2014年7月にフィット砲が実装されてから早3年が経ちました。どの艦にどの主砲を載せるのかは今でも悩んでいる提督が多いと思いますが、改めてフィット砲の解説を取り扱いたいと思います。この記事ではフィット関して既にわかっていることの確認を主に取り扱いたいと思います。

(09/21 記事の加筆・調整等)

概要

艦これではその戦艦にあった大きさの主砲を装備すると命中率が上昇し、
その戦艦よりも大きい主砲を装備した場合に命中率が減少します。

例えば、金剛は史実で35.6cm連装砲を装備していましたが、
艦これでは大和が装備していた46cm三連装砲も装備することができます。

ただ、46cm三連装砲を金剛に装備させることは可能ですが、本来載せれる大きさの
主砲ではありません。
過積載扱いとなり、上手く運用できなくなり命中率が下がるということですね。

このように艦と主砲の大きさによって命中率に影響するシステムのことをまとめて
フィット砲と呼ばれています。

 

余談ですが史実の砲重量とはあまり関係なく設定されてるようで、例としては
Bismarckの38cm連装砲改は41cm連装砲並の重さですが、
35.6cm連装砲系統として扱われます。

フィット砲表一覧

分類主砲(命中)金剛型BisV.V級Iowa航戦War長門型改大和型
A35.6cm連装砲(0)74444220
試製35.6cm三連装砲(2)74444220
38cm連装砲改(3)74444220
38.1cm Mk.I/N連装砲改(2)74444220
B41cm連装砲(0)-5-5-5-52220
試製41cm三連装砲(2)-5-5-5-52220
C381mm/50 三連装砲(-3)-211-22220
381mm/50 三連装砲改(-1)-211-22220
D試製46cm連装砲(1)-7-7-7-7-3-3-30
E46cm三連装砲(0)-10-10-10-10-7-7-70
F16inch三連装砲 Mk.7(4)-5-5-540220
16inch三連装砲 Mk.7+GFCS(7)-5-5-540220
G試製51cm連装砲(1)------00

リシュリュー、ガングートは未筆。
※V.V級はヴィットリオ・ヴェネト級、つまりItalia、Romaを指します。
BisはBismarck,WarはWarspite

表は明石の改修工廠さんのものを主に参照しています。
※正しいとは限らないので要注意。
※分類は補正が同じもの、複数搭載時に√計算されると思われるものをABCで分けています。

表はその系統の主砲1本載せたときの”フィット補正による”命中率の変化値を示しています
同じ系統(命中率の上昇が同じ)フィット砲を複数載せた場合、
本数に√補正をかけた掛け算での計算になります。

  • 金剛型に35.6cm連装砲を1本・・・7×√1=7 (%)
  • 金剛型に35.6cm連装砲を2本・・・7×√2≒9.9(%)
  • 金剛型に35.6cm連装砲を1本,46cm三連装砲を1本・・・7×√1+(-10)×√1=-3(%)

だいたいこんなイメージ。

実際には、表に加え、

  • 砲自体の命中補正
  • 改修補正(√☆%、最大で+3程度)

の要素も命中率に影響します。

ケッコンによるマイナスフィット補正の変化

ケッコンした場合、フィット砲の”マイナス補正”が本来の6割に修正されます。
金剛型に重量の重い「46cm三連装砲」を載せた場合、
ケッコン前だと-10の補正がかかる所、ケッコン後だと-6の補正に変化します。

  • -10→-6
  • -7→-4.2
  • -5→-3
  • -3→-1.8
  • -2→-1.2

とデメリットがそれなりに解消。ケッコンにより重量超過砲も載せやすくなるので一考。

但し一部例外があり、
381mm/50 三連装砲(改)に関してはケッコンにより+補正が下がる例も。

  • +1→+0.6
  • +2→+1.2

※実装ミス?こちらは艦これ改のソフトって解析(翻訳)より確認。
ブラウザ版では修正されてる可能性もあります。

その他

●表に書いてないものは検証中のものが主です。
(検証数が足りてないというより私が追いかけきれてない/正確な数値でない等)
例えばГангутは30.5cm三連装砲改への適性が非常に高く、
35.6cm連装砲系統への適性も高いですが、
大型砲のマイナス補正は金剛型よりも大きい可能性が示唆されています。

