2023/04/23のメンテナンスにて、「煙幕システム」及び関連装備が実装されました。未判明の部分も多いですが、次イベで使う機会もあると思うので、そろそろまとめておきたいと思います。

(2023/10/19 2023夏イベントを元に一部加筆)
(2024/03/30 2024早春イベント迄の内容を元に更新)

概要(煙幕システムについて)

煙幕システムを発動するには、
「発煙装置(煙幕)」または「発煙装置改(煙幕)」を装備した艦を準備します。

陣形を選ぶUI上で「煙幕」マークが梯形陣の左に表示されるので、
発動したいマスでマークをクリックし、点灯させます。

その状態で戦闘に入ると、条件に応じた確率で発動するようになります。

左から煙幕1重/2重/3重。煙幕の展開量に応じて、画像のように演出/効果が変わる。演出は時間経過で消えるものの、効果は閉幕雷撃まで有効。

煙幕が展開すると、画像のように艦隊の前に煙幕が展開。
敵味方の特定の攻撃時、命中率が低下します。

煙幕の発動条件を満たしていても、旗艦の運・発煙装置の装備数により
煙幕展開に失敗することがあります。

発動条件

  • 「発煙装置(煙幕)」または「発煙装置改(煙幕)」を装備した艦がいる
    • 複数装備していると発動率が上がる
    • 出撃している艦隊の旗艦の運が高いほど発動率が上がる
      ※連合艦隊の場合第一艦隊の旗艦の運を参照
  • 昼戦マスで陣形選択時陣形画面の左下にある「煙幕」マークをONにする
    • 4隻以上の編成を組む必要あり(陣形選択が出なくなるため)
    • 夜戦開始マスでは発動ボタンが表示されない
  • 出撃内で煙幕システムが一度も発動していない

煙幕は演出が3段階あります。
旗艦の運が高く、発煙装置の数が多い状態だと、多重の煙幕演出が出やすくなります。

発動率に関連する推定式に関して

@yukicacoonさんと@Xe_UCHさんがそれぞれ煙幕の発動率に関する推定式を公開しています。

※2024/03/27頃に確認。最新の推定式と異なる可能性があります。

発動率を計算しよう

煙幕の発動率は、以下の要素がわかれば計算できます。

  • 旗艦の運(連合艦隊の場合第一艦隊)
  • 発煙装置の数・改修値の総量
  • 発煙装置改の数・改修値の総量

つまり、旗艦の運と、発煙装置の数・質ですね。

上で掲載した式を元に、
@CC_jabberwockさんが煙幕発動率の計算シートを公開されている他、
制空権シミュレータ上でも発動率の計算が可能です。

現在わかっている発動率の計算式は推定式です。今後数字が変わっていく可能性があります。
また、記事で掲載している内容以外にも、何らかの影響がある可能性があります。

煙幕の効果について

煙幕が発動すると、敵味方の攻撃命中率を大きく下げる効果があります。
特に砲撃戦の命中率が極端に下がり、雷撃戦の命中率がかなり低下することが確認されています。

命中率に関連する推定に関して

@Divinity_123さんが煙幕についての命中率に関する検証の内容を公開をしています。
以下は、その内容を簡易的にまとめたものです。(検証について(ツリーとシートも参照))
※暫定のものです。今後内容が変化する可能性があります。

敵艦隊から自艦隊への攻撃
敵艦隊から自艦隊への攻撃(命中項への補正)
1重2重3重
砲撃戦(電探なし)0.5?0.5?0.5?
砲撃戦(電探あり)0.9?~0.95?0.85?0.8?
雷撃戦0.70.60.5
対潜戦※111
参考:Preliminary Smoke Mechanism Test (September 2023)(2023/09時点)
参考2:【煙幕発動時の対潜攻撃】(敵から)(2023/05時点)
※砲撃戦(電探あり)は、Old enemiesの値を採用しています。
まだ推定範囲が広いので、参考程度の数値としてください。
※敵の対潜については、本来よりクリティカル率のみ低下している報告があります。

