいスロットは各艦で異なります。
    偵察機のスロット数は弾着観測射撃率や触接率に影響してくるため、
    普段から大きいスロットに装備する癖をつけておきましょう

    ※自分はしょっちゅうやらかしています。
    サイト内でもガバ多いですが、各自で修正を…

    史実艦による命中率補正も起こり得る

    最近イベントでは、史実艦による「特効補正」に「命中率補正」が含まれる場面が増えています。
    場面によって異なり、練度でも変わってくるため実用上はなんとも言えないですが、
    史実補正を加味した上で火力重視の装備構成にするのは有力な選択肢です。

    砲撃支援ではフィット砲の命中値は計算されない

    支援艦隊の砲撃支援では

    • フィット砲の影響
    • 改修の影響
    • 装備ボーナスの命中値の影響

    は確認されていません。
    ※装備ボーナスの火力値は加算される

    実用上「砲の素の火力と命中率」が大事になってくるので、注意して運用したいところ。
    支援艦隊の砲撃支援では、「砲の素の火力と命中率」以外にも、「キラ付けの有無」
    が非常に重要になってきます
    。(状況にも寄るが命中値換算で、20前後の差になる)

    必ずキラ付けをして挑むようにしてください。

    運用例

    ※以下表の「おすすめ」は、実際に乗せる時の推奨例。左から優先ですが、35.6cm連装砲(系列)
    だけ見ても大量にあります。改修値や他条件により簡単にひっくり返るので”参考程度”に。

    ※35.6cm連装砲(系列)は【試製35.6cm三連装砲】を、
    41cm連装砲(系列)は【試製41cm三連装砲】を主に想定しています。

    改修出来るものは、改修値が同一レベルを想定して書いています。
    改修次第で優先度は大きく異なるので注意。(そもそも運用例を比較するのが大分無理やりです)

    おすすめ例1おすすめ例2おすすめ例3未改装時初期装備
    金剛型改二(丙)16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    35.6cm連装砲(系列)41cm連装砲(系列)35.6cm連装砲
    長門型改二(試製)51cm連装砲41cm連装砲改二
    (+41cm三連装砲改二)
    41cm連装砲(系列)
    16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲
    伊勢型改二41cm三連装砲改二
    (+41cm連装砲改二)
    16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲
    扶桑型改二41cm三連装砲改二
    (+41cm連装砲改二)
    16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲
    大和型改(二)(試製)51cm連装砲46cm三連装砲(改)16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    46cm三連装砲
    Bismarck16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    35.6cm連装砲(系列)41cm連装砲(系列)38cm連装砲
    Italia,Roma改16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    381mm/50 三連装砲改35.6cm連装砲(系列)
    41cm連装砲(系列)
    381mm/50 三連装砲
    Iowa改16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    35.6cm連装砲(系列)41cm連装砲(系列)16inch三連装砲 Mk.7
    Colorado改16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲(系列)16inch Mk.V連装砲
    (Mk.VIII)
    16inch Mk.I連装砲
    Warspite改16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲(系列)
    16inch Mk.I三連装砲改
    +FCR type284(AFCT改)
    38.1cm Mk.I連装砲
    Nelson改46cm三連装砲改
    46cm三連装砲
    16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    41cm連装砲(系列)
    16inch Mk.I三連装砲改
    +FCR type284(AFCT改)
    16inch Mk.I連装砲
    Richelieu改16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    38cm四連装砲改41cm連装砲(系列)
    35.6cm連装砲(系列)
    38cm四連装砲
    Гангут два16inch三連装砲 Mk.7
    (+GFCS)
    試製35.6cm三連装砲(系列)41cm連装砲(系列)30.5cm三連装砲改
    艦名は2020/06時点での最終改装基準。未改装時の初期装備は参考用(その系統を選べばとりあえず失敗はない)

    ●各艦の解説について●

    以下、個別で解説をしますが【16inch三連装砲 Mk.7(+GFCS)】については
    一部を省き、装備例から意図的に外しています。理想は表のおすすめ通りで、
    大多数の艦は、改修したIowa砲がベターな回答です。
    ※入手手段が少ないため、基本使わない前提で説明を書いたほうが良いと判断しました。

    また、強力でも準備が難しい装備【例:41cm三連装砲改二】
    は一部の艦のみの採用にとどめています。
    【一式徹甲弾改】については、記事例では強い装備ボーナス補正がある艦に採用しています。
    (運用迄が大変なので、エンドコンテンツとして目標の一つくらいに捉えてください)

