4-5は運改修に必要な「まるゆ」がドロップに含まれているため、多くの提督に周回される海域の一つになっています。道中の強い対地マップなこともあり、うまく周回するにはかなり難易度が高めですが、活用していきましょう。

(2024/04/26 まるゆドロップ率の修正に付いて反映)

マップ情報

4-5 マップ画像

敵編成

【ADHT/CDHT】

画像:制空権シミュレータ v2より

ゲージ削り時/ゲージ破壊後を想定。
大体2戦目の戦艦か、リ級改よる砲撃が撤退原因に。
ここをどれだけケアできるかで周回効率が変わる感じ

周回する艦の選定

4-5の周回は、概ね

  • 空母系4雷巡1航巡1(高速+統一)
  • 航戦1空母系3雷巡1航巡1(高速+統一)
  • 空母系2軽巡1駆逐3 ※今回は記事例なし

【ADHT/CDHT】(D:潜水 H:通常 T:ボス)
といった編成例を取ることが多いです。

※ルート固定の条件として、
・(戦艦+空母)4以下且つ高速+統一の編成
・軽巡1駆逐3自由2の編成
何れかとなります。

艦の採用例
赤城5スロ空母で開幕火力と制空に優れる。
昼火力として改二/夜襲対地要員で改二戊のどちらも強い
加賀5スロ空母で開幕火力と制空に優れる。
特に加賀護は対潜先制爆雷攻撃出来、道中安定に寄与しおすすめ。
※他の形態はボーキ消費に注意
瑞鳳対潜先制爆雷攻撃可能な射程長軽空母枠。
攻撃順のコントロールが容易で燃費も良い。
龍鳳対潜先制爆雷攻撃可能な軽空母枠。
燃費と火力のバランスが良い。
北上/大井1スロ対潜先制爆雷攻撃前提で、
対潜と雷撃で道中安定に寄与する枠。
ボスマス雷撃で護衛要塞を落とせるのがズル
日向/伊勢主/主/瑞雲で対地火力もカバーできる戦艦枠。
特に日向は対潜値をもっているため、潜水マスでも強い。
最上特大発動艇+一式砲戦車使えば対地最強の航巡枠。
先制雷撃を使うと道中安定に寄与しやすい
他航巡2スロ水戦+三式弾で対地要員になることが多い。
航巡に水戦を2つ装備する場合、空母の攻撃機を増やしやすくなる。

周回しやすい形みたいなのはありますが、
少し時間が経つと最適解なんて簡単に変わるので
あまり気にしすぎないほうがいいかと。

基本

  • 周回する艦に補強増設を開ける
  • 対潜先制爆雷攻撃艦を複数採用する
  • 艦攻をたくさん装備して航空戦で敵を半壊させる
  • 対地火力を十分確保する

の4点を抑えておけば、周回可能です。
周回海域のハードルとしてはかなり高いですが、美味しい海域ですね。

まるゆドロップに関して(修正前の内容)

4-5ではまるゆのドロップがありますが、特に0→1隻時のみ、
3%前後のドロップ率が観測されています。

まるゆ・S勝利時ドロップ率
0→1   3.07%(652/21220)
1→2   2.42%(81/3350)
2→3   1.68%(44/2619)
3→4   1.44%(35/2439)
(参考:KCNav 2022/01/01~2022/11/07
DHT経由した時のゲージ破壊後S勝利ドロップ率)

艦隊運営上許容できるのであれば、まるゆを0隻にした上で周回するのがおすすめ
※wiki上では、まるゆ0隻時に3%ドロップ、
1隻以上所持時に2%ドロップと記載されています。(2→3,3→4は下振れ?)

うちの鎮守府でも任務まるゆ指定は怖いですが、
その時に掘ればいいやという気持ちでやっています。

※まるゆは近代化改修時、「運」を上げることができる数少ない艦娘です。
詳細は以下の記事を参照してください。

カットイン艦の運改修はもちろん、以前に書いた
「支援艦隊の命中項底上げ」なんかにも有効です。

まるゆドロップ率の修正(2023/12/27~)

まるゆドロップ率の修正(2023/12/27~)

2023/12/27のメンテナンスにより、まるゆのドロップ率が低下しています。
KCNav上の2023/01~2023/04頃のデータを見ると、概ね
0隻所持時 → 1.9%~2.0%
1隻以上所持時 0.7%~0.8%
程度となっています。

【期間限定】2023年末年始ドロップ(Scamp他) 掘り編成例 (4-5まるゆ率低下のメモ書き)
※上記の記事は少し情報が古いです。

まるゆの育成

まるゆのレベリング海域は、5-2-1と7-4があります。

記事を書いた時点では、7-4でボーキと燃料を
集めつつまるゆのレベリングを兼ねるのが、
4-5の資源消費にもあっていておすすめです。

その他

●戦果の高い海域です。うちの鎮守府では普段、
戦果の大部分を4-5で稼いでいます。
(イベント前は備蓄しているのでその時は別海域で)