電探を持っていない敵艦の砲撃は、1重の煙幕で大きな効果を発揮します。
電探を持っている敵艦の砲撃は、煙幕による軽減が弱く、
3重を視野に入れる価値が出てきます。

雷撃戦については、煙幕の重複数により、軽減率が大きく変わります。
1重と3重でかなりの差になり、避けれるかどうかも体感でわかる程度に変わるので、
3重にする価値が大きくなります。

自艦隊から敵艦隊への攻撃
自艦隊から敵艦隊への攻撃(命中項への補正)
1重2重3重
砲撃戦(電探なし)0.25?0.25?0.25?
砲撃戦(電探あり)0.350.250.25?
雷撃戦0.450.420.42
対潜戦0.250.250.25
参考:Preliminary Smoke Mechanism Test (September 2023)(2023/09時点)

自艦隊から敵艦隊への攻撃は、原則煙幕が発動した時点で大きく命中率を下げることになります。

ただし、砲撃戦(電探あり)に関しては、1重のみやや命中しやすく、
特に大和や武蔵等、「電探あり+弾着観測射撃」みたいな場合、
練度や運・改修次第で当てる余地もあります。

また、艦載機熟練度のある空母の砲撃は、
艦載機熟練度によるクリティカル率が高いという特徴があります。
クリティカル率が命中率より高い場合、命中率=クリティカル率となり、
それなりに当てることが可能になります。(クリティカル率逆転現象)

検証情報等メモ書き(旧内容)

以下は煙幕実装初期の頃に、検証された方の情報をまとめた内容です。
折りたたみ内に残しておきます。

メモ書き内容

※発煙装置(煙幕)を煙幕・発煙装置改(煙幕)を煙幕改等と表記していることがあります。
ややこしいですが修正していません。

●煙幕発動や多重判定には、
煙幕(改)の個数・旗艦の運が強く影響していると考えられます(参考1 参考2)。
・連合艦隊の場合、第一艦隊の旗艦の運を参照しています(参考1 参考2)。
・煙幕の所持数が多いほど、多重発動が増えます(参考1 参考2)。
・基本煙幕改は、煙幕2個相当です。
・3重煙幕を発動させるためには、最低2つ(煙幕改1つと煙幕1つ)の煙幕が必要です。
・通常の煙幕1積みの場合、旗艦の運が高くないとあまり発動しません(有用ではない)。
・煙幕改1積み(or通常煙幕2積み)の際、運25の艦で5%前後の不発が確認されています。
運26以上の場合、不発率が1%以下0になりそうです(参考/運1間隔のシート参照)
・煙幕の改修により、発動率が上がることが確認されています。(参考1/参考2)

●煙幕が発動した場合、砲撃戦の命中率は敵味方共に大きく低下します。
煙幕展開時、
・特に対策装備を積んでいない場合、砲撃戦の命中が下限に達していそうです。
(疲労度や熟練度なしの時命中率が11%)
・電探を装備した場合、装備命中の合計に依存して命中率が向上します。
少なくとも自艦隊は、電探を装備していれば電探以外の装備命中値も含まれます(参考)。
・煙幕は赤疲労の影響を受けています(参考)。
・敵艦が電探装備時、命中率の向上が示唆されています(参考)。
・艦載機熟練度のある空母が砲撃した場合、ある程度命中させることが可能です。
これは艦載機熟練度によるクリティカル補正率向上による結果だと考えられます。
(クリティカル率逆転現象と煙幕展開下の空母砲撃命中率)

●煙幕が発動した場合、
雷撃戦の回避率向上が確認されています(参考1 参考2 参考3)。
回避率向上は期待できますが、敵の雷撃命中率が高い場合、
回避キャップには到達しなさそうです。
・雷撃時、電探所持の有無は命中率に影響がなさそうです。(参考)

●煙幕が発動した場合、味方艦隊の対空砲火の効果が大きく
低下することが確認されています(参考)。
※航空戦の味方艦隊回避率は不詳

●煙幕が発動した場合、対空噴進弾幕が本来100%発動する
状態でも発動しない事が起こりえます(参考)。
ただし、12cm30連装噴進砲改二を多数積む等して、
100%相当にすることは可能そうです(参考 ツリー参照)。

●煙幕が発動しても、以下の内容には影響がなさそうです。
・砲撃支援の命中率(参考)
・自艦隊から敵艦隊への航空戦(参考)

