2024/07/04に、 通常海域の全海域RTA(λ杯SOLO)を遊んできました。概要と、編成の簡単なメモを残しておきたいと思います。

(2024/07/06 誤字修正・文章を調整)

通常海域の全海域RTA(λ杯SOLO)とは

※05:20くらいからスタート

ざっくりルール

RTAは、Real Time Attack(リアルタイムアタック)の略称で、
全海域RTAでは、全海域突破のタイムを競います。

第一海域の1-1から第七海域の7-5まで、各海域を順番に出撃し、
それぞれの海域ボスでS勝利を取っていきます。

間違えて別の海域に出撃してしまった場合や、S勝利を逃した場合・大破撤退した場合等は、
S勝利を取れるまで出撃を繰り返します。

このルールでは、1-6にボスがいないので、1-6は出撃する必要がありません。
また、7-2や7-3、7-5は、最終ゲージのみを攻略します。
道中支援のみ使用でき、決戦支援は使用しません。

詳細は、現在年1で開催されている「るせる杯」のルールを参照してください。
るせる杯はλ杯の後継で、これを一人で遊ぶのが「λ杯SORO」だと思えば大体あっています。
第三回るせる杯(Googleドキュメント)

テクニック

海域ゲージの破壊・未破壊

EO海域を始め一部の海域では、毎月ゲージが復活します。
例えば7-2等は2ゲージ目を破壊する必要があるので、
最低限7-2-1のゲージは破壊しておかないといけません。

ややこしいのは「ゲージを破壊すると攻略が早くなる」海域と、
「ゲージを破壊すると攻略が遅くなる」海域があります。

5-5等、ゲージを破壊することで敵が弱くなる海域は、当然ゲージを破壊しておくのが定石です。
1-5のような敵が変化しない海域でも、ゲージが削れる演出を減らすために、
ゲージ破壊しておくのが無難です。

逆に、3-5と6-5については、「ゲージを破壊すると敵が強くなる」海域です。
3-5については、ボス戦の補給艦が黄色くなるので、
昼でS勝利が取りにくくなり、わかりやすく攻略難易度が変わります。
6-5については、クリア後は敵ランダム編成ですが、道中やボスで、強い編成が出やすくなります。
何れもゲージを削らないほうが、タイムには良いとされています。

母港操作・プリセット展開

このルールでは1-1から7-5まで、1-6以外の計35海域(2024/07時点)に出撃します。
また、それとは別に道中用の支援艦隊を準備するので、
合計36の編成を事前に準備する必要があります。

現在、艦隊のプリセットは19実装されていて、
出走する時に予め4つの編成を準備することが出来るので、
合計23編成は事前に用意することが可能です。

残りの13編成は、例えば手動で展開するとか、
別の海域と一緒のプリセットにまとめるとか、工夫が必要になってきます。

基本的には艦も装備も足りないので、事前準備が大きく物を言います。
ここは戦闘以外で明確にタイムを短縮できるところなので、
予めのチャート準備はもちろん、練習すれば早くなります。
いっぱいガバりました。

経験値カット他

艦娘の練度を99か180で統一することで、戦闘毎に経験値の入る演出が「1戦2.5秒」短縮できます。
1秒を争う「RTA」では、この経験値カットを合計何戦するかは速度に直結する要素です。
ちなみに、うちの鎮守府は宗教上一切カットせずにやりましたが、これをすべてカットでやると、
概ね5分程度速度に差が出てきます。
※正確に調べてません

また、母港を埋めることでドロップしないように、ドロップをカットすることも大事です。
ドロップすると8秒位ロスすること・母港を埋めての出走は用意も簡単なことから、
ほとんどの人が実施しています。

なお、短縮できない要素として「環境・サーバーによる速度差」があります。
戦闘開始・戦闘終了時などの読み込みがそうですが、
他にも敵編成の読み込み・回線による読み込み停止や猫等、速度に影響する要素が多くあります。

今回無音で放送しましたが、艦これの音を出すと色々な読み込みが入るので、
それを減らすためになります。

索敵カット

一般にはまず使うことのない計算式があり、
索敵値の低い編成を用い、意図的に索敵失敗をすることで、索敵演出をカットすることができます。

この索敵演出というのが曲者で、大体「1戦4秒」短縮できます。
例えば1-5では、索敵カットをすることで16秒短縮でき、これを詰めると速度にかなり大きく影響します。
このあたりは私より詳しい方がたくさんいるので、そちらに聞いてみてください。

