2021/05/08のアップデートにて、駆逐艦専用の夜戦カットインに変更が加えられました。また、2023/06/14のメンテナンスにて、一部駆逐艦の増設枠に電探装備できるようになりました。これらについて確認したいと思います。

(2023/06/28 駆逐艦の増設電探に対応。主魚魚電/主主魚電反映)

概要

駆逐艦専用夜戦カットインのパターンについて

駆逐艦専用
カットイン装備例
主砲魚雷電探
(索敵5↑)
見張員倍率備考
主魚電D型改三11-1.70625主魚電/魚魚主 判定
・主魚電(2回:65% 1回:35%)
倍率は左参照
・魚魚主(1.3倍×2回)
D型改二11-1.625
他主砲11-1.3
魚見電-1111.2魚見電 判定
魚見電(2回:50% 1回:50%)
見+電で夜戦回避補正あり
※D砲装備時補正あり。下参照
主魚電見
(主魚電+魚見電)
D型改三1111.70625
1.575
主魚電/魚見電/魚魚主 判定
・主魚電(2回:65% 1回:35%)
倍率は左参照(上)
・魚見電(2回:50% 1回:50%)
倍率は左参照(下)
・魚魚主(1.3倍×2回)
D型改二1111.625
1.5
他主砲1111.3
1.2
魚魚水2水11.5魚魚水/魚魚魚 判定
魚魚水(2回:87.5% 1回:12.5%)
D型補正無し
魚水ド1水11.3魚水ド ドはドラム缶(輸送用)
魚水ド(2回:55% 1回:45%)
D型補正無し
主魚魚電
(新規)
D型改三21-1.70625主魚電/魚魚魚 判定
・主魚電(2回:65% 1回:35%)
倍率は左参照
・魚魚魚(1.5倍×2回)
D型改二21-1.625
他主砲21-1.3
主主魚電
(新規)
D型改三
D型改二
111.911主魚電/魚魚主 判定
・主魚電(2回:65% 1回:35%)
倍率は左参照
・魚魚主(1.3倍×2回)
D型改二
D型改二
11-1.82
魚魚主は「魚雷1/主砲1」1.3×2(汎用CI)を指す。
駆逐艦専用CIは練度80以上で1回or2回の攻撃回数判定が発生する。(80以下は1回判定)
2回発動率は、作戦室の表示値(作戦室の使い方)
水表記は「水雷戦隊 熟練見張員」を指す。
判定順は主魚電>魚見電>魚魚水>魚水ド>魚魚魚(2023/06/27)

駆逐艦専用の魚雷カットインはこんな感じ。
上記の他、通常発動できるものも掲載しておきます。

汎用の夜戦カットインや連撃
攻撃の種類主砲副砲魚雷倍率/回数
カットイン32.0×1
211.75×1
21.5×2
111.3×2
連撃・(主砲+副砲)2
・主砲1+副砲1以上
・副砲2以上+魚雷1
1.2×2
その他上記条件を満たさない場合、或いはカットインや連撃の発動失敗した場合、自動的に単発攻撃となる。
敵潜水艦がいる場合、素対潜1以上の艦は対潜攻撃を優先
複数条件を満たしている場合、表上部の攻撃のみ発動判定を行う。その判定に単発攻撃になる。
他、駆逐艦専用カットイン・潜水艦専用カットイン・空母専用カットインがある。
キャップ(360)前の火力倍率。(2021/03/16)
参考:https://wikiwiki.jp/kancolle/夜戦

水雷戦隊 熟練見張員の運用

水雷戦隊 熟練見張員は、駆逐艦に装備時にのみ専用の夜戦カットインパターンが発生します。
上記表の「魚魚水」と「魚水ド」ですね。

この装備の強みとして、「魚魚水」と、「魚雷カットイン(魚魚魚)」の
夜戦カットインを、装備火力を損ねずに複数判定で行うことが出来ます
。(サイコロが多く振れる)