●煙幕が発動した場合、敵味方の対潜攻撃の命中率に関して、
・自艦隊が敵潜水艦に攻撃時、命中低下が確認されています(参考)。
(参考先に仮説式等あり。ツリーやリンク先の考察等も参照)
・自艦隊が敵潜水艦に攻撃時、電探装備による命中率の変化はなさそうです(参考)。
・敵艦隊が味方潜水艦に攻撃時、回避率に大きな影響はなさそうです。
但し、クリティカル率は低下するようです(参考)。
追記:煙幕展開下の味方側対潜攻撃命中率

●煙幕を多重展開した場合、基本、多重発動するほど命中率が下がります。
・雷撃戦(閉幕雷撃)に関して、煙幕が多重の方が効果が高い(回避率が上がる)様です(参考)
・他データベース等での検証報告より

●ゲーム画面上の煙幕演出は、時間経過で消えていきます。
これは画面上の演出であり、実際の煙幕効果と関係ありません(参考)。

●煙幕システムは演習には実装されていません。

上記リンク先の他、特に以下でまとめられている内容を参考にさせていただきました。
【艦これ】煙幕システムについて、いまわかっていることと考察(@about6833)

また、以下の内容も確認しておくといいかと思います。
発煙装置(煙幕)(wikiwiki)

装備可能艦

発煙装置(煙幕)・同改を装備できる艦は次のとおりです。

艦種艦名
重巡級, 軽巡級, 駆逐, 海防全艦
航戦扶桑改二, 山城改二
水母三隈改二特
補給宗谷
2024/03/28作成

特記事項として、水母枠で発煙装置が乗る三隈改二特と、
補給艦枠で発煙装置が乗る宗谷は意識しておきたいかも。

特に宗谷については、補給艦に発煙装置を乗せる事例があり、
替えのきかない役割として重宝した実績があります。(2023夏E6-3)

ルート固定の艦種に発煙装置を押し付けたい場面ができた時のため、
選択肢として準備しておくと編成に幅を出せそう。

    煙幕の運用について

    煙幕の発動について

    実運用上の大雑把な方針を示すなら、
    「砲撃戦で砲撃を回避したい」のか、「雷撃戦で雷撃を回避したい」のかで変わってきます。

    1重の煙幕で良い時

    煙幕1重以上を100%にする例
    旗艦運50発煙装置(煙幕)☆10
    旗艦運26発煙装置改(煙幕)
    旗艦運26発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)
    旗艦運17発煙装置改(煙幕)☆2
    1重以上を100%にする例。正確ではない可能性があります。

    「砲撃を回避したい」場合、1重煙幕を発動すればOKです。
    1重の煙幕で敵の命中率は、敵が電探を持っていなければ、大体命中下限迄落とすことができます。

    ただし、電探を持っている敵がいる場合は注意が必要で、その敵艦の命中率はあまり下がりません。
    電探持ちの砲撃に対応するには1重煙幕で良いとは言えず、3重の煙幕を活用したいです。
    ※3重が発動しても下がり切るとは限りません

    3重の煙幕を発動させたい時

    煙幕で概ね2重以上(3重が大体70%以上)となる例
    旗艦運122発煙装置(煙幕)☆2発煙装置(煙幕)
    旗艦運50発煙装置(煙幕)☆2発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)☆10
    旗艦運50発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)
    旗艦運26発煙装置(煙幕)☆2発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)
    旗艦運26発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)
    旗艦運10発煙装置(煙幕)☆2発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)
    旗艦運10発煙装置(煙幕)発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)☆10発煙装置(煙幕)☆10
    表は2重率が70%を超える位を大体の雰囲気を示した例です。(正確ではない可能性があります)
    3重率を100%に近づけたい場合、上記に一つ発煙装置(煙幕)を足してください
    (概ね3重率が9割近くになります。追加分が改修していれば100%に近づきます。)
    ※無改修の発煙装置改(煙幕)は発煙装置(煙幕)2つと同様です。