編成に関して

基本方針

大きく考えたのは
・母港操作に全く自信がなかったので、極力母港操作を減らす形で組む
母港操作のガバはやるので折り込む
・水雷では制空権は基本取らず、練度と改修のパワーでゴリ押しする
・通常海域RTAのためだけの無理は極力しない
各海域の具体的な編成はきりがないので先駆者をパクる

という43点です。うちの鎮守府は、基本的にはイベント海域を先行攻略で楽しんでいる艦隊なので、
99はケッコンしたほうが有利です。なので、経験値カットという概念が存在しません。

これは不利な要素ですが、視点を変えると、
経験値カットを出来るかどうか考慮しなくていいため、編成が歪みにくくなります。
その利点を活かし、全体での編成パワーを重視することが出来るようになります。

母港操作(装備プリセ等)は事前準備で意識して減らしましたが、ぶっつけ本番なのもあり、
ある程度のグダるだろうという想定はありました。
最悪多少時間かけても、「間違えて出撃しなければOK」という方針で、
細かくチェックを挟みながら出撃しています。

また、編成も制空を取る/取らないという選択肢がいくつかありますが、
「今の水雷は強い」「考えるのが辛い」という理由で意識して無視した点が多くあります。

通常海域RTAのために無理をしないというのは、例えば(イベント用の)矢矧改二乙を、
矢矧改二にしたりはしませんでした。釘は高いので払えませんでした。

 

編成は主に以下二人の記事を参照にし、一部他も参考にしつつ、
後は見聞きした知見を元に編成を組んでいます。
【艦これ】全海域RTA使用チャート 2:34:04(2024/01/07出走)(tataさん)
全海域RTA λ杯SOLO 2:22:55 使用編成とチャート、完走した感想(恋歌さん)

概ね恋歌さんの考え方・チャートに近く、
実際にプリセットの使い回しは大体真似させてもらいました。

後発のために皆も記事を書こう!

 

以下、簡単に編成の解説を残しておきますが、通常海域RTAはにわか知識です。
理解が甘いところが多いかもしれません。

1-1・1-2

1-1と1-2の共通編成。索敵カットしつつ、1-1が8割、1-2が7割でボスに到達します。

過去の出走例だとペア以上で同時出走(並走)が多く、
1-1だけ勝手にリセマラというのが多かったです。

今回は個人で遊ぶのを活かし、ランダムを許容、プリセットを一つ節約しました。
予め1-5までを初期展開することで、
きれいにプリセが回るので心のゆとりを持ちたかったというのもあります。

※プリセチェックの際にSSを残しているものなので、
実際に走った編成とは若干異なるところがあります。

※以下、海域順ではなく、プリセットの展開順を基本に掲載しています。
そのため、一部編成が流用される海域は、後ろで走る海域でも前に掲載されています。

1-3

1-3編成。軽空母で初戦左を固定する編成。ボス前の渦潮がランダムです。

航空戦をせずに演出を減らし、速度を上げていきます。
本来鳳翔は高速軽空母にしたうえでバルジを乗せたいですが、
中型バルジが全く足りなかったので回避を上げています。

ちなみにここはがばっていて、ギリギリまで夕張の代わりに三隈特を入れていました。
三隈は水母なので、初手分岐で上に行ってしまい、羅針盤がぐるぐる回ってタイムロスです。
本当に直前に気づいたのでガバを晒さずに済んだ

本走中は画像と違い夕張を下におき、砲戦順を意識します。
画像の夕張は低速ですが、これはガバで実際には高速化する必要があります。
(ボス前の分岐率が変わる可能性があります。)

1-4

1-4編成。9割で道中2戦ルートを経由し、1割で3戦になる編成。
航空戦で頑張って、空母の初手迄で処理するのが理想です。

ちなみに今回は触接に関して余り意識せずに編成し、
「100%じゃなくても触接開始率をある程度維持していればOK」
という形で編成しているとことが多いです。

水上爆撃機は直前で結構載せ替えたので、本走は装備が変わっています。
Gotlandは4-2, 4-4も出撃するためそちらを意識しソナーあり。
別の方の指摘がありましたが、4-2の4-4の触接の関係で、
偵察機を一つ積んでも良かったと思います。
また、ソナーも余計だったかもしれません。

