基地航空隊での制空値調整に関しては以前説明していますが、実例を踏まえて居ませんでした。今回は改めて、基地航空隊の制空値について6-5を活用しながら考えていきます。

(2019/02/01 記事内容修正開始)
しばらく修正中

※例は6-5新規攻略向けの劣勢調整を基本としています。
上位提督の6-5であれば、拮抗調整の方が多いかもしれません。
これを応用して、拮抗調整なども自力で行えるようになるのが理想。

前提としてこちらの記事の理解が必要です。
基地航空隊の制空値を自力で調整しよう

そもそもなぜ航空劣勢調整をするのか

6-5ボスマスで、基地航空隊の調整なく航空優勢を取るには
制空値が468必要となります。

これを空母2隻で満たすためには空母1隻を烈風キャリアーにする必要があり、
そのようなことをしていると本体の火力が足りません

6-5であれば敵の制空値を削ることによって、
航空劣勢の基地航空隊を4回当てれば
本体の出撃時制空値制空値350~程度=空母に攻撃機を載せれる状態
拮抗状態の基地航空隊を4回当てれば
本体の出撃時制空値制空値270~程度=空母に攻撃機を載せれる状態

で航空優勢を目指せるようになります。

また、当然ながら陸攻4の編成では撃墜が増え、ボーキ・燃料の補給も無視出来ません。

以上のようなことから基地航空隊を航空劣勢に調整することが推奨されています。

6-5のボス制空値と戦闘行動半径

基地航空隊の内容を決めるためには、以下を確認する必要があります。

  • 基地航空隊が出撃する場所の戦闘行動半径
  • 基地航空隊が出撃する場所の敵制空値

1つずつ確認していきましょう。

戦闘行動半径

まず、6-5のボスマスまでの戦闘行動半径は5です。
戦闘行動半径5という数値は、烈風を始めとした主力艦戦が届く範囲
また、陸上偵察機を合わせると、戦闘行動半径3,4の
局地戦闘機もボスマスに到達可能です。

出撃時実質対空航空機例制空値(搭載18)戦闘行動半径
18.5一式戦 隼II型(64戦隊)1037
17紫電改(三四三空) 戦闘301974
16.5Fw190D-9953
16Spitfire Mk.IX(熟練)934
15.5烈風改(三五二空/熟練)914
15三式戦 飛燕(飛行第244戦隊)884
15震電改882
14零式艦戦53型(岩本隊)★max846
13.5一式戦 隼III型甲★max826
13.5三式戦 飛燕一型丁824
13.5紫電二一型 紫電改824
13烈風改804
13烈風(六〇一空)★max806
12.5一式戦 隼III型甲(54戦隊)787
12.5三式戦 飛燕783
12烈風改765
12Spitfire Mk.V765
11.5四式戦 疾風735
11.5一式戦 隼III型甲736
11零式艦戦52型(熟練)★max726
11烈風(六〇一空)725
10零式艦戦21型(熟練)★max677
10烈風675
9.5紫電一一型653
9一式戦 隼II型636
9零式艦戦52型(熟練)636
8.5Spitfire Mk.I614
8零式艦戦21型(熟練)597
6零式艦戦52型596
5零式艦戦21型467

※上に配置した場合に限り基地防空被弾時に最大4機撃墜され、制空値で5程度下がる
6-5のボスマスは戦闘行動半径5なので、陸偵を前提としない場合
【戦闘行動半径5以上の艦戦・陸戦・局戦】を使う必要があります

対空値陸攻例制空値(熟練度なし)制空値(熟練度最大)戦闘行動半径
6爆装一式戦 隼III型改(55戦隊)25285
4一式陸攻 三四型16208
3一式陸攻 (二二型甲,(野中隊)),銀河121510/9/9
2一式陸攻8119
1九六式陸攻478

※上に配置した場合に限り基地防空被弾時に最大4機撃墜され、制空値で2程度下がる
陸攻に関しては戦闘行動半径8が最低値なので、全て出撃可能ですね。

上におく中隊は艦戦か陸攻か

陸攻が4機減らされた場合と艦戦が4機減らされた場合で
制空値は2-3程度異なります。

制空値に余裕がある場合は艦戦を上においたほうが火力期待値が上がり、
制空値に余裕が無い場合は陸攻を上におくことによって
制空権喪失するリスクを軽減させることが可能になります。