    「電探持ちの敵艦による砲撃を回避したい」場合は
    1重では足りません。電探持ちの数・砲戦行動回数にもよりますが、3重を視野に入れたいです。

    また、「雷撃戦を回避したい」場合も、できる限り3重の煙幕を発動したいです。
    特に、単縦陣で先制雷撃してくる水上艦が複数いる場合や、
    梯形陣の強い潜水艦を想定する場合、3重煙幕の発動を強く意識しましょう。

    スロット数の問題・ボス戦の火力不足等で3重煙幕が難しい場合、
    下手に1重煙幕を出してもあまり効果が望めないこともあります。

    ※表は2重以上を目安に掲載しています。
    実運用では発煙装置を追加で1つ装備することが多いと思います。

    発煙装置の優先順位について

    発煙装置は基本的に「改」が強く、また改修しているものが強いです。
    そのため、発煙装置改から優先して乗せていけば問題ありません。
    (発煙装置改(煙幕)☆2>発煙装置改(煙幕)>発煙装置(煙幕)☆10>発煙装置(煙幕))

    発煙装置(煙幕)の改修度合いは、特に3重率を底上げしたい時に影響が出てきます。

    あくまで現在の仮説式ではとなりますが、こちらの仮説では多重発動を前提とする場合、
    ・発煙装置(煙幕)は3重発動率を15%底上げ可能
    ・発煙装置(煙幕)☆10は3重発動率を24%底上げ可能
    ということになります。
    ※改修値が中途半端な場合、繰り上がりがあるので数%ずれる

    また、改修した発煙装置は、火力に補正があります。(参考/英wikiによれば命中もある?)
    仮に複数の艦に乗せる必要がある場合、
    改修したものを火力艦に優先して装備しましょう。
    例えば改☆2と通常☆10がある場合、火力艦には通常☆10を優先して乗せてください。

    旗艦の運改修

    煙幕発動は、旗艦の運が高ければ発動率も向上します。
    例えば、多くのイベントで旗艦にする機会の多い艦は
    「煙幕の発動率向上」を目的として、運改修をする価値がありそう。

    例えば大和型の改二は多くのイベントで採用する艦です。
    運改修しておけば、発煙装置用のスロットが一つ減らせるようになるかも知れません。

    搭載艦の候補

    艦の例装備の例備考
    航巡, 矢矧
    由良, 多摩, 球磨
    煙幕/煙幕/煙幕/水戦
    煙幕/煙幕/水戦
    煙幕+水戦。主に第一艦隊の補助枠で。
    Zara他煙幕/煙幕/煙幕/大型探照灯煙幕+水戦+夜間装備
    第二艦隊で大型探照灯が乗る煙幕艦。
    4スロ軽巡, Ташкент爆雷/煙幕/煙幕/ソナー煙幕+対潜+夜間装備
    矢矧改二特, 最上改二特,
    三隈改二特, 夕張改二特
    魚雷/魚雷/甲標的/煙幕夜戦カットイン+甲標的+煙幕
    夜戦火力に余裕がある時に
    鳥海, 妙高(, 羽黒)主砲/魚雷/魚雷/煙幕/三式弾改二煙幕を乗せつつ火力キャップ(付近)でカットイン出来る例
    (要装備/改修)
    火力駆逐枠煙幕/魚雷/魚雷/見夜戦カットイン+煙幕
    夜戦火力は余裕がある時に
    秋月型主砲/主砲/煙幕/電探要補強増設。対空カットイン役
    海防艦, 時雨改二(三)煙幕/煙幕/ソナー/爆雷煙幕+対潜
    要補強増設。煙幕と対潜を兼ねられる例。
    宗谷探照灯/煙幕/煙幕補給艦と煙幕が必要な時の例。
    煙幕=発煙装置または同改。2024/03/31更新

    発煙装置はとにかくスロット数が必要になる装備で、
    スロットの大きい艦は、それだけで有利になります。

    また、3重が欲しい場面では、例えば1隻に押し付けたり、
    制空や対潜とバランスをとりつつ発煙装置を乗せたり、
    どこかを妥協しながら発煙装置を乗せていくことになります。

    2024春E3-1やE4-1では、道中が厳しく、敵旗艦の装甲が低かったため、
    魚雷カットインに発煙装置を積む例も少なからずありました。
    また、例えば空母に艦戦を増やせば火力が下がりますが、
    制空に必要な水戦の数が減らせるので、発煙装置のスロットを捻出できるようになります。