Верныйも中型バルジがなかったのでとりあえず回避を積んでいます。
中型バルジは10個以上足りていません。

先駆者の案を採用し、赤城と加賀にはずっと働いてもらいます。

1-5

1-5編成。
ほぼ海域RTAでしか採用されない、未改造海防艦に増設穴爆雷を採用した編成。
今後使う予定はないですが、7-1・7-4にも流用するので諦めて1000円出しました。

海防艦4隻だと内回りになり、羅針盤の回数が減ります。
また、索敵の計算の都合、1・2番艦に索敵の低い艦を採用すると、索敵演出をカットすることができます。

ここの経験値カットは比較的やりやすいので、
真面目に走る人は経験値カットをする(99を4隻作る)ことで、
比較的簡単に、10秒短縮できます。

2-1・3-5・6-3

2-1, 3-5, 6-3の共通編成で、画像は2-1と3-5用。
3-5だけ手動で三隈の枠に、陽炎を展開します。

2-1は敵が弱く、3-5もボスは負けないので、6-3初戦の対策にソナーを積んでいます。
また、増設は何隻かにバルジを乗せるつもりでしたが、
バルジの数が足りないので電探を乗せています。(索敵ケアも出来る)

3-5編成。今回、駆逐の選定は(真面目にやるときりがないので)かなり適当でした。
それが祟ったのかはわかりませんが、3-5で大破撤退しています。
※単艦退避はルールで禁止されているので矢矧旗艦にしても撤退の必要があります。

北方バルジが確か残っていたので、陽炎に乗せておくと大破はなかったかもしれません。

追記:後から気づきましたが、水母1駆逐5でもボス確定です。
矢矧より三隈残すのが良かったかも。

2-2・7-5

2-2, 7-5の共通編成。2-2は妥協して対潜3隻装備しています。
索敵がある程度必要なので、何も考えずに電探を乗せます。

本当は7-5道中に、北上にも対潜させるつもりでしたが、
流石に最後通らなかったら洒落にならないので、安定を取り魚雷カットインにしています。
実際に少し怪しかったので結果正解でした。

三隈は6-5でも流用します。そのため運の高い艦を採用し、噴進弾幕の発動率を上げています。
(6-5単体だと魚雷カットインにするべきでしょう)

※7-5は最速編成も面白そうですが、艦やプリセットの都合で現実的ではないです。

2-3・5-2・6-1

2-3, 5-2, 6-1の共通編成。
5-2では潜水6隻に、6-1ではプリセ展開後に矢矧を組み込みます。

画像は2-3用で、道中タッチ、ボスは単縦陣で出撃します。
長鯨はよくわからなかったので、射程を伸ばしつつバルジを積んでいます。

今回はある程度運改修してて、練度の高い艦を優先し編成しています。
厳密には道中の大破率が色々あって、理想の艦ではなかったかも。

5-2では索敵が必要で、33式分岐点係数2で索敵値70以上必要。
計算せずに真似したら多分それます。
支援に期待して、潜水艦隊で雑に抜けます。

最近の潜水艦は装備がとても強くなったので、強いボスが来てもそんなに負けません。

一般的には水上艦のほうが有力な選択肢ですが、
装備の兼ね合いを考えたくなかったので潜水に。通れば速度も良い編成です。

6-1編成。道中タッチでボスは縦(本来縦斜縦らしい)。どこかの矢矧を展開してきます。
初手タッチするために長鯨の射程を伸ばします。

2-3の道中が怖い印象がありバルジを積みましたが、
長鯨の火力は影響が大きく、ここのボスを安定させるなら主砲を積むことになります。

2-4・3-4・4-1

2-4, 3-4, 4-1の共通編成。3-4は能代を手動展開します。
頭を使わず航空戦をカットしています。

火力が1でもほしいので、
時雨を始めとした信頼のある火力艦を優先して採用しています。

初月はもともと火力が高いのと、
特に2-4の道中空母が怖いのもあり、対空カットインを許容しています。

この編成はかなり怖く、同航戦以上なら早いのですが、
2-4も3-4も反航戦を引きギリギリの戦闘をしました。
初月の4スロ目等、装備はもっとここに寄せたほうが良かったと思います。