基本は艦戦を上においたほうがデメリットは少ないですが、
状況に合わせて選択しましょう。

制空値の計算

※以下、ツールを使わない場合の計算の考え方になります。
基本的にはツールを使って計算すれば解決するため、ざっと雰囲気だけ理解すればOK。

6-5のボスマス、空母棲姫・ヲ級flagship2隻がいるマスですが、
こちらの制空値は312となります。

航空劣勢の最小値は1/3より大きければ良いので105以上あればOK・・・
と言いたいんですが、これは間違いです。6-5では2点注意点があります。

  • 基地航空隊での航空攻撃時は、敵の索敵機も航空戦に参加する
  • 基地空襲により、一番上の1中隊が1~4機削られることがある

上記の点を考慮して制空を取る必要があり、6-5の場合
基地航空隊での敵艦隊制空値は”318″となっています。

基地空襲により1番隊が4機削られることを考慮すると、基地航空隊の第一中隊が
航空劣勢に必要な制空値は107~112(敵艦隊制空値の(1/3+1)(+~5))
制空拮抗に必要な制空値は213~218(敵艦隊制空値の(2/3+1)(+~5))
※(1/3+1)は航空劣勢の計算分、+~5は基地空襲で戦闘機系が4機撃墜を加味した分

手元で計算する場合は基地空襲で落とされるところまで想定して
航空劣勢を取るために必要な制空値は安全ラインを考慮して112と考えるのが良いでしょう。
上記の制空値112は、
・艦戦または陸戦・局戦(熟練度MAX制空値+25を前提)
・陸攻や艦攻(制空値は熟練度により+0~4程度変動する)
・陸偵(計算する場合ミスが多くなるのでツール使用が前提)

といった数値を加味して計算を行う必要があります
陸攻の熟練度は上下するので”熟練度が全滅した時”を考えておくと確実。
ただ、陸攻の熟練度が全部隊全滅することは少なく、海域にもよりますが
“全滅状態+2~3程度”は計算に入れて問題ないでしょう。
綿密にツールで計算する場合、1単位で調整することも可能です。


実際の計算例

6-5で航空劣勢を目指すには艦戦1,陸攻3がテンプレとなります。

実際の数値に関しては計算していくしかないですが、
制空権計算機 – 艦これ計算機さんを活用してみましょう。

今回は6-5のボスマス(Mマス)を想定しているため、右上にある敵艦隊の部分を
・海域:6-5
・マス:Boss(M)
に設定。

また、左上にある自艦隊を【基地航空隊(出撃)】に変更することで
基地航空隊の装備編集を行うことが可能になります。

基地航空隊で劣勢調整をするときは、戦闘機系1と攻撃機系3の装備を基準に考えます。
今回は【戦闘機隊戦力の拡充】の任務で入手できる烈風改を基準に設定。
戦闘行動半径も【5】であり、6-5ボスに出す装備として検討できますね。

他3装備を、自分の持っている陸攻・攻撃機に置き換えてみてください。

画像のような
【烈風改/一式陸攻/九六式陸攻/九六式陸攻】
という装備では、基地航空隊をボスマスに出した時に
制空権喪失してしまうことがわかります。
このような場合は装備が足りていないので、
・艦戦を増やして(陸攻を増やして)航空劣勢を取る
・航空劣勢にすることを諦めて攻撃機を増やす
といった方法が考えられますね。

今回は手持ちの上位装備である烈風改を活用しても、
戦闘機1陸攻3の編成で劣勢調整が出来ませんでした。
その為烈風改を使わず、【運用装備の統合整備】で入手できる”一式戦 隼II型”
を活用することにします。

画像のような感じで
【一式戦 隼II型/一式戦 隼II型/一式陸攻/九六式陸攻】と装備した場合
自艦隊の制空値が144,劣勢ラインの107を上回っているので
劣勢調整ができていることがわかります。

※九六式陸攻は開発で、一式陸攻は以下の任務で入手が可能です。
主力「陸攻」の調達をしよう 九六式陸攻の開発等

劣勢調整したつもりが制空権喪失しないように注意

上記ツールの計算では航空劣勢がとれていても、
基地空襲などの数値を加味していないことがあります。
本当にギリギリの調整をする場合、基地空襲や艦載機熟練度の影響で誤って制空権喪失
してしまうこともあるのでよく注意しておきましょう

・空襲のある海域では1中隊目の搭載数を【14】にする
・艦載機熟練度の変動の多き海域では、予め艦載機熟練度を抑えて計算する

等で対策が可能です。


第二航空隊の制空値について

第二航空隊は第一航空隊が航空劣勢で制空値を削った後に攻撃するため、
第一航空隊よりも必要制空値が少なくなります。

等を使い、航空劣勢を当てた後の基地航空隊制空値を凡そ算出しておきましょう。


(制空権計算機 – 艦これ計算機より6-5Mマス航空劣勢2部隊の計算結果)

