2021/05/08のメンテナンスから始まった、【激突!ルンガ沖夜戦】は、前段作戦3海域、後段作戦2海域の計5海域からなるイベントです。記事を公開した時点では、前段作戦の3海域のみ実装されています。この記事では、クリア報酬について簡単に確認していきます。

【激突!ルンガ沖夜戦】

(2021/05/29 簡単に更新)

前提

毎日少しでもプレイしている・1-2年以上継続している提督に向けて書いています。

イベントのみ遊ぶ提督の場合、ストレスをためつつ甲難易度を
頑張るより、丙作戦や丁作戦で流したほうが楽しいはず。
また、甲・乙での報酬が魅力的に思えても、クリアできなければ意味がありません

一概には言い切れないですが、
イベント初参加の提督はできる範囲で進めていくことを目標に。
躓く点がいくつもあると思いますが、進捗次第で完走もできます。
2回目という提督は、簡単な海域の難易度を上げつつ、
丙・丁作戦の完走を目標に頑張っていくと良いでしょう。

※しっかりイベント準備してきた方や、
多少無理してでも頑張りたい!という場合はその限りではありません。

上記のような記事が参考になるかも。

今イベントの難易度に関して

前段作戦

※以下、甲常連目線での甲作戦の印象。
提督によって感じ方は違うので参考程度に。

E1

甲常連としてはちょっと難しいE1だな…程度ですが、
初めてイベント攻略するような方にとっては大分鬼門。
思いつくだけでも
・特効艦の運用
・強い空襲による大破撤退の対策
・対地兵装の準備(改修)と運用(集積地棲姫や砲台の対策)
・対地に合わせてPT小鬼群への対処
・対潜戦闘の運用(HPの高い潜水新棲姫)
といった、”理解しにくい”要素が散りばめられています。
難易度を下げると相応にハードルも下がるので、特に初挑戦の方は
報酬が美味しいからと言って無理をしないほうが良いかも。

E2

基本簡単。3ゲージ目の潜水艦運用がややきつそうですが、
ある程度の装備と潜水艦の数さえ揃っていれば、改装でなんとかなるので
今からの育成(5-2空襲)でも間に合うかなと。
丙や丁の難易度では、水上艦を混ぜた編成でも十分攻略できるようです。
(甲は要確認)

E3

1ゲージ目/2ゲージ目は特に苦戦要素がなく簡単。
3ゲージ目はボスの装甲こそ高いですが、夜戦火力キャップが
上がったこともあり、特効艦なら十分に火力を出すことが可能。
最後は水雷戦隊で、特効艦は必要ですが
「前段作戦最終海域」としては簡単な部類です。

E4

全体的に、道中が厳しい代わりにボスは処理できる印象。
ボスで詰まるなら1ゲージ目と4ゲージ目ですが、
1ゲージ目は適切に対地艦と改修装備を採用すればあまり問題ありません。

4ゲージ目は、装甲破砕をし、史実特効艦に、
魚雷カットイン装備をすれば、攻略できる内容。

4ゲージ目ボス装甲は甲常連なら慣れたものですが、
夜戦キャップ調整のチュートリアルって感じ。

E5

2ゲージ目で詰まる方はかなり多そうだなという印象。
長門陸奥(または長門大和)のタッチで、同航戦以上のときに第一ボスの3隻を
吹き飛ばせるので、そのタイミングでゲームを決められるかどうか。

3ゲージ目は削りやギミックが大変ですが、
特効艦に装備しっかりしていれば誰でもワンパンスナイプ可能です。
警戒陣だとスナイプゲーなのである程度試行回数は必要ですが、
友軍来たらそこまで問題なさそうな印象。

備考

他に特筆事項として、
「全体で札9枚」「お札の海域跨ぎ」「ドロップが豪華」といった点が挙げられます。
E2,E3の難易度自体は大したことないですが、札温存することによって
難しく感じる、というのは大いにありそう。
ドロップについてはまた別記事でまとめる予定。

イベントの難易度について

攻略の最適化・後段作戦の情報解禁・友軍艦隊の解禁等、
イベント開始後しばらくは、時間が立つ毎に難易度が低下していきます。
攻略して躓く場所がでてきたとしても、
新しい編成の出現や、強力な友軍の出現等に期待して、
時間をおいてみることも有効です。