●経験値入手量がそれなりに多い海域です。
高速+統一の編成ではイベントにもよく使う6隻を艦隊に組み込むため、
艦隊強化と非常に相性の良い海域だと考えています。
(軽量編成はバケツ消費量が増えますが、対地駆逐等の育成が出来ます。)

編成例(正空2軽空2/夜襲なし)

空母2軽空2航巡1雷巡1【ADHT/CDHT】(D:潜水 H:通常 T:ボス)
※要高速+統一。
記事例:https://aircalc.page.link/2HjD
※何故かカロリン6スロに配備してますがガバなので8スロに…

●制空権確保を目指し、制空値440~程度で調整。(画像で448)
・爆戦の数で細かい要求制空値が変わるので、制空シミュで必ず確認しましょう。
射程長の瑞鳳改二乙に「非対地の艦爆」を装備し、
旗艦を攻撃しない艦が初手で攻撃できるようにします。
(ル級/ル級改を最初に殴り、戦艦を初撃で落とすことを狙います。)
・加賀護の8スロットに彩雲を装備し、触接開始率100%を確保します。
・艦攻を多めに装備して、開幕航空戦で概ね3隻以上の撃破を狙います。

瑞鳳の攻撃機を2スロにするか3スロにするか迷う所。
どちらにもメリットデメリットがありますが、記事例は3スロの例にしました。
また、TBM-3W3Sを使えば1.2触接/対潜/砲戦火力が上昇するけどボーキ消費
が増えるなど、細かい調整の余地がたくさんあります。
(概ねボーキとバケツコストの兼ね合い。私は触接は1.17がでてもいいと思っています。)

制空権シミュレータに表示される制空権確保率は、
うちの鎮守府だと99.5%程度を目安にしています。
ただし、実際は艦載機熟練度による細かい制空値によって殆ど100%になるので、
「艦載機熟練度120」で計算するか、概ね98%くらいは許容してしまっても良いと思います。

●最上改二特を採用しています。
特大発動艇+一式砲戦車活用を装備し、昼/夜の対地火力を保持します。
・甲標的を装備し、2戦目での駆逐艦排除を狙います。
※最上以外の航巡に水戦+三式弾といった形でも問題ありません。
ただし、赤城改二編成で三式弾装備だと、対地火力が不足するので
他での調整が必要になります。
例示として赤城戊を使った編成を次に書きます。

最上の甲標的採用は諸説。
駆逐艦・大破の護衛要塞等の撃破に有用ですが、
水戦が一つ減ると開幕航空戦の火力は大きく下がります。
水戦を2つ装備する方法も試してみるのが良いでしょう。

●初戦対策に対潜先制爆雷攻撃できる艦を複数採用します。
・2~4程度対潜先制爆雷攻撃艦を準備したいです。(画像は4隻)
・瑞鳳/龍鳳は、表示対潜65以上且つ対潜7以上の艦攻を装備。
※対潜値要注意。非ケッコン等では足りません。
→練度99での先制対潜例:https://aircalc.page.link/Y3Cw
・加賀護は対潜1以上の艦攻が必要(※一航戦熟練等を装備しなくても対潜可能)
・北上や大井が99レベルの場合、15ソ+対潜改修6で可能

●開幕雷撃要員に北上または大井を採用します。
・主に駆逐艦/護衛要塞を落として、敵艦隊のターゲットを減らす役割を担います。
・また、初戦対潜攻撃の役割があります。
※北上を矢矧にしてもいいですが、護衛要塞への雷撃火力が怪しくなります。
対地が不安な場合や1ソ対潜出来ない場合などに検討。

●艦隊の並び順に関しては以下のようになっています。
・1/3/5番目・・・対地攻撃可能な空母枠。cond見て旗艦ローテ可
(夜襲空母入編成だと夜襲空母を旗艦にしたい。旗艦ローテしてたら別)
・2番目・・・非対地空母枠。2巡目にルが残ったときのケア
・4番目・・・雷巡枠。夜戦時に戦艦ル級が残った時にル級が攻撃する前に殴らせる。
・6番目・・・航巡枠対地攻撃でS勝利を取るための枠。
(夜襲空母なし編成だと航巡が命中97%の攻撃を外してA敗北がよくある)
ガッツリ4-5回している時は、雷巡と最上のところはサブを使って入れ替え、
メインの空母を旗艦ローテして周回することが多いです。

●周回時、バケツをかけるラインについて、
私は以下のように周回しています
・空母と最上はカスダメ1回で中破しないよう、約60%以上でバケツ。
・雷巡は中破でバケツ
※全艦中破バケツでも回せるけど空母2隻中破するとボス戦がきつくなります。
とりあえず1隻だけ51%許容するとか、細かいライン考えたほうがいいかも。
瑞鳳だけは60%でバケツかけたほうがいいと思いますが、他は中破バケツでいいでしょう。
※基本バケツをかけるのがギリギリなほど大破率は上がります。
また、最上はボスで大破するとA負け率が上がります。