3-4では軽巡2が許されるので、能代を手動で展開します。
同航戦以上を引ければ・あるいはル級の少ない編成を引ければ多分早いのですが、
反航戦でル級3隻の編成を引き大分危ない展開になりました。

ここで夕張を使い、2-5で大淀ではなく能代を採用する事も考えましたが、今回はこんな感じです。

2-5・4-3

2-5, 4-3が共通の編成。4-3では手動で赤城を鈴谷航に変更します。
また、駆逐勢は6-4対地艦を兼ねています。

空母は基本的に戦爆連合カットインが時間ロスとなりますが、
4-3では諸々の都合で出してもいいとされています。

2-5の駆逐は大破しなければ最低限仕事ができるので、対地装備になっています。
大淀は、能代が3-4で使いたかったのと、触接の都合を満たせる矢矧を改二に改装したくなかったので、
次点での候補になりました。
実際大淀の火力が足りず、戦闘がグダった場面があったので数秒改善できたでしょう。

4-3ですが、ここの編成が結構適当で、道中確保、ボス拮抗だったと記憶しています。
大淀で触接取っているなら、ボス劣勢でも良かった気がします。
空母の射程も考えたほうがいいかもしれません。

4-3は、道中撤退はともかくとして、羅針盤は91%通ります。

ここで逸れた場合、逸れた先で戦闘を行う必要があり5分程度のロスになります。(しかも強い)
逸れた人はもっといいタイムが出せるはずなので、是非再走しましょう。

3-1・3-3

3-1, 3-3の共通編成

3-1では正規空母を2隻使えますが、3-3で手動展開が必要で、ガバの原因になります。
そのため本チャートでは妥協をし、軽空母で突破します。
実際にプリセ周りで(提督が)固まったので、ミス防止として正解だったと認識しています。

艦載機はそれなりに強かったので、
触接率は妥協して、水母のクリティカル率を優先した形になっています。

駆逐艦はよくわからず、母港でキラがついていた駆逐に雑な対空をさせています。
これは明確な反省点で、母港にある小口径主砲をもっと持ち出すべきだったと思います。
ちゃんとは確認していないですが、砲戦を減らせる場面があったかもしれません。

3-2

3-2用編成

深雪を旗艦にして保護しつつ、後は硬そうな艦を何隻か採用しています。
高速+編成は電探1以上でルート固定ができ、キラありだと概ね命中率が足りるので、
主砲を積むのが正解です。実際長波に関しては、本走では直していたと思います。

矢矧は強めの主砲をチェックするのが大変で、とりあえず整備員でごまかしたのがそのままでした。
これが尾を引いたかはわかりませんが、3-2ボスで初手単発を外しています。
※追記:調べたらロ後期に92%でした。ガバすぎる

ちなみに3-2は結構戦力を持ち込んだつもりですが道中ボスともに強い編成やT不利をひきグダグダでした。

4-2・4-4

4-2, 4-4共通編成。4-4では風雲を龍鳳にしています。

4-2は上ルート率が駆逐の数で変わるのですが、
4-4と一緒にする都合、軽巡を入れ羅針盤を若干妥協しています。

1-4のところでも触れましたが、Gotlandの装備は要調整だったかもしれません。

風雲が入れ替え枠だったので、本走では3番艦にしています。
また、駆逐については特に何も考えてなくて(この辺から駆逐の選定考えるのがしんどかった)
火力や装備と向き合っていれば改善できたと思います。
なお、本当はバルジを乗せたかった記憶がありますが、バルジは足りませんでした。

4-4編成。手動で龍鳳を展開します。

龍鳳は、対潜の都合でTBM-3W3Sを起用しています。夜攻天山熟練か一航戦熟練をください。

4-5・7-2

4-5, 7-2の共通編成。

高速+統一の艦隊で、ボスタッチをすることで綺麗に抜けようという艦隊です。
きれいに決まってよかったですね。

鈴谷と熊野に触接を取らせ、気球で対地マップの火力を底上げしています。
(コンセプト自体は記憶にある編成を劣化コピーしたものです)