    ※画像は水上打撃部隊で、ケッコン前後のレベルで
    汎用出来るもの・装備はある程度改修済みを想定しています。

    装備例(画像)の改修値は目安じゃないのであてにしないでください。
    ※2020/06時点の内容です。閲覧されたタイミングで内容が環境にあっていない可能性があります

    金剛型改二(丙)

    金剛型は【35.6cm連装砲(系列)】の主砲に強くフィット。他はマイナス補正が多い

    ●【35.6cm連装砲(系列)】主砲では火力が足りないことが多いですが、
    41にすると命中も足りないので難しいところ。41cm連装砲(系列)の装備を
    ちゃんぽんした上で使うことである程度バランスが取れます。

    ●35.6系以外は命中ペナルティのある砲が多く、特に水上打撃部隊だと
    「当たりにくい」と感じることが多いかも。ただ、35.6にフィット補正が強く、
    改修した【35.6cm連装砲(系列)】主砲を1本混ぜることで、大分改善するはずです。
    水上連合且つケッコン前なら【試製35.6cm三連装砲】等2積みも意識して検討してください。
    逆に通常艦隊戦闘なら【試製41cm三連装砲】等を2本装備しても、十分戦えるでしょう。

    ●金剛型は【35.6cm連装砲改】【35.6cm連装砲改二】に強いフィット補正があります。
    35.6cm連装砲改は改修可能ですが、コストが高すぎます。火力を求めるなら
    「Iowa砲/41cm連装砲系列」を使えばいいですし、命中を求めるなら
    改修した【試製35.6cm三連装砲】の運用で十分実用的です。
    金剛型以外では【試製35.6cm三連装砲】の方が火力が高くなる点にも注意。
    ※「35.6cm連装砲改二」はまだ改修不可です。どちらも現状の装備ボーナス補正では、
    フィットで必要な時に間に合わせで使う形がいいと思います。

    ●特に改二丙は一式徹甲弾改に火力ボーナス補正があるため、優先して運用しましょう。
    また、他の艦も多くの場合そうですが、上部に注意書きで書いている通り、
    【16inch三連装砲 Mk.7(+GFCS)】が使えるなら優先して採用しましょう。

    【試製35.6cm三連装砲】は、【38cm連装砲改】や【38.1cm Mk.I連装砲】
    と読み替えてもらっても大丈夫です。このカテゴリはある程度本数が欲しいですが、
    最終的に優先度が下がってきます。長い目で見るなら上位の未改修主砲等も活用しつつ、
    本数を絞っていきましょう。

    ※金剛型に限りませんが、既に書いた通り“命中補正のある”海域なら、
    1段階重たい装備を採用することが可能です
    。特に甲作戦では、史実艦情報
    をしっかり調べた上で、火力の足りない【35.6系列】を採用しすぎないように注意。
    実用上は未ケッコンでもIowa砲(なければ41系列)を採用するべき場面が多いと思います。
    臨機応変に対応してください。

    以下、何れも35.6cm連装砲改二等入手できる任務です。

    フィット砲とは関係ないですが、金剛丙型は僚艦夜戦突撃という特殊攻撃を所持しています。

    長門型改二

    長門型は【41cm連装砲(系列)】にフィット。
    長門型は特殊攻撃「一斉射かッ…胸が熱いな!」「長門、いい? いくわよ! 主砲一斉射ッ!」
    の関係で、射程を超長にして運用したい場面が多くあります

    ●【(試製)51cm連装砲】系列は、命中マイナス補正がありますが、
    長門改二は-5,陸奥改二は-8と、長門のほうが扱いやすいです。
    特殊攻撃を射程超長で採用する場合、長門改二を旗艦にし、51cm装備を1本混ぜるのが基本です
    既にもっている提督は、一本改修しておきましょう。
    他、射程対策の51砲系がない場合、【381mm/50 三連装砲改】では火力が足りない事が多いです。
    出来れば改修した【46cm三連装砲改】または【46cm三連装砲】を準備しておきたいです。

    ●射程超長運用しない場合、【41cm連装砲改二】【41cm三連装砲改二】に強い適性があります。
    関連任務で入手できるので、可能であればこれらも改修を進めておきましょう。
    ※長門型に1本混ぜる場合連装改二>三連装改二。汎用する場合能力値がひっくり返る。

    ※【試製41cm三連装砲】【41cm連装砲改】等も十分有力です。特に【試製41cm三連装砲】
    は幅広く繋ぎの装備として使えるので、いつかの更新を前提として☆10迄強化する価値があります。