以下、艦のドロップについては記事更新時点では考慮していません
ドロップ考慮すると結論も変わる可能性があるので注意。

第一海域:台湾/南沙諸島/比島方面沖

報酬

第一海域新艦装備報酬アイテム
甲作戦駆逐艦「桃」水雷戦隊 熟練見張員☆4給糧艦「間宮」×2 給糧艦「伊良湖」×2
潜水艦補給物資×8 特注家具職人×1
乙作戦駆逐艦「桃」水雷戦隊 熟練見張員給糧艦「間宮」×1 給糧艦「伊良湖」×2
潜水艦補給物資×5
丙作戦駆逐艦「桃」給糧艦「間宮」×1 給糧艦「伊良湖」×1
潜水艦補給物資×4
丁作戦駆逐艦「桃」潜水艦補給物資×2

【参考リンク】水雷戦隊 熟練見張員
※リンク先はwikiwiki

難易度選択

【水雷戦隊 熟練見張員】
この装備は、基本的には”熟練見張員”の上位互換装備。
初期ステータスの雷装
3/射程中等を始めとして、
日本の駆逐/巡洋艦に高い装備ボーナス補正が付与されています。

この装備限定の魅力として、駆逐艦専用の夜戦カットインがあります。
【魚雷/魚雷/水雷戦隊 熟練見張員】
【魚雷/ドラム缶/水雷戦隊 熟練見張員】
といった、専用の魚雷カットイン発動に必要。
特に前者の場合、
火力の高いカットインの発動判定が複数回起こると考えられています。
※まだ仮説の段階なので、間違っている可能性も。
正確な情報として書ける段階になればどこかで更新予定。

なお、甲/乙の差は改修値。改修でも火力補正が確認されていて(参考)、
改修によりボーナス補正も強化されます。
この装備は間違いなく甲作戦最終海域でも頻繁に使われる装備になるので、
出来れば上位難易度でクリアしておきたいです。

 

新アイテムの【潜水艦補給物資】は、「潜水艦隊攻撃」発動に必要な物資です。
運営ツイートによると、

  • 潜母(旗艦)+潜水艦(2,3番艦)
  • 潜母が大破していない/潜水艦が中破していない
  • 単横陣か梯形陣

といった条件を満たした時に発動する特殊な攻撃。
アイテムは3個500円で買えるもので、システム詳細は検証待ち。
現時点ではこれのために難易度を変更する価値は無いと思います。

第二海域:ソロモン方面/レンネル島沖

報酬

編集ミスにより消去

【参考リンク】精鋭水雷戦隊 司令部 SOC Seagull

難易度選択

【精鋭水雷戦隊 司令部】は、艦隊司令部施設の水雷戦隊バージョンと考えればOK。
条件を満たせば大破艦の単艦退避ができますが、使える編成条件は限られています。
轟沈関係は取り返しがつかないので、運用は十分注意すること。

  • イベント海域でのみ退避使用可能(通常海域不可)
    • 編成時に以下の条件を満たす必要あり
      旗艦・・・軽巡または駆逐
      随伴・・・雷巡または駆逐
      (wikiwikiより)

また、詳細はwikiwiki参照ですが、装備ボーナス/改修補正を目的に、
ステータスの上昇値をメインで考えても優秀な装備。

本装備は丁から入手可能ですが、改修値に砲戦/夜戦火力補正があり(参考)
甲と丁で火力2相当の差になってきます。
個人的には甲でやる価値に繋がると思いますが、
装備入手という意味なら丁でも十分ですね。

【SOC Seagull】については米重巡用の偵察機という位置づけですが、
素の索敵値が低い為使う機会はありません。気にしなくてOKです。

第三海域:タサファロング泊地沖

報酬

第三海域新艦娘装備報酬アイテム
甲作戦重巡「Northampton」水雷戦隊 熟練見張員☆8 ”SOC Seagull”☆max
SO3C Seamew改
勲章×2 改修資材×8
乙作戦重巡「Northampton」水雷戦隊 熟練見張員☆4SOC Seagull☆8勲章×1 改修資材×5
丙作戦重巡「Northampton」水雷戦隊 熟練見張員勲章×1
丁作戦重巡「Northampton」--