「魚雷/魚雷/水雷戦隊 熟練見張員」装備時

  • 「魚魚水」の発動判定(1.5倍攻撃)
    • 練度80以上の場合2回攻撃(87.5%)か1回攻撃(12.5%)の判定
      練度79以下の場合1回攻撃
  • 「魚魚魚」の発動判定(1.5倍攻撃) ※「魚魚水」不発時
    • 練度に関わらず2回攻撃

従来(2021以前)は「魚魚魚」カットインが発動するかどうかのサイコロを1回回すだけでしたが、
水雷戦隊 熟練見張員があると、「魚魚水」と「魚魚魚」のサイコロを2回回せるようになりました。

駆逐艦に限った話ですが、夜戦カットインの発動率が大きく改善されたといえます。
「水雷戦隊 熟練見張員」を持っている環境下では、
同装備を含めた「魚魚魚水」の装備構成が基本になります。

魚水ド」については、輸送作戦や、イベント等でルート制限がある場合に採用するイメージとなります。

12.7cm連装砲D型改二や12.7cm連装砲D型改三の運用

「主魚見」と「魚見電」の夜戦カットインに関して、
12.7cm連装砲D型改二または12.7cm連装砲D型改三を使う場合に限り、
夜戦時カットイン倍率が上昇
します。

それぞれの倍率

●通常時

  • 主魚電・・・1.3倍
  • 魚見電・・・1.2倍

※それぞれ基礎倍率

●12.7cm連装砲D型改二

  • 主魚電・・・1.3×1.25=1.625
  • 魚見電・・・1.2×1.25=1.5

※1.25はD砲が1本の時の補正

●12.7cm連装砲D型改三

  • 主魚電・・・1.3×1.25×1.05=1.70625
  • 魚見電・・・1.2×1.25×1.05=1.575

※1.05はD型改三砲の補正

●D型改二+D型改二

  • 主魚電・・・1.3×1.4=1.82
  • 魚見電・・・1.2×1.4=1.68

※後述しますが、増設電探により使う機会が出てきた

●D型改二+D型改三

  • 主魚電・・・1.3×1.4×1.05=1.911
  • 魚見電・・・1.2×1.4×1.05=1.764

※1.4はD砲が2本の時の補正。

●D型改三+D型改三(参考)

  • 主魚電・・・1.3×1.4×1.1=2.002
  • 魚見電・・・1.2×1.4×1.1?=1.848?倍(検証なし)

折りたたみ内の通りですが、D砲系統が使えるかどうかで、出せる夜戦火力が大きく異なってきます。
「主魚電/魚見電」は、D型砲の採用が前提のカットインと覚えておきましょう。

具体的な採用については運用例の方で触れていきます。

備考

駆逐艦専用の夜戦カットインです。軽巡級以上等で同様の構成にしても発動しません。

「魚魚水」「主魚電見」等の採用は、練度80以上を前提にする必要があります。
それ以下の場合、2回攻撃が発生せず、1回攻撃のみ発生します。
魚雷カットインを目的としたサブ駆逐を作る場合、練度80以上を一つの指標にしたいです。
(非常によく見かけますが、79以下の艦に魚魚水を採用したり、主魚電見と装備するのはNGです。)

●既に書いた通り、駆逐艦専用のカットインは1回攻撃と2回攻撃のものがあります。
2回攻撃のものが発動した場合、カットインの着弾時にワンテンポ遅れてダメージが表示されます。
※魚魚魚のカットインは着弾表示は変わりません。
例えば魚魚水の場合、カットイン演出に見張員があるかどうか・
見張員の演出があった時に着弾時に表示が遅れるかどうかで確認できます。

●「魚魚水」「主魚見電」は、夜戦の期待値だけを見るのであれば、
多くの場合、「魚魚水」の方が安定します(例外あり/後述)
「主魚見電」は、特定条件での最大火力が「魚魚水」よりも高くなります。