流星改の改修はちょっと考えたけど、イベント関係ないのでやりませんでした。

7-2編成。

他のところもそうですが、手動でプリセ展開するので、
ロックを外して拾いやすいようにしています。

本来は武蔵も4-5の装備でしたが、4-5→6-2→7-5と経由しているので展開装備が変わっていたはず。

支援艦隊

支援艦隊。梯形陣でも殴るので、
特に計算しませんでしたが気持ち火力を多めに盛っています。
下の4隻は何も考えていなくて、せめて並び順くらいは確認するべきでした。

今回のMVPは「アンテナ」「通信装置&要員」で、
駆逐の火力と引き換えに、道中支援が全てのマスに来ています。

なお、支援艦隊は第二艦隊に置くことで、補給や出撃の動作がスムーズになります。

※アンテナの乗せ方は、記事更新時点で正解がわかっていません。
今後正しい乗せ方が変化する可能性があります。

5-1・5-3

5-1, 5-3の共通編成。
5-3で高速統一の条件があり、武蔵を高速化しています。

5-1は、航空戦をカットし、支援と雷撃・単発砲撃で終わらせます。
5-3は、縦斜縦と陣形を選び、道中タッチをすることにより道中突破率を底上げします。
ボス戦は、弾着せずに航空戦をカットすることで早く夜戦にいきます。

大和は何も考えずに主砲をガン積みしています。
後から思えばバルジとか乗せたほうが、5-3の道中対策に良かったかも。

ここの駆逐は5-5にも流用します。
道中夜戦があるため、HP39で比較的耐えやすい駆逐を起用しています。

5-4

5-4編成。要索敵で、33式分岐点係数2で索敵値45以上必要。
金剛榛名で僚艦夜戦突撃をします。
僚艦夜戦突撃は2回発動でき、強い夜戦に2回当てることができます。
道中は梯形陣で、陣形回避に期待します。

清霜電探はボス戦対策に金剛の火力を上げつつ、
僚艦夜戦突撃の発動率を底上げできるので、ここで採用しています。

5-4の下ルートは初戦が戦艦マスでかなり強烈ですが、アンテナが増えたこと(支援到達率が上がったこと)、
初戦の撤退は誤出撃と同じで大したロスではないという判断で、特に気にしていません。(2戦目も怖いけど)

5-1等と同様、制空を忘れて火力でぶん殴っています。索敵には気をつけましょう。

※少し正確な記憶ではないですが、
画像を取ってからチャートをいじった都合で武蔵が別の個体だったはずです。

5-5

5-5編成。

5-1, 5-3プリセを流用し、ボスで梯形陣にし、タッチしながら抜けていく編成です。

ここは道中撤退が多いので、夜間瑞雲も相当迷いました。
取らなくてもいい制空を取らないというコンセプトだったのでカット。
7-4の大和重が足りない問題も解決しています。

出撃直前に綾波がカスダメを受けているの気づきバケツをかけています。
これで10秒くらいはロスしたはずなので、(出撃ボタン迄行っているなら)
気にせず出撃するのが正解だったと思います。

タッチは旗艦に刺さりませんでしたが、
単発攻撃でレ級を撃破できたので結果オーライと言った感じ。

6-2

6-2編成。

4-5と7-2に挟まれている武蔵を装備プリセを使いながら起用し、
他の海域からの抱合せ艦隊です。

終わってから気づきましたが致命的なチャートガバがあり、実は未使用の大和改二が1隻残っていました。
何故か武蔵に固執していましたが、大和にすればプリセットの変更などが省略でき、
(装備展開もグダってたので)30秒は省略できたと思います。

6-4

長門陸奥高速化駆逐4の編成。
初戦Bマスを経由し、航空戦・羅針盤カットで道中を早く抜けます。
道中を縦で殴って、ボスは梯形陣でタッチをします。

ボスマスでワ級flagshipが出る編成が怖く、これが出てタッチが当たらなければ大体グダります。
今回は同航戦でワ級がでてこなかったのもあり、昼戦で終わることができました。

対地装備は知見がなく、強そうなのを適当に乗せています。
特四「改」が強く、特四はあまり強くないという認識があります。
高角砲もよくわからずに乗せています。

この海域は空襲も怖いです。
道中安定に初月を使いたかったですが、2隻目はいなかったので起用していません。
(対地火力も足りなくなるしRTAではだめかもしれません。)

