2017秋イベに行われた支援艦隊に対する調整によって、今まで砲撃支援だったものが航空支援となったり、新たに潜水艦相手に対潜支援が出来るようになったり、大きな変更が加えられました。この記事では支援艦隊の基本的な情報を再度まとめておこうと思います。

(2019/08/07 修正)
(2020/06/15 更新。命中についての加筆等)
(2021/04/25 キャップ変更に仮対応)
(2022/10/29 全体の調整)
(2023/11/21 Q&A以下の更新)
(2024/07/13 艦隊通信アンテナに関する記述を加筆)

※対潜支援については、以下の記事に飛んでください。

基本情報

支援艦隊はイベント海域や常時実装の南方海域(5-●)の攻略をサポートするシステムの一つ。
攻略時に遠征タブから支援艦隊を出しておけば、戦闘の際敵艦隊に打撃を与えます。

新支援艦隊の分類例

支援名編成例資源消費内容
砲撃支援駆逐2戦艦3空母1燃料5割
弾薬8割
各艦の単発攻撃(最大6回)
航空支援に比べ高火力高命中低回数
キラキラ状態・装備の質に大きく依存
航空支援駆逐2正規空母4燃料5割
弾薬4割or8割
各スロット毎の航空攻撃(目安:4スロ×4=16回)
砲撃支援に比べ低火力低命中高回数
艦載機の質に大きく依存
対潜支援駆逐2軽空母2正規空母2
駆逐2軽空母4
燃料5割
弾薬4割or8割
各スロット毎の対潜攻撃(目安:4スロ×4=16回)
艦載機の質に大きく依存
雷撃支援-燃料5割
弾薬8割
よくわからない

の大きく分けて4種類。基本使われるのは砲撃支援なので、
まずは砲撃支援だけ覚えればOK。

以下、それぞれ解説を入れていますが砲撃支援以外は飛ばしてもOKです。
支援の種類理解しているので次の項目に飛ぶ

砲撃支援(支援射撃)

空母1以下且つ戦艦系2以上または重巡系4以上の場合砲撃支援に。
但し航空戦艦,航空巡洋艦が混ざる場合、高速戦艦,低速戦艦,重巡洋艦が1以上必須です。

  • 駆逐2戦艦3空母1(おすすめ)
  • 駆逐2重巡4 等

特徴として、

  • 各艦1隻ずつ単発攻撃を行う(6隻で6回攻撃)
    支援用に編成し、命中すれば敵艦を撃沈しうる火力が出る
  • 火力はほぼ砲撃戦準拠で、交戦形態や陣形の影響を受ける
  • 夜戦時でも砲撃支援が来る。空母も砲撃戦と同様に攻撃する

上記だけではわかりにくいですが、後ほど後述。現状砲撃支援が支援艦隊として適しています。
敵水上艦隊に安定した効果を望む場合、【駆逐2戦艦3空母1】の砲撃支援を活用しましょう。

※連合艦隊時は、支援射撃の火力補正1.0倍(参考)
警戒陣選択時の火力補正は0.5倍となります。

航空支援

6隻支援の場合基本空母(軽空母含む)2隻以上で航空支援に。
砲撃支援系統(戦艦・重巡)の艦がいない場合、空母系1隻から航空支援となります。

  • 駆逐2空母4
  • 駆逐2空母2戦艦2(空母2以上は戦艦混ぜても意味ない
  • 駆逐2航空戦艦3空母1(航空戦艦だけでは砲撃支援にならない) 等

砲撃支援と違い

  • 制空権の判定がある(航空戦力がある敵編成の場合艦戦も必要)
  • 対空砲火を受ける(制空権と合わせボーキが消耗する)
  • 航空戦と同様交戦形態や陣形の影響を受けない
  • 攻撃機(艦攻・艦爆等)1スロット毎に攻撃判定がある
  • 攻撃機の雷装(爆装)・スロットの搭載機数が火力に影響する
  • 練度やcond値は命中率に影響しない
  • 艦載機熟練度が無効である

といった特徴があります。命中率に難があり、対空砲火を受けるためボーキ消費もまあまああります。
イベント海域で航空支援特攻がある場合、活用機会があるかもしれません。

対潜支援(対潜支援哨戒)

駆逐2+軽空母1+対潜艦1、且つ軽空母と対潜艦に
対潜値のある航空機(艦戦×)を積んでいる場合に対潜支援が可能になります。

  • 駆逐2軽空母2正規空母2
  • 駆逐2軽空母4 等
    駆逐2軽空母1正規空母3では対潜攻撃をしない

基本的には航空支援と同様です。

  • カ号観測機や天山(九三一空)等、対潜地の高い攻撃機を装備する必要がある
  • 水上艦と潜水艦が混在している時は潜水艦のみ攻撃する
    水上艦のみの敵編成の場合航空支援と同様に水上艦を攻撃する
  • 航空支援の派生のため、駆逐艦に載せるソナーや爆雷等はダメージに寄与しない