●各カットイン毎に発動率は変化します。夜戦カットイン発動率は
以下の種別係数や、艦の練度/運や夜戦装備等の諸条件により変動します。

種別係数を開く
カットイン演出係数
主主主140
主主副130
魚魚魚122
魚魚主115
主魚電(駆逐)※115
魚見電(駆逐)※140
魚魚水(駆逐)※125
魚ド水(駆逐)?
電魚(潜水)105
魚魚魚(潜水)?
2021/06時点。※が入っているものはアプデ後の推計値。
変更されている等、間違っている可能性があります。

これだけ見てもわからないと思いますが、
数値が高いほど発動率が低いです。
記載しきれないので種別係数のみ掲載。

「熟練見張員」が夜戦時のカットイン発動率を上昇させますが、
「水雷戦隊 熟練見張員」は、その補正値が大きいです。
これは、水雷艦(駆逐/軽巡/雷巡)にのみ確認されています。
※熟練見張員=5, 水雷戦隊 熟練見張員=8 (参考)(2023/07/15)
関連:夜戦装備(探照灯/照明弾/夜偵/熟練見張員)の使い方

「水雷戦隊 熟練見張員」を上記の艦以外に乗せても、夜戦カットイン発動率は上昇しません。
通常の見張員を載せたほうがカットイン発動率は高くなります。 (参考)
また、水雷戦隊 熟練見張員は夜間瑞雲夜戦カットインの発動についても寄与しません。

主魚電カットインは、命中率の補正があまり大きくないです
夜戦装備の種類にもよりますが、基本キラ前提での運用だと思ったほうがいいと思います。

●駆逐艦での魚雷カットイン発動率が上がったこと、また、2021/03に
夜戦火力キャップが360となったこと等から、駆逐艦運改修の優位性が大きく落ちています。
関連:まるゆ運改修 おすすめ艦や改装順に関して

●「水雷戦隊 熟練見張員」は射程「中」装備なので、キラ付け等にも優秀です。
例えば、1-5のキラ付け編成で装備プリセット登録しておく使い方があります。

D型改二とD型改三は特に夕雲型に、水雷見張員は日本駆逐や軽巡等に、
強力な装備ボーナス補正があります。具体的な数値に関しては、wikiを参照してください。

(何れもwikiwikiのリンク)

運用例(装備例)

魚魚水

魚魚水-駆逐艦カットイン装備

今後駆逐艦で基本になりそうな魚雷カットイン構成です。

  • 魚魚水(1.5 × 1or2)
  • 魚魚魚(1.5 × 2)

と、それぞれの発動判定があり、
どちらかが発動すれば高倍率のダメージが期待できます。
2発判定率も他の「主魚電」等より高いので、安定するのも特徴です。

補強増設なしでも発動可能です。但し、増設採用することで、
魚雷1本分の火力を増強することが可能
駆逐艦は大抵夜戦火力キャップに届かないので、
特効倍率を含めると、この1スロットの火力差は非常に大きくなります。
特に難しい海域の甲作戦に挑戦する場合、補強増設の有無で撃破チャンスを逃すことも起こり得ます。

基本的には魚魚水を使えばよく、他の選択肢は限られた場面で運用していく装備例となります。

水雷戦隊 熟練見張員の採用優先順位

「主魚電見」や、「主魚魚電」の装備パターンについては、水見張りを使わなくても
発動判定が複数回あります。そのため、水見張りの数に制限がある場合、
単発しか発動できない「魚魚魚(魚雷複数)」のカットインについて、
「魚魚水」のカットイン装備構成にすることを優先しましょう。