道中CマスにFritzXを出すことにより、基地で戦艦を極力無力化します。

6-5

6-5編成。加賀と赤城は装備プリセットを展開し、
噴進弾幕を出せるように準備します。

制空はよく知らなかったので、先駆者の真似をし230くらいで調整しています。

道中安定に初月を起用したかったのと、後は最上三隈が安定するのでその2隻も採用。
夜戦に入っても火力が高いので、他の海域の装備流用でもほぼ負けないと思います。
最も、対空カットインが4回発動し、それだけで10秒ロスになります。
奮進艦はある程度運改修もできていて、考慮する余地があったかもしれません。

三隈については他海域の都合でしたが、出来れば魚雷を乗せておいたほうが良さそうです。
雷撃火力が足りていなくてボスで若干グダっていました。

最近陸攻が増えたので、強い陸攻をいっぱい使います。(第二/第三基地を使用)

最初は出撃札3部隊を準備し、6-5では1部隊目を防空に変更することで、
6-4,6-5で基地をコントロールできます。

基地だけSSを後で取ったので、艦載機熟練度が少し取れています。
MAXにしておきましょう。

7-1

7-1編成。道中初戦で右を経由し、羅針盤や索敵をカットします。
速度だけなら普通の戦果編成よりかなり早いです。

他方、道中2戦目を(斜めか横で)煙幕抜けするため、
戦果編成に比べ、敵砲撃・雷撃の機会が多く、どうしても撤退率に難があります。

ここの海防艦は7-4でも流用していますが、補給はもちろん入渠の可能性がかなりあり、
基本的には別の艦を使ったほうがいいでしょう。
編成プリセは余っていたのでやれば組めたのですが、補給の2秒短縮に追加で1500円は払えませんでした。

7-3

7-3編成。

火力上乗せした雷巡を採用し、射程中で殴り合いをします。
事前準備は画像の通りでしたが、本走ではがばっていて、大井雷撃個体を起用していました。
多分プリセ直し忘れですね。

神風は今見たらよくわからない装備になっています。ガバですね。

世の中にはこわい人がいて、99の未改装神風を運用し、索敵と経験値演出をカットする人もいます。
どの道経験値カットはできないのと、最悪ボス負けもあるので、無難に組んでいます。

7-4

7-4編成。
道中は未改装海防艦で空襲を中破迄で受け、2回攻撃されないことを祈ります。
陣形選択が(一部諸説ですが)横輪輪輪斜と特殊なので注意が必要。

また、ボスはタッチですが、ここはタッチの演出で戦闘が終わるかどうかが速度に大きく影響します。
そのため、伊勢・日向も含め強い装備を優先して乗せています。

3戦目は5%程度の確率で、イ級を含む単縦陣編成を引いてしまいます。
海防艦2隻中破した状態でこれを引いたため、大破撤退を覚悟しました。(大丈夫でした)

ちなみに最後の7-5は、上の方に書いた2-2/7-5編成で、プリセが上の方にあります。
そのため、7-4のプリセは一番上に準備していました。

基地は敵の水上艦をきれいに落として、タッチが旗艦にさせる状態にするのが目標です。
あわよくば旗艦に割合ダメージを出せれば良く、東海は出さずに陸攻4にするのが無難。

東海を出せば対潜演出がカットできますが、
水上艦を残しやすくなり、運ゲーが加速します。

結果

05:20くらいからスタート

LAPタイム
第一海域:13:00
第二海域:19:44(32:14)
第三海域:21:38(54:22)
第四海域:20:27(1:14:49)
第五海域:23:57(1:38:46)
第六海域:25:16(2:04:02)
第七海域:24:14(2:28:16)

全体では3-5の2戦目で撤退(計1撤退)し、合計「2:28:16」での完走でした。

通常海域RTAを日々布教している方の集計によると、
最速が「2:22:55」で、「5:21」の差がついた3位(出走時点)でした。

ちなみに羅針盤ガチャも戦闘が関わるところは全て運勝ち・道中支援もすべて来援しました。
一発勝負としては相当ラッキーで、ちょっと運が悪いと簡単に遅くなります。

今回の自分のやり方だと、母港操作・経験値カット以外での時短は難しい印象を受けます。
(逆に言えば、いくつかの最適化とその編成ガバと母港操作で、3分は短縮余地がありました)
経験値カットに向き合えばもっと早くできますが、
艦隊運営から変わるの現実的ではないといった感じですね。