回転翼機は水上艦に対し攻撃しません。道中他のマスに水上艦が混ざる海域で
潜水艦専門に対策を行いたい場合、カ号観測機やオ号観測機改等”のみ”を装備しましょう。

詳細は以下より

雷撃支援(支援長距離雷撃)

砲撃支援または航空支援の要件を満たさないと雷撃支援になります。
残念ながら使える支援ではないので覚えなくて良いです。

  • 駆逐6 等

参考

記事内の説明は実戦での概要レベルです。
正確な砲撃支援・航空支援の分類に関しては以下を確認してください。
※対潜支援の発生条件等、細かい艦種で異なってきます。
支援艦隊 – 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*

支援艦隊の発生率・キラキラの影響等

キラキラ艦数道中支援決戦支援
0隻51%86%
1隻(旗艦)66%100%
2隻71%100%
3隻76%100%
4隻81%100%
5隻86%100%
6隻91%100%
アンテナを考慮しない数字

旗艦キラのみ補正が違うので、1隻キラの場合はその艦が旗艦としています。

道中支援の発生率ですが、一戦ごとに支援の有無を判定されていて

  • 基礎51%+旗艦キラ(15%) +随伴キラ(5%×最大5隻)=最大91%

となっています。全キラ状態であっても、
全ての道中マスに支援艦隊が着てくれる確率は
道中3戦ある海域だと75%,4戦ある海域だと68%程度です。

決戦支援に関しては旗艦のみキラ付けをすれば100%の確率で
支援に来るようになっています。

キラキラ状態で砲撃支援に参加した場合、命中率にプラス補正

キラ付けによる命中補正は装備が最適化されてくると20を超えるようになり、
32号対水上電探(命中+8)の命中補正よりもかなり大きな数値です。

実際に計算した場合、あくまでも一例ですが

  • キラ付けをしていない場合・・・10回に5回程度あたる
  • キラ付けをしていた場合・・・・10回に7回程度あたる

この位の差は当然で、構成次第でもっと大きな差になってきます。

キラによる命中変化は砲撃支援の話です。
航空支援、対潜支援のキラ状態は、命中率に影響せず、支援到達率のみ影響があります。
命中率が変わる具体例

キラ付けの有無で命中率が21%変わる例

長門改二99レベル。画像の装備・条件で、キラ無しだと撃破率が44%

長門改二99レベル。画像の装備・条件で、キラありだと撃破率が65%。
画像元:艦これ砲撃支援命中計算機(現在跡地)

攻略で詰まっている際、支援艦隊キラ付けが非常に有効なことがあります。

キラキラ状態の推移(cond値)

支援艦隊にも疲労の概念があり、出撃毎にcond値が低下します。

  • 道中支援の場合、1-5の間でランダムで、出撃全艦同じだけ疲労
  • 決戦支援の場合、1-10の間でランダムで、出撃全艦同じだけ疲労

※cond値がよくわからない場合、
決戦支援のほうがキラが取れやすいと理解しておけばOK

「艦隊通信アンテナ」「通信装置&要員」による支援艦隊到達率の向上

2024/06/27のアップデートにて、「艦隊通信アンテナ」「通信装置&要員」が実装されました。
支援艦隊の旗艦または2番艦に装備することで、支援艦隊の到達率を上昇させる装備です。

到達率の比較

キラ隻数アンテナ有到達率アンテナ無到達率
0隻(キラ無)64.7%(194/300)51%
1隻(旗艦)79%(316/400)66%
6隻(全艦)94.4%(963/1020)91%
「艦隊通信アンテナ☆1」と「通信装置&要員」を1積みした時の支援到達率(0隻キラ時)(1隻キラ時)(6隻キラ時)
2024/06/30~2024/07/13の内容