 

正空枠に赤城と加賀・軽空枠に瑞鳳改二乙と龍鳳を使うテンプレ気味の編成。
最上改二特を入れる編成の弱点として、
編成のローテーション(疲労を意識した、艦を入れ替えての周回)が難しいことが挙げられます。
一方、特大発動艇+一式砲戦車と水戦を含む対地装備が強く、
昼S勝利がかなりの確率で取れるので、赤城改二戊を使わなくても周回できる形です。
※特大発動艇+一式砲戦車がない場合、
水戦+11連隊+内火艇MAXで代用装備になります。その形だと甲標的が装備不可。

うちの鎮守府では育成の都合、瑞鳳の代わりに飛龍を入れた編成で回しています。
概ね出撃比で9割程度のS率になります。負ける時は2戦目での撤退が多く、
後はたまに噛み合わなくてボスでA負けする感じですね。
実際に回している編成はこちら

飛龍入り編成

https://aircalc.page.link/TcZ7

赤城を射程調整して非対地空母枠の瑞鳳と同じ様な運用にしていますが、
周回コストや潜水マスのS率等が悪化しています。
育成の都合で調整する例として掲載。
(最近周回コストの重さが気になってるのでそのうち辞めそう)
※攻撃機を増やせば艦戦も減るし、S勝利も安定しますが
その分ボーキのコストとなって帰ってきます。

過剰な攻撃機の積み増しは、
常にバケツコスト・ボーキコストとの天秤にかけていきましょう。
※4-5の実運用上では、艦戦2つか3つ装備するのがいいと思います。

 

※新型缶の改修は必須事項ではありませんが、
何百何千と回すのであれば改修する価値が大きいと思います。
(改修がキャップ後回避率に寄与)
☆1か☆2つけるだけでも長い目で見ればそれなりの恩恵になるので、
余裕があれば検討してみましょう。

調製例:https://aircalc.page.link/ckEH(2022/11/17加筆)
艦載機熟練度120で計算して居るので注意。
龍鳳の対地艦爆は将来的に流星熟練へ変更予定。

編成例(正空2軽空2/夜襲あり)

空母2軽空2航巡1雷巡1【ADHT/CDHT】(D:潜水 H:通常 T:ボス)
※要高速+統一。
https://aircalc.page.link/PkUL

基本的な考え方はほぼ
「編成例(正空2軽空2/夜襲なし)」に準拠するのでそちらを参照。

●ボスマス制空権確保に、制空値440程度必要(画像で442)
・F4U-4は対地可能な艦爆(爆戦)です。
Mosquito艦攻や流星熟練を使えば、艦攻多めの編成にも変更可能。

赤城改二戊を採用して、夜戦時港湾棲姫に対し、
火力のある艦を2隻準備する編成です。
最上を使わない想定で組みましたが、もちろん採用してもOKですね。

2021年代に半年程度、赤城改二戊入で回していましたが、
F4U-7, AU-1が来てからの夜襲空母入り編成は
殆どやっていないので参考にできるか微妙。
個人的には、「赤城改二」を使ったほうが、開幕火力を確保しやすくて好みです。

編成例(航戦1空母2軽空1)

航戦1空母2軽空1航巡1雷巡1【ADHT/CDHT】(D:潜水 H:通常 T:ボス)
※要高速+統一。
https://aircalc.page.link/pj2e

●ボスマス制空権確保に、制空値440程度必要(画像で441)
・日向と非対地の空母の射程を長で統一し、
ボス戦で何れかが、戦艦ル級を殴るように想定して調整しています。
・可能な範囲で艦攻を多く採用します。

2021年代に回していたものを調整したもの。
最上のところは他航巡に変えても十分S勝利が取れるので、
疲労での入れ替えを考えるなら鈴谷や熊野等がおすすめ。
鈴谷か熊野に水戦を乗せれば、大抵の場合、艦攻を1機多く乗せることが出来ます。

航戦入のメリットは、
・初戦対潜マスでS勝利が増える(2巡するため)
・周回あたりのボーキ消費が減る
といった感じ。

ただ、デメリットもあり、
・開幕力減少に寄る2戦目撤退率微増
(日向随伴なら装甲で耐えれるかも)
・1週当たりのコスト増
辺の兼ね合いで、総合的には資材消費が増えるでしょう。

個人的には、育成の都合上
伊勢や日向を入れたい場合に検討するのがおすすめです。

※この編成は航戦を育成できるのが強みだと思っているので
日向旗艦の例にしています。旗艦ローテ可能。

※昔はネルソン入の編成も結構流行っていましたが、
火力キャップ開放され、艦載機も強化された現状では、
航戦入のほうが安定するでしょう。
育成でネルソンを使うのは良いと思います。

まとめ

4-5の周回は細かい編成の調整で色々変わってしまいます。
対潜先制爆雷攻撃できるかどうかをはじめとして
様々な要素が関わってくるので、実際に回してみた上で、
周回できそうなら考えてみるといいですね。