該当する艦は、判断するところはいくつかありますが、

  • 装備ボーナス補正のある日本駆逐
  • 火力が高い艦/特効倍率が高い艦
  • D砲補正がない艦
  • 増設に電探が装備できない艦
  • 運が低い艦

といった条件を持つ艦に、優先して装備するのが基本になります。

※あくまでもざっくり判定なので、実際の編成に合わせて調整する必要があります。

魚水ド

魚水ド-駆逐艦カットイン装備

主に、ドラム缶(輸送用)専用のルート固定がある場合に、
補強増設を開けていれば採用できる構成。画像例で

  • 魚魚水(1.5 × 1or2)
  • 魚水ド(1.3 × 1or2)
  • 魚魚魚(1.5 × 2)

と、3回発動判定があるため、ある程度の倍率でカットインが期待できます。

補強増設がない場合、魚雷を一本にすると魚水ド(1.3×1or2)のみのカットインとなります。
この場合は「魚雷+魚雷+ドラム」と装備するのが無難。

実際のところ覚えなくてよく、
輸送作戦で使うか、ドラム缶(輸送用)を条件としたルート固定で使うかといった感じ。

主魚電/魚見電(D2魚電見/D3魚電見)

主魚電+魚見電-駆逐艦カットイン装備

画像のような装備構成にすることで、主魚電/魚見電時に
12.7cm連装砲D型改三装備時の扱いを受け、

  • 主魚電(1.70625倍×1or2) ※D3装備時の例
  • 魚見電(1.575倍×1or2)
  • 魚魚主(1.3×2)

と、3回のカットイン発動判定があります。
この装備例は特に、D砲に装備ボーナスのある艦で採用する価値が高いです。
また、D3砲の価値が高く、D2を使うのであれば魚魚水で良いことが多いです。

主魚電カットインが一番強力ですが、それが発動するとは限りません。
1回判定率も魚魚水に比べ高く、火力がブレやすいです。
※D型改二/それ以外の装備構成だと火力倍率が変わるため注意。

主魚電(見)装備を採用する場面

基本的には魚魚水カットインで良いですが、
このカットインは以下のような場面で採用を検討したいです。

  • 魚魚水よりも主魚電の方が期待値が高くなる場合
    (夕雲型等D砲に装備ボーナスがある場合)
  • 昼戦の砲戦火力が欲しい場合
  • 索敵条件等で電探が欲しい場合
  • PT小鬼群対策を兼ねたい場合
  • 道中夜戦で夜戦回避補正を載せたい場合

等が考えられます。

※前提として、夜戦火力に期待する場合はD型改二/D型改三を使う必要あり。

魚魚水よりも主魚電の方が火力が高くなる場合

例えば上記の長波で、画像の装備例の場合は
「主魚電水」装備が、「魚魚魚水」装備よりも、撃破期待値が高い場面が多いです。

但し、「主魚電見」が高火力になるかどうかは

  • D型改三を使うかどうか
    • D型改二だと火力が落ちる/他は論外
  • 「主魚電」が発動するかどうか
    • 「魚見電」だと火力が若干落ちる。「魚魚主」は他に比べ火力不足
  •  使う駆逐艦に装備ボーナス補正が乗るかどうか
  • 使っている装備の改修度合いはどうか

といった多数の要素によって変わってくるため、
1隻1隻計算しないと何ともいえません。

あくまでざっくりとした目安で評価するのであれば、
「夕雲型改二」「秋雲」「島風」「時雨改三」等はD型改三を載せた
「主魚電(水)」の方が有利に
なりがち

D型改二を使う場合、殆ど「魚魚水」の装備構成が有利なので、
道中夜戦/電探装備条件等、使う理由がある場合に採用を検討しましょう。

その他、「魚魚水」の方がいいけども、「水雷戦隊 熟練見張員」の
数が足りていない(他の駆逐艦で採用する)場合に編成すると言ったことも考えられます。
※この場合は後述の、「主魚魚電」を採用するのが基本になりそう。
増設電探できない艦は、「主魚電見」となりそう。