上記の通りアンテナ等の有無で、支援到達確率が大きく向上することがわかります。

支援艦隊が来るかどうかは道中突破率に直接影響する要素です。
あれば採用したほうが良い装備となりそう。

運用

決戦支援は到達率を100%にすることが可能なので、道中支援で採用することが考えられます。

「艦隊通信アンテナ」「通信装置&要員」は、
艦隊司令部施設を装備できる艦にのみ装備することが可能
です。

例えば画像のような時雨を道中支援の「1番艦」または「2番艦」に配備することで、
道中支援の到達率を大きく底上げすることが可能です。

砲撃支援では、アンテナ装備した艦が、
主砲や電探を乗せた時に比べ火力・命中を落とすことになります。
火力に期待しにくい駆逐艦に装備するのが基本になりそうです。

一方、航空支援・対潜支援では、駆逐艦のスロットは自由枠です。
特にデメリットなく到達率を底上げすることが可能です。

※画像例では「通信装置&要員」を2積みしましたが、
1積みと2積みで差があるかどうか検証結果は出ていません。

砲撃支援のキラ付けは、支援艦隊の命中率に直結する要素です。
アンテナで到達率が向上するからといって当たらない支援を使うよりは、
アンテナあり、キラ付けした上で砲撃支援を使うことをおすすめします。
一方、航空支援・対潜支援に関しては、攻撃命中率がキラで変化しません。
例えば司令部退避前提輸送で、「一応対潜支援を出そう」という運用をする場合、
アンテナあり、旗艦キラのみで対潜支援を出すということも考えられます。
もちろん難しい地点の攻略であればキラ状態を意識したいです。

入手

「艦隊通信アンテナ」は2024梅雨の、てるてる坊主集めで入手できました。
先行実装とされていて、本実装がいつになるかはわかりません。

「通信装置&要員」は、恒常任務からも1つ入手することが可能です。

なお、「艦隊通信アンテナ」は「通信装置&要員」を素材とすることで改修できますが、
現状ではどの程度効果があるかわからず、改修せず手元においておくのが無難そうです。

参考

現状「艦隊通信アンテナ」「通信装置&要員」を使った場合でも、
支援到達率を100%にすることはできません。

検証によれば、支援艦隊が到達しない判定が出た際に、
アンテナの改修値や通信装置の数等に応じて確率で
再抽選等を行っているとの仮説が立てられています。

2024/07/03時点で検証・考察をまとめられた記事があるので、そちらを参照して下さい。
【艦これ】「艦隊通信アンテナ」及び「通信装置&要員」を用いた
前衛支援艦隊(道中支援)の来援率について
(@about6833)

砲撃支援に関しての補足

通常戦闘に比べ命中率が大きく下がる

砲撃支援の命中率は、艦隊の砲撃戦に比べ大きく下がる仕様になっています。
通常戦闘に比べ、

  • キラ付け
  • 電探・主砲の命中値
  • 艦のレベルや運による命中項上昇値

等の比重が大きいです。命中補正のある装備をしっかりと積んでいきましょう。
(ざっくり組むなら1積みか2積みが目安)

特に、元から回避の高いPT子鬼群撃破を目的として支援艦隊を組む場合、
電探を複数(2-3程度)積んでPT撃破を意識することも検討しましょう。

レベルに寄る命中項の差異の計算式(抜粋)

  • 2 * √(レベル) 

基本的に「支援艦隊は当たらないもの」と捉えておくのが良いでしょう。
その上で、当たるように工夫してすることが安定した成果につながります。

決戦支援の駆逐艦のキラ付け

駆逐艦の攻撃は、高装甲の敵には貫通しませんが、
命中すれば”割合ダメージ”として有効打を与えることが可能です。

この割合ダメージが勝敗に直結することも十分ありえます。キラ付けして挑戦しましょう。

改修やフィット砲補正は影響しない

見出しのとおりですが、

  • 装備改修効果
  • フィット砲の命中率補正
  • 九一式徹甲弾等の特殊補正
  • 艦載機熟練度補正
  • PT小鬼群の特殊回避補正
  • 装備ボーナス補正の命中値補正(火力は有効)

上記は支援艦隊に関係がなく、考慮する必要もありません
この特性上、支援艦隊はPT小鬼群を撃破する手段としてかなり有力です

装備ボーナス補正は火力のみ影響

装備ボーナス補正(装備時に青時表記されるもの)については

  • 表示火力に加算されるものは影響あり(支援時火力は変化する)
  • 表示命中に加算されるものは影響なし(支援時命中率は変化しない)

となります。

例えば、
・Coloradoに16inch三連装砲 Mk.6+GFCSを装備した際
火力補正は有効
・大和に51cm連装砲を装備した際
火力補正は有効・命中補正は無効

です。

陣形補正

  • 通常艦隊時、支援艦隊は味方陣形の火力補正を受ける。
  • 味方警戒陣の時、敵通常艦隊の場合支援火力は0.5倍
  • 味方警戒陣の時、敵連合艦隊の場合支援火力は1.0倍(変動しない)
  • 連合艦隊同士の戦闘時、味方の陣形は支援艦隊の火力は1.0倍(変動しない)

支援艦隊での目標火力設定

支援艦隊での火力キャップは170に設定されています。
※昼砲撃戦は220

支援艦隊T有利同航戦反航戦T不利
単縦陣139167210281
※171に到達する数字。(2021/03/06作成)

その上で、支援艦隊の火力は陣形・交戦形態の影響を受けていることに注意。
以下の数値は戦艦を想定しますが、単縦陣の場合は

  • 同航戦を想定した場合、編成画面での火力167
  • (反航戦を想定した場合、編成画面での火力210)