【参考リンク】水雷戦隊 熟練見張員 SOC Seagull SO3C Seamew改

難易度選択

【SO3C Seamew改】は、索敵+7/命中+3の偵察機です。
偵察機の索敵値は”弾着観測射撃の発動率“や”マップ上の索敵スコア”等に。
命中値は”触接時のダメージ倍率“や”装備艦の命中率”等に寄与します。
上位互換に”零式水上偵察機11型乙(熟練)”や、互換装備に”紫雲”がありますが、
何れも入手困難な装備。
ここで入手できる【SO3C Seamew改】は、多少無理してでも取りたい装備です。

甲作戦ではE1項で説明している【水雷戦隊 熟練見張員】に付く改修値も大きいです。
多少の無理で甲クリアが出来るなら、甲でクリアするだけの価値は十分あるでしょう。

何れも甲の難易度と報酬で見比べた時、かなり優秀な報酬ですね。

第四海域:ラバウル沖/ビスマルク諸島沖/ソロモン諸島沖

第四海域:ラバウル沖/ビスマルク諸島沖/ソロモン諸島沖

クリア報酬

第四海域装備報酬アイテム
甲作戦零式艦戦21型(台南空)☆4
零式艦戦32型(台南空)☆3
勲章×1 新型航空兵装資材×2
潜水艦補給物資×3 補強増設×1
乙作戦零式艦戦21型(台南空)☆2勲章×1 新型航空兵装資材×2
潜水艦補給物資×2 補強増設×1
丙作戦零式艦戦32型(熟練)☆2新型航空兵装資材×1
潜水艦補給物資×2 補強増設×1
丁作戦零式艦戦32型☆2潜水艦補給物資×1 補強増設×1

【参考リンク】零式艦戦21型(台南空) 零式艦戦32型(台南空)

難易度選択

【零式艦戦21型(台南空)】は、戦闘行動半径7の陸上戦闘機で、

  • 甲(☆4)で出撃制空値16.3
  • 乙(☆2)で出撃制空値15.9

と優秀です。
一式戦 隼II型(64戦隊)の18.5と比べると少し劣りますが、
戦闘行動半径7で使える陸戦は元々少なく、通常入手出来る
一式戦 隼III型甲☆MAX(戦闘行動半径6/制空値13.5)
と比べると、明らかに優秀なのがわかります。

戦闘行動半径7の戦闘機で代用になるものは、次点が
“零式艦戦21型(熟練)☆10″で、出撃対空10相当。性能が違いすぎる

 

零式艦戦32型(台南空)】は、戦闘行動半径5の陸上戦闘機で、
甲(☆3)で出撃制空値18.6となり、
出撃制空値で一式戦 隼II型(64戦隊)を上回ります。

零式艦戦32型(台南空)については、E5乙でも☆2を入手可能。
陸戦は数があったほうが良いので、多少の無理で済むなら甲でやりたいです。

特に1ゲージ目(対地準備不足/編成の最適化不足)と
4ゲージ目(主に第二艦隊の問題)で躓く方をよく見るので、
しっかりと準備をして挑みましょう。
※E4を乙でやるなら、自然とE5も乙でやるという想定になります。

E4とE5では難易度がかなり変わるので、戦力的に厳しいならE4甲を最終目標にし、
E5は割り切って乙にするというのも選択肢。
その場合は一先ずE4を甲で全力でやってみて、無理ならタイミングを見て
難易度を落とす(E5も乙で頑張る)というのが無難な流れになりそう。

 