    旗艦の運も重要ですし、編成の参考元を鵜呑みにせず、
    鎮守府に合わせた選択を考えたいです。

    周回での活用

    煙幕を周回に活用する場合、道中戦闘の長期化と、敗北数の増加に注意する必要があります。

    ●発煙装置は敵味方双方の命中率を大きく低下させる装備です。
    道中突破のためにある装備といってよく、ボスマスでの使用には適していません。

    ●例えば、4-5-H(2戦目)等の砲戦マスでは、煙幕を使うと戦闘時間が長くなります。
    時間あたりの周回数が減るかもしれません。

    ●4-5や6-3の潜水(初戦)マスでは本来対潜先制爆雷攻撃を使うことでA勝利以上がとれますが、
    煙幕を使うとD敗北することも起こります。(対潜装備があってもD敗北することもある)
    戦闘結果によって疲労度(cond)は変わるので、
    B勝利以下が増える煙幕は、周回時の疲労管理を難しくします。
    ・一方、対潜先制爆雷攻撃出来る艦が足りていない場合、
    煙幕を使った周回はメリットが大きいと思います。

    上記2例ともデメリットを提示しましたが、
    ボス到達率が改善するのであれば採用したい人も多いはず。
    艦隊の運営方法にあっているかどうかを実際に試してみて判断するのがいいと思います。

    ●その他、バイト艦を使った/資源回収を目的とした周回等で活躍の余地がありそうです。

    イベント攻略での運用

    ●煙幕運用がおすすめできるマスとして、対潜空襲(潜水空襲)マスがあげられます。
    このマスでは敵軽空母の砲撃を一方的に受けますが、
    煙幕による砲撃戦回避上昇は有効な対策になりそうです。
    また、対潜先制爆雷攻撃なしで潜水艦の雷撃にもある程度対処できるため、
    スロットの負担も小さく済みます。

    同マスでの空襲回避については、
    味方の対空砲火が弱くなる(敵の航空攻撃が強くなりうる)点注意が必要。

    例えば、煙幕を展開すると、対空カットインで枯らすという戦術は取りにくいです。
    また、航空戦の回避は不鮮明です。
    ※実際に2023夏イベントE6-3では大活躍しました。

    ●潜水マスでは、かなり有効に運用できます。
    ・特に対潜先制爆雷攻撃艦が足りていない提督は、有力な選択肢として覚えておくといいでしょう。
    (攻略サイトで対潜装備利用→煙幕システム利用に変更する等)
    ※敵潜が強いマス(ソ級等)では、煙幕3重の価値が高くなります。
    旗艦の運次第では必要なスロット数が増えるかも。(例:2023夏E4-2)(参考)

    ●通常の砲撃戦マスでは味方の開幕雷撃/砲撃等も当たらなくなる点を考慮する必要があります。
    敵が輪形陣のマスで、且つ敵を落としにくいマスであれば有効なことが多いです。
    また、開幕雷撃(レ級elite等)をする敵がいる場合、3重煙幕で乗り切ることも選択肢になります。
    ※実際の運用例として、電探持ちのトーチカがいたマップで非常に有効でした。(例:2023夏E7-5)
    ただ、このマスについては「役に立たない」という声も一定数ありました。
    ※2024早春イベE3-1E4-1E4-4では、砲撃戦時に3重煙幕がほしいマスを実装されていました。

    ●煙幕の展開は1出撃に1度です。
    ・潜水マスが2回ある場合・潜水マスより使いたいマスがある場合など、
    煙幕だけでは対処し辛いこともあります。

    ●煙幕展開時、水上艦に対する味方の主な攻撃手段は
    ・支援艦隊
    ・基地や開幕航空攻撃
    ・開幕雷撃(命中率は下がる)
    ・空母の艦載機熟練度による攻撃(クリティカルのみ通る)
    ・砲撃戦(命中率は下がるけど特効などで当てる余地がある)
    ・閉幕雷撃
    になります。

