3-5の北方棲姫や4-5の湾岸棲姫、そしてイベントでの陸上型深海棲艦に対する前提として必要なので、三式弾とWG42の効果と使い方を改めて解説。

※更新が追いついておらず記事内容が非常に古くなっています。役に立ちません

※大発系に関してはこの記事では取り扱っていません。
また、この記事がかかれてから現れた砲台小鬼系は別の係数となっています。

陸上型深海棲艦の特徴

・雷装が無効化(雷撃カットイン無効)
・装甲とHPが非常に高い
・対地兵装(三式弾/WG42が特攻)
・艦爆無効(艦攻は通る)
・損害の表記が小破/中破/大破/轟沈→混乱/損害/損壊/破壊
・かばわれない

雷装が無効化される(雷撃カットイン無効)

艦娘と通常の深海棲艦は水の上で戦闘しているため魚雷が有効になりますが、
陸上型の深海棲艦は陸の上を制圧しているため水中からの攻撃が一切通用しません。

つまり雷巡や駆逐艦等、雷装が期待される艦での夜戦攻撃は通用しなくなります。
(この辺りはアニメ見るとわかりやすい)

装甲とHPが非常に高い

多くの陸上型深海棲艦は装甲が非常に高いため
下記の対地特攻武器を使用しないと有効打を与えられないことが多いです。

ただし駆逐艦の通常攻撃等でもHPに対する割合ダメージは出せるので、
上手くあてれたら有効なダメージに。

対地兵装特攻

三式弾とWG42。後述

艦爆無効

航空母艦での攻撃ですが、
・攻撃機に艦攻のみ→攻撃可能(例:流星流星烈風烈風)
・攻撃機に艦爆が混ざる→攻撃不可(例:流星流星彗星
・攻撃機に艦爆のみ→攻撃不可(例:彗星彗星彗星

となっています。

昔は空母の攻撃は有効打になりえませんでしたが、
艦載機熟練度の恩恵を受け、艦攻を3スロット程度積むことによって
有効打を与えやすくなりました。

参考
艦載機熟練度に関して 制空能力やクリティカル率等

なぜ艦爆は攻撃できないのか

艦爆が陸上型を攻撃できないのは、日本軍の艦上爆撃機が
元々小型爆弾による急降下爆撃に特化した対艦専用機であり、
対地攻撃用ではないため(使用例はある)。

陸上型深海棲艦についてより

損害の表記が小破/中破/大破/轟沈→混乱/損害/損壊/破壊

陸上の”施設”なため、表記が変わっています。

なお、損害(中破)以上のダメージを与えれば昼戦での攻撃が来なくなるため、
バケツを節約したい周回では
2巡目の最初の砲撃で中破迄持っていくのが重要になります。

かばわれない

足のついた駆逐艦とかジャンプしてかばってきそうですが
そんなことは出来ない模様。よかった。

対地兵装を活用しよう

陸上型深海棲艦への有効打である三式弾等ですが、
具体的な計算を見ていきましょう。

三式弾

鳥海改二三式弾

三式弾を装備して北方棲姫や湾岸棲姫をはじめとする地上型の深海棲艦に攻撃すると
【火力×2.5】のダメージを与えることが可能。

例:鳥海改二【3号砲3号砲偵察機三式弾】で火力105

【昼戦連撃・同航戦】
(105+5)×2.5=275(火力キャップにより162)
162×1.2=194
※+5は砲撃戦に付く固定火力 連撃の1.2倍はキャップ後に付く

【夜戦連撃】
105×1.2(連撃)×2.5=315(火力キャップにより303
連撃なので2回攻撃
※更に夜偵が影響する

WG42

夕立改二WG42

WG42を装備して北方棲姫や湾岸棲姫をはじめとする地上型の深海棲艦に攻撃すると
【火力+75】のダメージを与えることが可能。
WG42を2つ装備した場合は凡そ+110.3つで+140となる他、三式弾等と併用することも可能。

例:夕立改二【β砲、β砲、WG42】 で火力80※画像は120mm砲で代用

【昼戦・同航戦】
80+5+75=160(キャップで153

【夜戦連撃】
(80+75)×1.2=186
連撃なので2回攻撃

※細かい計算は省きますが、ここから装甲が引かれるため4-5最終形態レベル相手には
クリティカルでないとあまり有効だとはいえません。

昼戦はキャップの影響があるのでともかく、三式弾が効果的な相手の場合、
夜戦では三式弾のような効果が見込めない
のがわかるかと思います。

複合で活用可能しよう

利根改二三式弾WG42

航巡/航戦に関しては三式弾とWG42の両方を装備することが可能。
具体的な活用としては、【主砲主砲三式弾WG42】とすることにより
夜戦連撃を兼ねつつ【火力×2.5+75】のダメージとする感じ。

現実には昼・夜戦共にキャップの影響を受けることになりますが、
中破時のダメージを安定させれるため有効。

例:利根改二【3号3号三式弾WG42】で火力98 中破時で計算

【昼戦同航戦】
(98+5)×2.5+75=332.5 (中破前の火力)(中破前の火力キャップは162)
332.5×0,7=232.75(キャップにより159

【夜戦連撃】
(98×2.5+75)×1.2=384(中破前の火力)(中破前のキャップ火力は309)
384×0.7=268(キャップ以下)

というように、昼連撃が発動しない分昼戦での火力が下がりますが、
中破での夜戦での火力が見込めるようになります。

参考

記事内での計算式はわかりやすいよう計算式をかなり簡略化しています。
そのため計算に誤差があるかも。(または勘違いによるものは指摘してください)
具体的な計算式を知りたい方や、対地特攻以外の陣形補正等、
下記ページに一通りまとまっているためこちらをみることをおすすめ。

実際の数値は敵の装甲とクリティカルが加味されるため、
上記計算結果の数字が出るわけではないことに注意。

ダメージ計算式のまとめ – 艦これ計算機

まとめ

4-5の記事を角に当たり簡単にまとめるつもりでしたが長くなりました。要点としては、
・三式弾+弾着観測射撃で攻撃
・航巡/航戦は三式弾+WG42併用も選択肢に。
・航空機も艦攻のみ複数載せた場合に有効打の選択肢に。

という感じになります。