以下、昔に作ったものなので抜けがありそうですが
参考程度に掲載しておきます。

戦闘機の戦闘行動半径と出撃時制空値(2019/10時点)
出撃時実質対空航空機例制空値(搭載18)戦闘行動半径
18.5一式戦 隼II型(64戦隊)1037
17紫電改(三四三空) 戦闘301974
16.5Fw190D-9953
16Spitfire Mk.IX(熟練)934
15.5烈風改(三五二空/熟練)914
15三式戦 飛燕(飛行第244戦隊)884
15震電改882
14零式艦戦53型(岩本隊)★max846
13.5一式戦 隼III型甲★max826
13.5三式戦 飛燕一型丁824
13.5紫電二一型 紫電改824
13烈風改804
13烈風(六〇一空)★max806
12.5一式戦 隼III型甲(54戦隊)787
12.5三式戦 飛燕783
12烈風改765
12Spitfire Mk.V765
11.5四式戦 疾風735
11.5一式戦 隼III型甲736
11零式艦戦52型(熟練)★max726
11烈風(六〇一空)725
10零式艦戦21型(熟練)★max677
10烈風675
9.5紫電一一型653
9一式戦 隼II型636
9零式艦戦52型(熟練)636
8.5Spitfire Mk.I614
8零式艦戦21型(熟練)597
6零式艦戦52型596
5零式艦戦21型467

第五海域:アイアンボトムサウンド

第五海域:アイアンボトムサウンド マップ

クリア報酬

第五海域新艦娘装備報酬アイテム
甲作戦Honolulu零式艦戦22型(251空)☆2
SO3C Seamew改☆2
甲種勲章×1
勲章×2 改修資材×10 戦闘詳報×1
乙作戦Honolulu零式艦戦32型(台南空)☆2
SO3C Seamew改
勲章×1 改修資材×8
丙作戦Honolulu-勲章×1 改修資材×5
丁作戦Honolulu--

【参考リンク】零式艦戦22型(251空)

難易度選択

零式艦戦22型(251空)戦闘行動半径7の陸上戦闘機で、

  • 甲(☆2)で出撃制空値16.9

となり、E4甲/乙作戦の【零式艦戦21型(台南空)】よりも優秀。
甲では乙の32型は入手できないので注意。

また、E5を乙にした場合、甲のものはもらえないですが、
零式艦戦32型(台南空)】戦闘行動半径5

  • 乙(☆2)で出撃制空値18.4

を入手可能です。

E4を乙でやって、E5も乙でやれば、戦闘行動半径7と5の
陸戦がそれぞれ1つずつ入手出来るので、相応に艦隊強化になりますね。

その他、甲/乙何れの難易度でも、E3で説明した【SO3C Seamew改】が手に入ります。
それぞれ難易度別の報酬に見合っていると言えるでしょう。

※余談、E5甲とE5乙ならE5甲の戦闘行動半径7の方を取るべきという認識。
戦闘行動半径7の陸戦はそもそも数が足りないので、今後8や9で陸戦要求された時
に出来る行動が大きく変わります。
台南空も6-5とかの普段使いなら優秀ですが、251空に比べたら
代用出来る範囲ですかね。

 

イベントの難易度/報酬見た場合、今回の甲報酬は非常に美味しい部類。
準備されてきた提督なら挑戦するべきだと思いますが、
お札の数など諸々込みで、”簡単な海域”ではないので注意です。

なお、報酬目的で丙でやるくらいなら、私は丁でやって、
掘りとか育成に力を入れたほうがいいと認識しています。

まとめ

前段作戦で貰える報酬は、全て改修値による装備ボーナスが無視できない装備です。
ちょっとした差が響いてくるのはよくあるので、今後最終海域甲を目指すような層は、
多少無理してでも甲作戦での完遂をおすすめしたいです。
後段作戦もそれぞれ難易度が上がりますが、
高い難易度に挑戦する意義が大きいです。

個人的には、モチベーションがあるなら全難易度甲で。
後段は甲が無理でも、乙作戦で完遂を目指したいです。

鎮守府次第にはなりますが、基本的な方針として

  • E1・・・甲・乙
  • E2・・・甲・丁
  • E3・・・甲・乙・丙
  • E4・・・甲・乙
  • E5・・・甲・乙

がある程度楽に美味しい装備を入手出来る、コスパの良い選択肢と言えそうです。
まだまだ友軍も来ていませんし、今後難易度は簡単になっていきます。
様子見しつつ、上手く進めていきましょう。

艦のドロップについては記事更新時点では考慮していません
ドロップ考慮すると結論も変わる可能性があるので注意。

【激突!ルンガ沖夜戦】