    ●実用上長門と陸奥はセットで運用することが多いです。
    「超長」主砲1をあわせ、4本早めに強力な主砲を整備したいです。

    ●長門型の特殊攻撃を使う場合、「水偵」枠は「電探」装備にすることも多いです。

    長門型改二の出撃関連任務。長門型で特に有力な【41cm連装砲改二】を入手できます。

    伊勢型改二・扶桑型改二

    航空戦艦は【41cm連装砲(系列)】【35.6cm連装砲(系列)】それぞれにフィット。
    1本ずつ装備することで、両方のフィット補正を受けられます。

    ●特に伊勢型改二は【41cm三連装砲改二】【41cm連装砲改二】に強い装備ボーナス補正があります。
    41cm三連装砲改二の方が強いですが、両方もたせると相乗効果が。
    砲+対空電探も合わせて補正が乗るので覚えておくと使えるかも知れません。
    ※実運用では火力を求められる、長門型改二や他戦艦に41cm三連装砲改二を
    回すことのほうが多いと思います。また、扶桑型にも補正はあります。

    ●伊勢型改二は射程が【中】です。【38cm四連装砲改】を装備することで、
    射程中のまま艦隊戦に参加することが可能。空母や他戦艦に先に攻撃して欲しい場面では、
    採用を検討してみましょう。

    余談ですが航空戦艦は”対空噴進弾幕”が活用できます。航空戦艦に限った話ではないですが、
    12cm30連装噴進砲改二の準備も合わせて進めておきたいです。

    以下は41cm三連装砲改二の入手任務。長期の目標として、可能なら意識したいです。

    ●直接関係ないですが、海空(瑞雲)立体攻撃といった弾着観測射撃の亜種を使用可能です。

    大和型

    大和型には【46cm三連装砲(系列)】の主砲にフィット補正があります。
    ※昔はフィット補正がなかったと思われる
    また単純に【(試製)51cm連装砲】にマイナス補正がありません。

    ●火力を維持する場合、【(試製)51cm連装砲】を採用すること。

    ●また、ある程度命中値を高めつつ、火力も維持できる【46cm三連装砲(系列)】は有力。
    特に【46cm三連装砲改】は強い命中補正があります。

    ●武蔵改二は一式徹甲弾改も、+2のボーナス補正があります。

    手持ちに応じて変わりますが、火力重視なら51砲1本46砲1本、
    命中重視なら46砲2本、にしてしまえば失敗は少ないと思います。
    長期の目標としては、(試製)51砲の改修は、(長門型用に)1本準備で良いかなと。
    ※うちの鎮守府では計3本ほど改修してますが使うのはほぼ1,2本ですね。。
    また、46cm三連装砲系統の改修物がない場合、改修した【38cm連装砲改】
    等を代用として用いることも可能です。

    ※長門型でも使う【試製51cm連装砲】は「武蔵改二」が所持してきます。

    Iowa改

    Iowaは【16inch三連装砲 Mk.7(+GFCS)】にフィットがないと考えられ、
    【35.6cm連装砲(系列)】にフィット補正
    があります。
    ※Iowa砲はケッコン後で補正が変わる?複雑っぽい

    ●基本【16inch三連装砲 Mk.7(+GFCS)】の運用で良いですが、
    Iowaは他の艦より火力に優れています。キャップや史実の兼ね合いでIowa砲を他艦に
    採用する場合、41cm連装砲(系列)、35.6cm連装砲(系列)が候補になります。
    Iowa砲を使わない場合金剛型等と同様の運用をすれば問題ありません
    実際問題、Iowaより同時運用する他の艦に、Iowa砲をもたせることで
    艦隊全体の火力が底上げ出来る場面もあります。

    Bismarck-drei・Italia改・Roma改・Richelieu改

    Bismarck・Italia・Roma・Richelieuの基本運用は金剛型と同じです。

    ●Richelieuに限り、38cm四連装砲(改)にフィット補正があります。
    38cm四連装砲改は、射程中の特性があり、改修すれば伊勢型で運用する機会があります。
    優先度は高くないですが、もし”改修していたら”採用しても良いでしょう。
    ※コストが重いので、改修おすすめ度は低め。改修さえしていれば
    マイナス補正のない高火力砲として、金剛型等でも使える便利な主砲です。