●計算式は省きますが、基本的に上記で書いた
命中値はそのまま命中率に影響します(7なら+7%)。
これは主砲についてる命中値や電探についてる命中補正も同様で、
砲の命中率は“砲の命中値””改修による命中値””フィットによる命中値”から計算されます。

●長門改二と41cm三連装砲改については、特殊な挙動をしている可能性があります。
特に長門改二は41砲系統に対し今までよりもフィット補正が強いと考えられます。

●航空戦艦に関しては大きなフィット適性が2つあるので、35.6cm砲系統,41砲系統の
二種類をちゃんぽん持ちさせたほうが、35.6砲系統2つ持たせるよりも命中率が上昇します。
※長門型は命中+2が複数ありますが、系統別の砲(35.6と41等)であれば、
別々に加算されると思われます(艦これ改の計算式より)。Iowaは不明

●大和型は大型砲に対してのフィット補正が確認されていません。
運営ツイートでは”15.5cm三連装副砲改”に何らかの補正効果があるみたいですが
今のところ不明。

支援艦隊の砲撃支援にはフィット砲の影響、改修の影響は一切確認されていません

運用例

水上打撃部隊連合艦隊での”それなりに命中率を意識した”運用例を考えてみます。
実際には、改修の数値でどの砲が命中値が高いかは大きく変わりますし、
今後の検証で大きく変化する可能性もあります。

また、命中率を意識するのは大事ですが、火力キャップが
150→180に上昇したことにより火力を意識した方がいい場合も多くあります。
※以下”改修が同一レベル”なのを想定して書いています。
私の感覚が含まれてるのと、改修レベルで優先度は大きく異なるので注意。

金剛型

35.6cm連装砲系統の主砲2本積みが命中率を大きく底上げするため安定しやすくなります。
但し火力に難があるため、その場合はIowa砲を一本混ぜるのも有効。

Iowaの16inch三連装砲 Mk.7のフィット・命中込みの
補正は-1(ケッコンで+1)と強力な割にデメリットが小さめ。
試製35.6cm三連装砲と16inch三連装砲 Mk.7を足して
+8(ケッコンで+10)程度の補正となるため、準備できるレベルの提督であれば
個人的にはこれがよいかなと思います。

Bismarck,Italia,Roma

これらの艦艇は補正が一緒だと考えられていて、
35.6cm連装砲系統と381mm/50 三連装砲系統に適性があります。
違いとしてはBismarckとWarspiteは元の射程長、Italia,Romaは射程が超長ですね。

パターンとしては

  • 35.6cm連装砲系統2本(命中最重視)
  • 35.6cm連装砲系統1本+16inch三連装砲 Mk.7系統1本
  • 35.6cm連装砲系統1本+381mm/50 三連装砲系統一本
    (射程を伸ばしつつデメリ控えめ)
  • 16inch三連装砲 Mk.7系統2本

この辺りが使い勝手がいいかなと。

なお、ケッコン条件で16inch三連装砲 Mk.7系を2本積める場合は地味に強力。
フィット補正で-4.2(ケッコンしてないと-7)かかりますが素の命中補正が+8あるため、
381mm/50 三連装砲改を2つのせるよりも命中率が大きく高かったりします。

伊勢型・扶桑型

既に書いたように、35.6cm連装砲系統と41cm連装砲系統を
両方持たせると命中率補正がやや大きめになります。

ある程度火力を意識する場合は試製41cm三連装砲と
16inch三連装砲 Mk.7を一本ずつ載せるのがバランスいいかなと。

Iowa砲のフィット補正がないとすると、実質的にはIowa砲2本済みが
試製41+Iowa砲と同等命中率ですね。

長門型(改),Warspite

35.6cm連装砲と41cm連装砲系統、381mm/50 三連装砲系統
それぞれに適正がありますが、+2前後であまり大きな数値ではありません、

41砲2積みに比べ、属性の違う主砲を載せても1%程度しか命中率は変わらないので、
無難に火力のある41cm系統を2本、射程を伸ばしたいときは
381mm/50 三連装砲系統または試製51cm連装砲を一本混ぜるというのが良さそう。