※最大火力の「主魚電の2回攻撃」と「魚魚水(魚魚魚)の2回攻撃」
を単純に比較した場合、主魚電の方が、発動率は低くなります。
1発判定率の問題もあり、「魚魚水」の方が、高い火力で安定したダメージを出すことが可能です。

昼戦の砲戦火力が欲しい場合

ありそうな場面としては、空母機動部隊で道中水雷戦隊との戦闘があります。
また、機動部隊の場合ボスでも第二艦隊砲撃戦が起こりがちなので、
その火力リソースとしても有効。

2021春イベントであれば、水雷戦隊での砲撃戦が必要な場面が複数見られました。
昼戦火力は特効込みになると大きく変わるので、使っていきたいですね。

索敵条件等で電探が欲しい場合

これは主に、水雷戦隊で索敵装備が足りていない場合になります。
また、「電探個数」が条件になる際にも有用ですね。

PT小鬼群対策を兼ねたい場合

「見張員」と「主砲」の組み合わせで、PT小鬼群に対して
命中補正の向上が期待されます。

PT小鬼群対策の装備例
艦種装備1装備2装備3備考
駆逐艦熟練見張員主砲(主砲/機銃)見+主+機が強い。
2スロ以上必要。
駆逐は他艦種より当てる
熟練見張員機銃(主砲/機銃)
軽巡級熟練見張員小口径主砲(副砲/機銃)
熟練見張員副砲(小口径主砲/機銃)
航巡や航戦熟練見張員瑞雲(水爆?水戦も?)機銃/副砲副砲もセットで有効
※機銃部分に武装大発/装甲艇(AB艇)が含まれると考えられます。
※曖昧な表です。感覚で使っている例をあげただけなので鵜呑みにしないでください。
より詳しいPT小鬼命中検証(2017夏E6・2018初秋E3)(スプレットシート/作成者のブログ)も参考に
道中夜戦で夜戦回避補正を載せたい場合

駆逐艦に限り「電探」と「見張員」を装備することで、
夜戦時に回避能力が向上します(運営ツイート)

主魚魚電(D魚魚電)

2023/06/14のアップデートで、
一部の駆逐艦に対し補強増設に電探を装備できるようになりました。

画像のような装備構成にすることで、

  • 主魚電(1.625倍×1or2) ※D2装備時の例
  • 魚魚魚(1.5×2)

の夜戦カットインを判定することができます。

この夜戦カットインは、水雷見張りがなくても強い倍率の複合判定を出来るのが特徴。
旧来の(複合判定しない)魚雷カットインよりは強いですが、
魚魚水程雑に運用できるものではないのは注意が必要です。

基本的には、水雷戦隊 熟練見張員が足りない時にD砲補正のある駆逐艦に採用するのがおすすめです。
水雷見張りがあるのであれば、魚魚水・あるいはD魚電水という形にした方が良い場面が殆どです。

※主魚魚電・あるいは主主魚電では、一番強いカットインを出す価値が高いので、
運改修する価値も一定数上がりました…が、現環境は特効前提での運用が多いので、
上位カットインを出すために運改修するというのは、そこまで優先してやることではなさそう。

主主魚電(DD魚電)

こちらも増設電探の例。画像のような装備構成にすることで、

  • 主魚電(1.82倍倍×1or2) ※D2を2つ装備時の例
  • 魚魚主(1.3×2)

の夜戦カットインを判定することができます。
この装備構成例は、主魚電の倍率がD砲補正により高くなるので、
・主魚魚電で夜戦火力キャップに届かない(主主魚電で届く)
・運改修している(上位の発動判定をする価値が高い)
・上ブレを狙う必要がある(6番艦ゲージ破壊に採用する時)

といった条件を満たしている場合に採用する価値があります。
装備改修が足りない・夕雲型「改」等で採用する
機会もありそうですが、かなり運用が難しいです。
※主魚魚電(D魚魚電)と違い、主魚電が発動しなかったときにかなり弱い