完走した感想

疲れたので手短に

きっかけ

自分は元々、色々なユーザー大会を視聴者として楽しませてもらっていて、
今回のレギュレーションの元である、λ杯やるせる杯も視聴しています。

λ杯SOROのレギュレーションは、最初7-5のない2022年末(多分)に走られ、
昨年末から少し認知度が広まり、何人かが走られているものです。

今年のはじめの方に、大きく参考にできそうなチャートが2つ公開され、
具体的に編成が組めそうな目処も立ちました。

現状、ユーザー大会の方に自分が出走者として出場予定はないですが、
何かやってみたかったので、腕試し的な何かで遊んでみました。

事前準備

事前準備がめちゃくちゃにたくさんあり、
走るまでにEO海域破壊する・編成を組むだけでもとても大変です。

今回は初めてで、制空シミュ・羅針盤シミュにプリセット艦隊を通していたこともあり、
各海域のゲージ破壊・キラ付け等も含めると、概ね20時間以上かかっています。

出走日は午前から一部キラ付けや編成の精査をしていましたが、
特に装備の付け直しが辛く、途中から指が痛くなってきたこと、
時間が押していたこともあり、プリセットの確認を予定より1回サボっています。

また、そろそろイベント先行攻略の備蓄準備しないといけないのもあり、月初の出走になりました。
そのためEOゲージを月初めにまとめて割る羽目になりましたが、普段やらないのでとても辛かったです。

チャートの気づき(ガバ)は編成のほうに上げているとして、他にもガバったことが一つ。
出走日の午前中に4-5を割っていないのに気づき、割る羽目になりました。

足りなかったもの

既に言及しましたが、「中型バルジ」が圧倒的に足りていませんでした。
概算10個以上足りず、本格的に準備を始めた時点で無理だと判断し、作っていません。

また、甲標的も数が足りず、こちらは直前にいくつか追加開発しています。

中口径主砲はギリギリで、これは足りてはいたのですが、
装備の最適化をできておらず本番悪い目を引いたのをいくつか見ました。

その他の装備は、理想装備ではないものの、概ね問題ない程度の装備が準備できていたと思います。
空母を使いまわしていたことと、大型主砲をはじめ節操なく改修していたことが大きいでしょうか。

艦については、記事内で初月・武蔵について言及したくらいで、
他は特別不足を感じませんでした。
ただし、武蔵は大和で良かったし、駆逐全体についてはもっと最適化するべきだったと思います。

本走

母港操作は難しいですね!
予想していましたが、母港の操作だけで数分単位でのロスがあったと思います。

正直チャートがそこまで厳密に組んでいなかった・練習も特にしていなかったのもあって、
もう少し想定をしっかりする必要がありました。
もし次に機会があるのであれば、事前のチャート展開とかは練習し直すと思います。
チャートは得意な人に相談して、一緒に組んでもらったほうが失敗しないと思います。

後、配信者の方は通常コメント欄を見て、喋りながら放送されていますが、
今回は無音での放送になりました。頭がそんなに回らないので、喋りながら走れる人はすごいです。

今回参考にした過去の走者から、環境が変わっていることとして、
7-1の海防編成・三隈改二特の実装・アンテナ関連の実装があります。
この辺の変化を艦隊に反映できたのは良かったのかなと。

ちなみに、出走後はプリセットや普段の装備が全滅します。
現在進行系で復旧中ですが、とてもつらいのでプリセ画像とかは残しておきましょう。

まとめ

元々はブログ上で書く予定もなく、告知なし・音もなしで走ったのですが、
思った以上に人が集まり恥ずかしいやら嬉しいやらです。
突発でしたが遊びに来ていただいてありがとうございました。

現在、艦これはユーザー大会は活発・不定期に開催されていて、
直近では夜戦カットインのダメージを競う大会「カットインコンテスト5」等、
カジュアルに参加できるものもあります。
(出走は終了済みですが閉会式がもうすぐあります)

艦これの裾野はめっちゃくちゃに広いので、今後も楽しんでいきましょう!