但し例によって、16inch三連装砲 Mk.7砲にも+補正があると考えられ、
こちらを一つ装備する分にはメリットしかありません。

Iowa

火力、命中共に高い状態を維持できる16inch三連装砲 Mk.7砲2積みが基本。
この主砲にフィット補正があるのはずるい。

どうしても別の艦に16inch三連装砲 Mk.7を載せたい場合であれば、
一本別の砲に変えて、艦隊の総火力+命中を意識するのも良いと思います。

大和型

フィット補正の影響がないため、単純に命中値だけであれば
16inch三連装砲 Mk.7や38cm連装砲改が有力。

但し、反航戦でも装備次第で火力キャップを維持できるのが特徴の大和型なので、
出来るだけ火力の高い主砲を載せたいところです。※反抗キャップ維持は連合艦隊時に限る。

ガングート(Гангут),リシュリュー(Richelieu)

ガングートは自身の持ってくる30.5cm三連装砲(改)に大きなフィット補正があります。
また、35.6cm連装砲系統にも補正があると考えられ、それ以上の主砲では
大きなマイナス補正が考えられています。砲をあまり改修していない提督はとりあえず
30.5cm三連装砲改を一本載せたらいいんじゃないかなと。

リシュリューはまだ不明ですが、今の段階では
BismarckまたはWarspiteと同様のフィット補正の可能性が噂されています。
※まだ検証前の段階なので鵜呑みにしないように。

その他

連合艦隊では命中率が低下

連合艦隊、特に水上打撃部隊第一艦隊では命中率が
大きく落ちることが確認されています。通常艦隊-35%前後ではないかと言われている

低い命中率の場合、弾着観測射撃の連撃やカットインが外れる原因になることも。
特に連合艦隊ではフィット砲を意識して装備したいです。

但し臨機応変に

機動部隊の第一艦隊であったり、何らかのギミックであったり、連合艦隊であっても
命中率が低下していない、または低下値が低い状況もあります。

例としては2017夏E-7でボスマスに限り、ギミック解除時に
命中補正があった可能性があります。

そういった場合にはフィット砲にこだわりすぎず、
ある程度火力を維持したほうがいい場面もあるかもしれません。

上位主砲持ってないんだけど?

まず、
理由もなく金剛型や伊勢型等に46cm三連装砲のような過積載砲を載せることはやめましょう。

金剛型に46cm三連装砲を載せた場合、本来のフィット砲を載せた時に比べ
2割以上の命中率が低下しています。”体感でも余裕でわかるレベル”で、当たらなくなります。

上位主砲を持っていない場合、基本はその艦にあったフィット砲である、
35.6cm連装砲や41cm連装砲を中心とした装備編成を考えていきましょう。

意外かもしれませんがこれらの装備は改修することにより、
実質的に上位装備よりも高い能力性能を維持することが可能になります。

 実火力(昼/夜)実命中補正(フィット考慮せず)
35.6cm連装砲150
35.6cm連装砲☆919.5/183
試製35.6cm三連装砲182
試製35.6cm三連装砲☆922.5/215

※☆10にすると端数が出るため☆9で比較。
昼戦で見れば35.6cm連装砲は☆4迄上げれば試製35.6cm連装砲にほぼ並びます

 

特に35.6cm連装砲の改修はコスパが良い割に腐りにくいので、
この主砲の改修を初めておくと、色んな場面で楽ができるようになってくるでしょう。
※4年以上艦これをしてますが、うちの鎮守府では現役で使っています。

長期的には35.6cm連装砲の上位互換である試製35.6cm三連装砲、
41cm連装砲の上位互換である試製41cm連装砲、
この2本の入手を目指せばいいかなと思います。

まとめ

書いてて改めて思いましたが、Iowa砲めちゃくちゃ強いですね・・・
早くドロップなり大型建造なり入手できるようになって欲しいものです。

フィット砲も大事ですが、戦艦の場合は主砲の改修や徹甲弾改修による
命中率の差もかなり大きくなってきます。複数積み重ねて、
攻撃を命中させられる状況を作っていきましょう。