基地航空隊の制空値をぶつけた後の敵艦隊の制空状態は大きく幅があります。
画像でいうと、中央値の261を基準にして計算すると、制空権喪失のリスクがあるので
余裕を持った計算をすることが必要。
個人的には上位5%と書かれている、277を基準にすることが多いです。
(本体の制空値はもう少し少ない数値を取ることが多いです。)

基地航空隊の1部隊目が航空劣勢をとった後、
“2部隊目の基地航空隊が当たる敵艦隊の制空値が277ある”仮定すると、
2部隊目の航空劣勢に必要な制空値は
航空劣勢に必要な制空値は93~(敵艦隊制空値の(1/3程度))程度となります。
※こちらは振れ幅のある数値なので、基地空襲までは考慮していません。

艦隊本体の制空値に関して

第二航空隊の時と同様、基地航空隊が航空劣勢で制空値を削った後に攻撃することになります。
艦隊本体では、航空劣勢ではなく”航空優勢”を狙うことに注意しましょう。

上手く航空劣勢の基地航空隊を4回ボスに当てた場合、敵艦隊の制空値は
中央値が210程度、上位5%が229程度になります。

今回は上位5%の数値を想定。敵ボスマスの制空値が229であると仮定すると、
本体が航空優勢を取るためには1.5倍の制空値、つまり344程度あれば
よいということがわかりますね。

注意点

本体の制空値は、道中を進軍することによってある程度削られることを
念頭に置く必要があります。

上記の数値344を鵜呑みにとり、制空値350等で調整すると、
ボスマスでの制空値が足りないといったことになります。

海域や装備構成にもよりますが、制空値20~30程度余裕を持って考え、
制空値370程度で編成するのが無難ですね。

※ぜかましねっとではもちろん、多くの攻略サイトでは
それを前提とした制空調整がされているので、自力で調整しない場合は
気にしなくても問題ありません。

道中Cマス突破率をあげたい場合

上ルートで攻略する場合の道中のCマスに基地航空隊を1度投げるパターンに関して。
大破率の高いCマスを、若干安定して突破することが出来るようになります。

  • 第一航空隊をボスマスに集中
  • 第二航空隊をCマスとボスマスに分散

Cマスの制空値は138なので47以上で航空劣勢、93以上で均衡にすることができます。
※偵察機の対空考慮せず

Cマスに基地航空隊を投げたい場合、第二航空隊に関しては制空値93以上の編成に
しておけば問題ないでしょう。

Cマスで艦載機がある程度削られますが、ボスマスは第一航空隊が
既に制空値を削っているので、こちらも航空劣勢を狙う事が可能になります。

一方、ダメな例として

  • 第一航空隊をCマスとボスマスに分散
  • 第二航空隊をボスマスに集中

と出してしまうと、第一航空隊の基地航空隊がCマスで制空値を削られ
確実にボスマスで制空権喪失してしまうので注意が必要です。

また、Cマスに出す場合、ボスマスに出撃する際に
第二航空隊の制空値が落ちることにも注意が必要。

2部隊目の航空劣勢に必要な制空値は98としていますが、
分散させる場合は出来る限り余裕を持った制空値にして設定するといいでしょう。
(上記の制空値98は”上位5%”を切り取った数値なので、
実際にはここまで必要なことは多くありません。
ボスマスが喪失しても問題ないのかや、絶対劣勢を取らないといけないかで方針が変わってきます)

制空値の調整パターンは他にもある

6-5の下ルート編成では、艦隊本体での制空値の確保が難しく、基地航空隊各隊を
【制空値拮抗調整】にして、本体の制空値が少なくても航空優勢で戦えるように考えます。

そうでなくても、装備や敵制空値に余裕がある場合第一航空隊を劣勢調整、
第二航空隊を拮抗調整にし、艦隊全体でのボーキ消費量を節約することもあります。

劣勢調整が多くの場合基本になりますが、それだけではないことを覚えておきましょう。

まとめ

制空値調整の方法を1例としてあげてみました。

イベント海域に制空値のわからない状態で突っ込む場合は、
前回の記事で書いたように艦戦の削られ具合や制空を取れるかどうかで
制空劣勢か、均衡かを判断してくことになります。

難易度の高い海域には制空値の計算は不可欠になりつつあるので、
なんとなくでも理解していきたいですね。