主魚魚電が「水雷戦隊 熟練見張員」を使えないときの安定狙い、主主魚電が上ブレ狙いですが、
主魚魚電に統一してしまっても大きく問題はないと思います。

資料(増設に電探を装備できる駆逐艦)

増設に電探装備出来る駆逐
13号対空電探系夕雲型, 秋月型, 松型
時雨改三, 島風改,
22号対水上電探系※陽炎型,夕雲型,松型
時雨改三,島風改
電探装備マスト
(13号改+22号電探改四)
潮改二, 響改/Верный, 初霜改二, 時雨改三, 霞改二/乙,
雪風改二, 磯風乙改, 浜風乙改, 朝霜改二, 涼月改,冬月改
※逆探(E27)+22号対水上電探改四(後期調整型)は☆4以上で増設装備可能
2023/11/06作成

資料(火力計算例)

実際の計算事例として、2023E2-3ボス(欧州装甲空母姫)の耐久を残り200迄削っていると仮定して、
Lv99,運28の朝霜がそれぞれのカットインでどの程度撃破できていたかの比較を見てみます。
(命中+2夜偵あり/照明弾探照灯なし/随伴で計算)

魚雷一本の火力差

魚魚水でカットインする際に、魚雷が2本と3本での撃破率を比較してみます。

魚雷3本+水雷見張りの時、撃破率は17.8%
(青いバーが長いほど強い)

魚雷2本+水雷見張りの時、撃破率は11.2%

D2魚電見/D2魚魚電/D2D2魚電の差

水雷戦隊 熟練見張員を使えない場面例として、
D2魚電見/D2魚魚電/D2D2魚電の3種類を比較してみます。

D2魚電見の時、撃破率14.0%
※D2☆MAX→D3☆4の時、撃破率17.4%
※見張☆8→水雷見張☆4の時、撃破率17.9%
※両方入れ替えで、撃破率20.5%

D2魚魚電の時、撃破率17.1%
※D2☆MAX→D3☆4の場合18.7%

他にも運改修の有無・敵耐久の差等を比べてみましたが、
多くの場面でD2魚魚電>D2魚電見となります。

D2D2魚電の時、撃破率16.2%

今回の事例では、D2魚魚電(17.1%)>D2D2魚電(16.2%)>D2魚見電(14.0%)となりました。

ただし、画像の例では運28で試算しましたが、
仮に運を52に改修していたとすると、D2D2魚電が一番有力に。
画像省略しますが、D2D2魚電(23.5%)>D2魚魚電(22.9%)>D2魚電見(18.1%)となります。

この記事での計算例は1場面を切り取ったものです。
特にD魚魚電とDD魚電については、
敵の耐久/装甲やちょっとした装備差で簡単に入れ替わってしまうので、
自分で想定を作って計算したほうがいいのかなと。
D魚魚電とDD魚電で比較する場合、、D2魚魚電を基本例として使うのが安牌と思います。

作戦室を使って計算しよう

夜戦時のカットインは「撃破できるかどうか」の直接の分岐になることが多いです。
自分の手持ちの装備で、どう装備したら
どれくらいダメージが出るかといった感覚を掴んでおくのがおすすめ。

参考

これらの内容について、一通りの内容を
フローチャートで選択出来るようにまとめられた記事があります。
おおよその選択例として、夜戦カットインを組む時の選択肢を把握しておくと良さそう。
駆逐の夜戦カットイン選択フローチャート(赤仮を入れようの会)(@CC_jabberwock作成)

他の駆逐艦夜戦カットイン記事も見ておくと面白いです。

まとめ

手持ちが整っている方は、
大抵の場面で「魚魚水」・D砲補正のある一部の艦のみ「D3魚電見」で良いですが、
装備の手持ちによっては、「D魚魚電」や「DD魚電」といった装備例も
運用できるようになりたいです。

火力計算をして、上手く使えるようになっておきたいですね。