    通常マスで使う場合、敵に雷撃艦がいるのであれば、
    支援艦隊や航空戦等で予め撃破するのが理想です。

    ●周回と同様、煙幕を使うとB勝利以下や敗北が増えそうなので、
    疲労(cond)状態に気を使う必要もありそうです。
    ・例えば、連合艦隊ではcond50以上で擬似的にキラ状態となることを活かし、
    無疲労(=cond49)で出撃させるという手法を取ることがあります。
    煙幕を使うとcond値が下がりがちになるため、この方法は行いにくいです。
    キラ付けして戦う等何らかの対応をしたいです。
    ・その他、潜水マスでの煙幕利用は、対潜支援とセットで使うことで、
    cond値のある程度の維持が可能になります。対潜支援の準備をしておきましょう。

    煙幕系装備の入手方法

    発煙装置(煙幕)

    発煙装置(煙幕)備考
    持参深雪改二(lv88)要改装設計図+釘10
    任務改装特I型駆逐艦「深雪改二」、出撃せよ!選択で3個
    開発後述
    2023/07/25作成

    開発での入手

    発煙装置(煙幕)のレシピ秘書艦燃料弾薬鋼材ボーキ釘期待値
    発煙装置(煙幕)秋月型2%1010101110
    発煙装置(煙幕)
    +ドラム缶(輸送用)(4%)
    秋月型2%1010101012
    参考:開発シミュレータ & 複合レシピジェネレータ(2024/03/28)

    駆逐艦を秘書艦にすることで開発可能。秋月型だと釘の期待値を減らすことができます。
    ボーキテーブル(上のレシピ)は失敗率が高く、開発可能開発資材消費が少なめ。
    燃料テーブル(下のレシピ)はドラム缶(輸送用)を一緒に狙うことが可能です。

    改修

    発煙装置(煙幕)の改修開発改修消費装備担当艦
    ☆0-65/73/4ドラム缶(輸送用)深雪改(二)
     月火水
    ☆6-107/124/6発煙装置(煙幕)
    更新不可。2024/03/28作成。

    既に触れましたが、発煙装置(煙幕)は改修することで、火力(・命中?)を底上げする他、
    単体での発動率や、複数載せたときの3重発動率を底上げ出来ることがわかっています。

    特に3重発動率を高めたい時、発煙装置を改修しておけば、
    スロットを節約することに繋がります。

    今後のイベントを考えると、発煙装置改(煙幕)を2つ持っている場合は1つ(道中重視するなら2つ)。
    発煙装置改(煙幕)を1つ持っている場合は、2つか3つMAXまで改修しておくと、
    多くの場面で無駄にならずに活かせそうです。
    0の場合、後述の深雪任務で手に入ります。そちらも込で考慮するといいでしょう。

    ※発煙装置改(煙幕)が入手できるようになると腐るので、必要な時に叩けばよいでしょう。

    ※改修度合いに関しては旗艦の運によって最適な改修量が異なります。
    また、まだ正確な情報が出揃っているわけではないので、改修しすぎると無駄になってしまうことも。
    現状判断としては、個人的には面倒なことは考えず、1つか2つを
    MAX迄にしてしまって良い(コスパが高い)と思います。

    発煙装置改(煙幕)の入手

    発煙装置改(煙幕)は、状況に応じて、1スロットで1重発動率を100%にしたり、
    多重(3重)発動率を大きく底上げしたりできます。

    1重発動率については、発煙装置改(煙幕)を持っていれば
    1スロットである程度の発動率を確保できます。
    ※旗艦の運が低い場合は100%に満たないことも

    3重の発動率についても、現在わかっている仕様では、
    発煙装置(煙幕)☆MAXより発煙装置改(煙幕)を使う方が発動率が上がります。

    発煙装置は道中対策の装備ですが、必要な場面で
    装備スロットを削減できる恩恵は少なくありません。

    発煙装置改(煙幕)は

    で入手することが可能です。
    「煙幕システムのために深雪改二を作成する」というのも優先して考えておきたいです。

    まとめ

    2023夏イベント・2024初春イベントと、何れも煙幕システムを活用出来る機会が多くありました。

    可能であれば深雪改二の関連任務をクリアし、
    「発煙装置改(煙幕)」を入手しておきたいです。