    ●Richelieuは
    装備ボーナス含め火力上昇幅が+5の偵察機【Fairey Seafox改】の採用余地があります。

    ●高速戦艦の中ではItaliaRoma,比叡改二丙のみが、水上戦闘機を装備可能です。
    覚えておくと役立つかも。

    Nelson

    Nelsonは【41cm連装砲(系列)】にフィット補正があります
    また、ネルソンタッチの関係で、長門型と同様【射程超長】運用の多い艦です。

    ●ネルソンタッチ用に、
    改修した【46cm三連装砲改】、或いは【46cm三連装砲】を1本準備しておきたいです。
    ※46→46改の更新は、46改を☆6程度まで改修する目処ができてから。

    【381mm/50 三連装砲改】は火力が足りず、命中も差が出てきません。但し、
    【381mm/50 三連装砲改】のみ改修が終わっている場合は、こちらも選択肢に入ります。
    ※これから改修する場合、381系統は無視してしまって良いでしょう。

    ●もう1枠の装備は、Iowa砲を使うか41系列を使うのが無難になります。
    火力/命中を両立したい艦なので、Iowa砲の使い時ですね。改修ができませんが、
    【16inch Mk.I三連装砲改 +FCR type284】
    【16inch Mk.I三連装砲+AFCT改】等も良い候補です。
    射程長で運用する場合も、このあたりの主砲から選択していきましょう。

    ●【16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284】は、【QF 2ポンド8連装ポンポン砲】
    と装備することで対空カットインが可能です。(金剛型改二・Warspiteも可能)

    装備ボーナス含め火力上昇幅が+8の偵察機【Fairey Seafox改】も優秀です。
    ※索敵値8の紫雲や零式水上偵察機11型乙(熟練)に比べると、
    弾着観測射撃率が下がるため絶対優位というわけではありません。

    Warspite改

    Warspiteは航空戦艦と近いフィット補正です。

    ●装備の所持状況にもよりますが、【41cm連装砲(系列)】【35.6cm連装砲(系列)】
    1本ずつを基本に、上記の数が足りない/改修をしていなければ
    【16inch Mk.I三連装砲(系列)】採用も検討していく形になります。

    ●Warspite初期装備関連の【38.1cm Mk.I連装砲】は35.6系の主砲です。火力が高くなく、
    試製35.6cm連装砲以上のものが改修済みなら今から改修はしなくていいでしょう。
    一方、まだ未完成であれば、☆6まで繋ぎで作る価値はあります。☆6以上は
    “41cm連装砲”の入手量と相談しつつ、改修を検討していきましょう。
    ※41cm連装砲は試製41cm三連装砲の関係に回したいので、かなり貴重です。
    また、上位の38.1cm Mk.I/N連装砲改はスルーで良いと思います。

    ●装備ボーナス含め火力上昇幅が+5の偵察機【Fairey Seafox改】の採用余地があります。
    また、入手性に問題がありますが、火力+7【Swordfish Mk.II改(水偵型)】も候補です。
    ※何れも紫雲等に比べ弾着率が劣るので注意

    Colorado

    Coloradoは【41cm連装砲(系列)】に弱いフィット補正がありそうです。

    ●他艦用に準備した装備、具体的には41系列やIowa砲を2本採用すると良いでしょう。

    ●【16inch Mk.V連装砲】はColoradoに装備ボーナス補正がある他、
    Nelson改や長門型にも補正があります。比較的改修コストが軽いので、
    上位の41砲系や、【試製41cm三連装砲】の改修が終わっていないのであれば、
    一本改修しても良いと思います。また、既に改修しているのであれば
    41系列よりも優先して採用すると良いですね。

    ●直接関係ないですが、ColoradoはNelson等と同様の、
    特殊攻撃スキルを所持しています(現時点で実用性は微妙…)

    Гангут два

    ガングートは【35.6cm連装砲(系列)】に強いフィット補正があり、
    重たい主砲では大きなマイナス補正があります。

    ●ガングートは自身の持ってくる30.5cm三連装砲(改)に大きなフィット補正があります。
    ただ、改修できず実用上では35.6cm連装砲(系列)を使うのが無難。

    ●41cm連装砲(系列)以上の装備では、非常に大きなマイナス補正がかかります。
    連合艦隊で使う場合、命中率の低下には十分気をつけて採用すること。
    ※特効のあったイベントでは、史実補正を加味した上で混ぜた例も。

