艦これでダメコンや艦隊司令部施設といえば、轟沈を回避するものですが使ったことがあるでしょうか。実際の挙動を把握していないと、想定していない轟沈を起こしかねません。よくわかっていない提督は確認しておきましょう。

(2018/10/17 記事内容更新)

※この記事はテクニック的な話ではなく、初心者向けの再確認事項のまとめです。
また、新装備の【精鋭水雷戦隊 司令部】については掲載していません。

 

応急修理要員(通称:ダメコン)

活用方法

まず、前提事項の確認ですが「戦闘に入る前に無傷~中破の艦」
は1戦闘中にいくら被弾を受けても大破までで止まり、轟沈することはありません。

戦闘終了時に大破した艦がいる場合、進撃を押し次の戦闘が始まった段階で、
「残HPを超える被害を受けることがあり、その場合に轟沈(艦娘lost)処理」があります。
大破艦がいる時点で陣形を選んでしまうとアウト
3隻以下の場合は自動で単縦陣になるので戦闘画面移行でアウト

ダメコンを装備している艦が轟沈するダメージを受けた場合、
轟沈処理が起こる際にダメコンを一つ消費し、その戦闘中は轟沈しなくなる
というようになっています。
その際、轟沈演出が発動し、慣れていないと精神的にダメージを受けるので注意。
轟沈の演出自体がダメコンを消費したという合図となっています。

また、旗艦にダメコンを装備し、その艦が大破した場合戦闘終了後に
「ダメコンを使い進軍」「撤退」を選ぶことが出来、進軍した場合は
HPが半分程度(中破の最大HP)まで回復し、そのまま進軍するようになります。


(ダメコン進軍選択画面/女神と両方つけてたら、どっち使うか選択できる)

※1戦闘は、陣形を選んだところ(戦闘開始)から、夜戦終了までを指します。
昼戦で大破してもその戦闘の夜戦では轟沈することはありません。

第二艦隊の旗艦に関してのみ、今のところシステムで保護されていて、
大破進軍しても轟沈することはありません。また、ダメコン、女神が使用不能です。

旗艦がダメコンを消費して進軍した場合でも、索敵値逸れの気の所為マスでの帰投や
1-6ゴールなどではダメコンを消費することはありません
消費するのは戦闘に入った段階のようです。

参考:
1-6 鎮守府近海航路 攻略【Extra Operation】【第二期】

入手

入手方法は

  • 任務クリア時の報酬として入手
  • イベント海域の突破報酬
  • アイテム屋さんでの購入(一個200円)

があります。
比較的序盤の任務で結構な数が入手できますが、
実際に使用できるのは一度きりで、数に限りが有ることに注意。

応急修理女神(通称:女神)

活用方法

ダメコンと同様ですが、轟沈の条件を満たした艦が女神を搭載していた場合
HPがフル回復し、燃料弾薬も出撃時と同様最大値に回復。

ダメコンと大きく違う点は、ダメコンは「進軍出来るだけで戦力として換算出来ない」ですが、
女神は「進軍して”戦力として換算できる場合もある”」というところですね。

また、道中戦闘が多い海域では通常ダメコンを消費した場合、
ボスまで行けずに撤退することになりますが、女神の場合は消費した後
HPが回復するため、道中で轟沈した場合でもHPが回復し、進軍が出来るようになります。
※その戦闘で再度大破する場合もあり、その場合は当然撤退しないといけません。

旗艦に装備した場合、ダメコンと同様女神を消費して進軍、或いは撤退を選ぶことが出来ます。
消費して進軍した場合HPがフル回復しますが、燃料・弾薬は補給されないので注意
(※図鑑と違い燃料弾薬が回復しないのは不具合?)

入手

入手方法としては

  • イベント海域の突破報酬
  • アイテム屋さんでの購入(一個500円)

の二通りがメイン。

イベント海域でもらえないこともあり、課金の予定がない場合は
入手数に限りがあると思っておきましょう。

艦隊司令部施設

駆逐艦・海防艦・潜水艦等の一部小型艦を除き装備可能で、連合艦隊でのみ
効果を発揮します。※霞改二は例外的に装備可能

活用方法

連合艦隊での戦闘中、道中で大破した場合、大破した艦と
「第二艦隊にいる小破未満の駆逐艦」を退避させ、残りの艦隊で進軍する
「護衛退避」が選択できるようになります。


(護衛退避選択画面)

ゲージを削っている段階で、艦が2隻減った状態でも
敵旗艦のHPを十分減らすことが出来、特に重宝。


(2隻減った状態/大破した艦を無傷の艦が護衛してる)

低難易度作戦を選択している場合や、比較的簡単なマップの場合、
護衛退避を使いながらの堀やゲージ破壊も候補に入ってきます。

注意点として、

  • 退避ボタンが出る条件は小破未満の駆逐艦が第二艦隊にいること
    大破表示が出ないことが大破がいないというわけではないこと
  • 2隻大破している状態でも撤退表示は出るが、大破艦は1隻しか撤退しないこと
    ※上の艦から撤退するので、下の艦にダメコンが乗っていれば進軍も選択肢になりうる
  • 第二艦隊旗艦の駆逐は護衛退避可能な艦に割り当てされない
    ※旗艦の無傷、2番艦の駆逐中破、他駆逐無で何かが大破→護衛退避不可
  • 護衛退避時、退避した艦と護衛の駆逐艦は基本母港帰投後疲労状態になる

以上の要素を意識しておくこと。特に進軍に関しては使い方が広まった今でも
ミスする提督が後を絶たず、轟沈艦を出す方が見られます。

また、護衛退避した艦は索敵計算に参加しません。
索敵値の厳しいマップでは、12隻の状態なら索敵要求値を満たしている場合でも
護衛退避艦が出ている場合にボス前などで索敵不足により逸れる場合があります。

その他、ルート固定に必要な艦がいないと逸れる場合もあるようです。
この装備を使う場合、ルートが変化する可能性を常に念頭におき、
索敵値に関しては最初から多めに準備しておくなどの対策を取りましょう。

入手方法(大淀のドロップ)

艦隊司令部施設は”大淀改”(35レベル)が持参する装備。
通常海域では1-6,イベント海域では主に序盤の海域で大淀の入手チャンスがあります。

イベント海域が比較的狙いやすいため、
タイミングが合えばイベント海域で狙いましょう。

参考:
軽巡・雷巡の性能一覧と、優先して育成するべきおすすめ艦のアドバイス

また、これとは別種の装備として、
「遊撃部隊 艦隊司令部」という装備もあります。
遊撃部隊 艦隊司令部の入手と活用 「遊撃部隊」艦隊司令部の創設をクリアしよう

こちらに関しては「7隻編成」で使うもので、今後活用機会があるか不明。
一応あることだけ覚えておきましょう。

まとめ

イベントで初めて使う提督も多いようで、なんとなく使い方がわからず
“怖い”と思っている提督も多いみたいです。もちろん使わないのも選択肢で、
使わず攻略できるならそれに越したことはありません。

それでも上手く活かせれば重要な戦力になります。活用していく場合は
装備している艦をしっかり確認しつつ、ミスをしないように攻略を進めていきましょう。