制空値を上げて、更に攻撃もできる艦載機として、艦爆カテゴリの「爆戦」が上げられます。2017/04/07に新兵装の零式艦戦63型(爆戦)も用意され、秋には戦爆連合が実装。有力な装備群になりました。

(2017/04/11 記事加筆)
(2018/07/01 修正)

スペックおさらい

現仕様の爆戦は、シンプルに言うと「対空補正の付いた艦爆」です。
主なスペックはこんな感じ。

対空値()は改修MAX時爆装値戦闘行動半径15スロ搭載時の制空24スロ搭載時の制空
零戦62型(爆戦/岩井隊)7(9.5)4530(39)37(49)
F4U-1D7763037
零式艦戦62型(爆戦)4(6.5)4418(28)22(35)
零式艦戦63型(爆戦)5(7.5)5422(32)27(39)
FM-26242632
烈風(参考用)106774

※参考に鈴谷の15スロ、瑞鶴の24スロ時制空値を掲載

艦爆にはない爆戦の改修補正として、”改修毎に対空+0.25(最大2.5)”の補正があります。
また、熟練度ボーナスとして熟練MAXで制空値3相当(√10)のボーナスが付与されます。

活用方法を考えよう

さて、ざっくりいうと対空値のついた艦爆なのですが、以下のような性質(弱点)があります。

  • 艦爆と同様対空迎撃を普通に受けるため、ツ級など撃墜率が高い艦
    のいる海域に関して、戦闘を重ねる毎に制空に期待できなくなる
  • 運用によっては熟練度が剥げやすい=熟練度ボーナスに期待しにくい
  • 爆装が控えめのため(最大7)、開幕爆撃にはあまり期待できない。
  • 空母に載せた際の砲撃戦火力補正は7.8(爆装4換算)のため、
    艦載機としての火力補正は限定的

このように悪い点が目立ちます。熟練度による制空値補正もたいしたものではないので、
制空値計算をしっかりした上で、制空権確保や航空優勢への調整といった活用が基本。

戦爆連合での採用

爆戦は艦爆として運用できるため、戦爆連合カットインにも採用できます。
艦爆による航空戦(爆撃)ダメージはあまり期待できませんが、
砲撃戦の補助と制空値の上昇を同時に兼ねることが可能。

昼戦空母カットイン(戦爆連合)に関して

制空値に余裕がある際の候補に上がってきます。

通常海域での活用

艦載機の手持ち次第ですが、6-2・6-5みたいな
制空値を稼げる艦に制限があるときに活用するパターン。

そうではなくて、単純に4-2や5-4周回の際の制空調整に使うこともあります。
艦戦1スロを爆戦に変えることで、艦載機熟練度の命中・クリティカル補正率が上昇。
早期殲滅につながります。

その他、2-5で軽空母と駆逐を使用した編成など、敵制空値が少ないパターン。
記事内では烈風を使ってますが、友永隊等で制空を水増しすることによって
艦戦無しで制空権確保することが可能になります。

連合艦隊での活用

その他、可能性として考慮されるのは「連合艦隊第二艦隊での爆戦採用」
第二艦隊は性質上、対通常艦隊戦で艦載機が迎撃されないですが、
対連合艦隊戦では航空戦に参加します。

第二艦隊に軽空母を配置した場合は道中ツ級elite等も怖くなく、
場合によっては航巡に載せた瑞雲や晴嵐等と一緒に制空補助として
活躍の機会があるかもしれません。

改修する価値は?

最初の表の通り、改修すると対空換算で2.5、
スロットにもよりますが制空値で+10~の制空値上昇が見込めます。

特に岩井隊の改修に関しては、対空9.5相当となり決して無駄なわけではないですが、
ネジ3本(機種転換前なら2本)~と消費は小さくありません。

対空12の零戦52型丙(付岩井小隊)☆MAXとして使った方がいい場合も多く、
主砲や魚雷等基本の改修に余力ができてから検討していきましょう。

岩本隊の機種転換に関しては以下記事参照。
岩本隊・岩井隊を入手しよう 更新前の注意点等

零式艦戦62型(爆戦)、零式艦戦63型(爆戦)に関しては、
改修コストが重い割に用途は限定的。現状では無視してよいでしょう。

まとめ

爆戦を使う場合、撃墜される分迄考慮して
「制空値の計算をしっかり行う」ことが前提となります。

所持している艦載機の質は鎮守府毎に違うため、
爆戦が使えるタイミングは提督によって変わってきます。

本来攻撃機を載せれなかったところに爆戦を載せて火力調整に用いるのを基本に、
戦爆連合を活かしつつ火力を上げるための装備として活用していきたいです。