    30.5cm三連装砲改自体未改修での比較なら十分便利なので、
    砲の改修を進めていない提督なら積極的な採用も検討していきましょう。

    初心者向けの補足

    ゲーム開始後当面の目標

    上位主砲を持っていない場合、基本はその艦にあったフィット砲である、
    35.6cm連装砲と41cm連装砲を中心とした装備編成を考えていきましょう

    意外かもしれませんがこれらの装備は改修することにより、
    少し上位の装備よりも高い能力性能を維持することが可能になります。

    実火力(昼/夜)実命中補正(フィット考慮せず)
    35.6cm連装砲150
    35.6cm連装砲☆418/17(+3/+2)2
    35.6cm連装砲☆919.5/18(+4.5/+3)3
    試製35.6cm三連装砲182
    試製35.6cm三連装砲☆922.5/21(+4.5/+3)5
    35.6cm連装砲と試製35.6cm三連装砲の比較例

    ※☆10にすると端数が出るため☆9で比較。
    昼戦で見れば35.6cm連装砲は☆4迄上げれば試製35.6cm連装砲にほぼ並びます。

    元の改修値改修資材開発資材必要装備
    35.6cm連装砲

    更新先:
    試製35.6cm三連装砲
    0-51/22/3
    6-92/43/435.6cm連装砲1
    10(更新)5/126/1235.6cm連装砲3
    41cm連装砲

    更新先:
    試製41cm三連装砲
    0-52/33/441cm連装砲1
    6-93/64/741cm連装砲2
    10(更新)10/1512/2046cm三連装砲2
    新型砲熕兵装資材2

    35.6cm連装砲はコスパが良い割に、上位主砲と入れ替えが必要になるまで
    年単位の期間がかかります。必要なら試製35.6cm連装砲等に更新も可能です。
    運用方針にもよりますが、短期的に強化を考えるなら6本程度、
    中長期的に見るならまず0本~4本を強化をすると良いと思います。
    (開発の他、金剛型や扶桑型・伊勢型等が初期装備としてもってきます。)

    41cm連装砲は、改修すれば有力なのはもちろんですが、
    将来的に試製41cm連装砲に換装して使うこともできます。
    改修素材に41cm連装砲が必要で少し大変ですが、2本くらいなら強化しても無駄にならないでしょう。
    (開発の他、長門/陸奥が初期装備としてもっています)
    将来的に41cm連装砲は大量に必要になるので、出来るなら本数を絞りたいです。

    ※将来的には上位の主砲に取って代わるので、「改修資材を節約する!」という場合は無視も可能。
    但し、改修せずにイベントが攻略できていないのであれば本末転倒なので、
    バランスを考えつつ行ってください。

    はじめから甲作戦を目標に見据える場合、
    将来的には使わなくなる35.6cm連装砲は一切無視するというのも選択肢になります。

    その後の目標

    ある程度艦隊の練度が上がってきたら、

    • 榛名改二任務/金剛型4隻任務で入手できる試製35.6cm三連装砲
    • 長門型改二(/伊勢型/扶桑型改二)の初期装備で入手できる試製41cm連装砲

    この2本の入手・強化を目指していきましょう。
    長期的には上位の主砲である、

    • Iowa初期装備の16inch三連装砲 Mk.7を入手・改修する
      イベントでIowaドロップを積極的に狙う
    • 伊勢改二関連任務長門改二関連任務で41cm改二系統を入手・改修する
    • 46cm三連装砲の改修→46cm三連装砲改を目指す・改修する

    これらに関連する主砲を改修しておけばまず失敗しません。
    その後試製51cm連装砲等、上記に書いていない主砲の改修・更新も進めていきましょう。

    また、試製41砲については改装設計図が関わってきます。
    中長期的な計画を立てておくのがおすすめ。

    九一式徹甲弾を優先して改修しよう

    九一式徹甲弾は、戦艦の運用で必須級の装備で、上位装備を考慮しても
    とても長く使える装備
    です。改修が非常に軽く、費用対効果が優れています。
    主砲よりコストが軽く、そして腐ることがないため最優先で強化していきましょう。

    元の改修値改修資材開発資材必要装備
    九一式徹甲弾
    ☆1で火力+1,命中+1
    ☆4で火力+2,命中+2
    0-51/12/3
    6-91/23/5九一式徹甲弾
    10(更新)4/96/9九一式徹甲弾3

    コストも軽いので、まずは☆6迄、4本改修することを目標にしてください。

    補強増設を使える場合は改修した高射装置を準備しよう

    カテゴリ効果装備例
    改修高射装置砲撃戦火力上昇(☆9で+3)
    命中上昇(☆9で+3)
    夜戦火力上昇(☆9で+3)
    艦隊防空(小)加重対空(極小)
    91式高射装置☆10
    改修対空機銃昼砲撃戦火力上昇(☆9で+3)
    昼雷撃戦威力上昇(☆9で+3.6)
    艦隊防空(極小)加重対空(大)
    PT見張員対策(中?)
    (対空噴進弾幕)
    25mm連装機銃☆10
    (12cm30連装噴進砲改二)
    熟練見張員夜戦カットイン率補正
    日本"駆逐/軽巡/重巡"の"火力/雷装"上昇
    PT見張員対策(強?) 他
    熟練見張員
    2020/04/08更新

    上記のとおりですが、

    • 改修した高射装置には火力と命中補正
    • 改修した機銃には火力補正

    がそれぞれあります。(他、細かい適性が変わってきます)
    戦艦に乗せる場合、雷装値は全く不要なため、改修した高射装置を載せておくと
    火力・命中値の底上げにつながるでしょう。

    コストが安いので準備することを強くおすすめします。

    関連リンク

    そもそも改修って何?という場合、以下の記事も参考にしてみてください。

    改修関連で、明石についてまとめている記事です。

    開発に関連する記事です。主砲や徹甲弾以外も大事ですね。

    改修の本数や目安についてはこちらの記事を参考にしてください。

    資料

    火力キャップの目安

    艦隊陣形同航戦(×1.0)反航戦(×0.8)T時有利(×1.2)
    通常艦隊単縦陣(×1.0)176221146
    複縦陣(×0.8)221277183
    梯形陣(×0.75)236296196
    連合艦隊
    水上打撃部隊
    第一艦隊時
    第四警戒航行序列(×1.1)149191122
    第二警戒航行序列(×1.0)166211136
    参考:ダメージ計算機
    実戦での繰り上がり数値は1前後することがあります。

    長門型特殊攻撃や、ネルソンタッチ等、複縦陣や梯形陣、第二警戒航行序列を採用する
    環境ではそれに対応する火力が必要になります。
    現実的な目標としてはまず赤字の部分まで、火力を引き上げておきたいです。

    各主砲の性能表

    大口径主砲火力命中射程装備ボーナス(一部抜粋)
    51cm連装砲321超長大和型
    試製51cm連装砲301超長大和型
    46cm三連装砲改272超長大和型
    46cm三連装砲260超長
    試製46cm連装砲231超長
    41cm三連装砲改二235伊勢型改二 扶桑型改二 長門型改二
    41cm三連装砲改224
    試製41cm三連装砲222
    41cm連装砲改二215長門型改二 伊勢型改二 扶桑型改二
    41cm連装砲200
    試製35.6cm三連装砲182
    35.6cm連装砲改二175金剛型改二(丙)
    35.6cm連装砲改163金剛型改二(丙)
    35.6cm連装砲150
    35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)193金剛型改二(丙)
    35.6cm連装砲(ダズル迷彩)151金剛型改二(丙)
    16inch三連装砲Mk.7+GFCS247
    16inch三連装砲 Mk.7244
    16inch三連装砲 Mk.6222米戦艦
    16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284236英戦艦
    16inch Mk.I三連装砲+AFCT改224英戦艦
    16inch Mk.I三連装砲212英戦艦
    16inch Mk.VIII連装砲改214米戦艦・英戦艦
    16inch Mk.V連装砲212米戦艦・英戦艦
    16inch Mk.I連装砲201米戦艦・英戦艦
    381mm/50 三連装砲改21-1超長
    381mm/50 三連装砲20-3超長
    38cm四連装砲改223
    38cm四連装砲211
    38cm四連装砲改 deux244仏戦艦
    38cm連装砲改173
    38cm連装砲161
    38.1cm Mk.I連装砲181
    38.1cm Mk.I/N連装砲改192
    30.5cm三連装砲改173
    30.5cm三連装砲161
    16inch三連装砲 Mk.6+GFCS236米戦艦
    16inch三連装砲 Mk.6 mod.2233米戦艦

    2020/06/05実装分迄。抜けがあるかも。参考程度にどうぞ

    まとめ

    戦艦の場合は

    • 主砲の素の火力・命中
    • フィット補正による命中
    • 主砲・徹甲弾改修・補正による火力・命中
    • 練度/運による命中

    と、積み重なる部分が複数あり、他の艦より準備の差が結果に出やすい部分です。
    提督により環境が全く異なるので、時間はかかりますが少しずつ複数積み重ねて、
    有効打を出せる艦隊を作っていきましょう。

    運用時も編成例装備をそのまま採用せずに、
    状況に対応できる主砲を採用することを意識してください。