を最初の火力目安としましょう。多くの場合、
同航戦167程度を目標に火力設定すれば十分です。命中値との兼ね合いがあるので、
使う艦・装備によっては167より火力が足りなくても、命中値を意識したほうが良い場合も多いです。

なお、上記は火力キャップだけを見た調整ですが、この調整は敵艦隊によって最適解から程遠いことがあります。
具体的な敵編成がわかっている場合、敵艦隊に応じて、
目標の艦を倒せる火力に設定することが大事です。
(最低限の火力を確保して、後は命中値を高めるということ)

支援艦隊の火力式
基本攻撃力 = 火力 + 支援艦隊定数(+4)

空母系の火力式
基本攻撃力 = [(火力 + 雷装 + [爆装 × 1.3] + 支援艦隊定数(-1)) × 1.5]
+ 55 ([]内は小数点以下切り捨て)
※速吸改は空母ではなく通常の火力式

支援艦隊 – 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*(計算式の引用元)

参考(2020/06/04現在記事内容がやや古いです)

ツールを使って計算しよう

具体的な撃破目標がいる場合、効率の良い調整をするにはツールを使って調整したいです。
キラ付けの効果や装備による違い等、視覚的にわかるので色々試してみると良いでしょう。

以下のサイトを活用することで、個別の装甲や耐久を想定した
具体的な撃破率を計算することが可能です。

既に開発を終了されていて、敵艦のデータを入力する必要がありますが、
敵艦の任意のステータスを入力することで、具体的な命中率等の算出も可能です。
敵艦については

から任意の艦を見つけるのが簡単。

以下、具体的な調製例を折りたたみに記載しています。
※開発終了前の画像を使用しています。

調整の一例

 

反航戦時にツ級eliteを撃破したいときの例

画像のように、(キラ付けは前提で)

  • 長門99 試製41砲3/32号電探1条件でツ級に当てたときの撃破率は60.5%
  • 長門99 試製41砲2/32号電探2条件での同撃破率は37%(中破以上なら72.7%)

と、実際に試算してみましょう。画像例はツ級ですが、「ニ級後期型 elite」等、
実際に出てくる駆逐艦を目標にしてもいいと思います。
(特に初心者さんは命中値が低くなりがちなので、
まずは小型艦、具体的には駆逐艦の撃破を優先して考えてみましょう

駆逐艦(ロ級後期型)を狙う例

丙作戦で良く出てくる敵です。
画像のように、41cm主砲2本を命中値5の33号電探2個に変えた場合、
撃破率が12%ほど変わってきます。

※火力が落ちるので「空母や戦艦」をターゲットとした時、火力不足の粗が目立ってきます。
目標をもって調整を進めましょう。

支援艦隊の強化(ステップアップ)例

参考程度になりますが、

  • 46cm三連装砲(2-3)と32号対水上電探(1-2)を積んだ編成
    開発レシピで46砲と32号電探を複数作る
  • 同航戦時の火力キャップ編成
    ※主に米戦艦等が持ってくる、命中の付いた主砲を扱うようになる
  • 同航戦時火力キャップ+命中値多めの編成
    ※命中+4以上の主砲を積極的に活用して編成を組む
  • 反航戦火力キャップ編成(命中に十分余裕がある場合に)

といった感じで、目標値をステップアップしていくのが良いと思います。
これらが自力で調整できるようになれば、

  • ツ級eliteを撃破する編成
  • 駆逐ナ級後期型IIflagshipを撃破する編成
  • ヌ級改flagshipを出来る限り中破させる編成

等、自分の目的に合わせてターゲットを定めていくと良いでしょう。

各艦の命中項を確認しよう

多少練度が低くても、運が高いほうが命中項(≒命中率)が高かったり、
多少命中項が低くても、火力が高いほうが総合的に良かったりします。

何を基準にするかは提督によると思いますが、「火力」は自分で確認可能。
「命中項」については、計算することによって算出することが可能です。
所属する艦隊の命中項を出したい場合、以下のサイトを活用すると良いでしょう。

うちの鎮守府だとこんな感じ(戦艦の例/2020/06/14反映)
命中項23(サブ扶桑型)~37(Warspite)と非常に幅が広いです。
14の差は32号電探2個弱と思えば、かなりの差になりますね。

※NextExpやNextLuckをレベリング/運改修の目標にする育成も有効です。

ステップアップに向けて

支援艦隊(砲撃支援)が活躍しない場合

火力が足りていないのか、命中が足りていないのか確認する必要があります。
が、(大抵)活躍しない場合命中率に難があるので、命中を前提として解説します。

支援艦隊の命中値は幾つかの要因がありますが、既に書いている通り

  • 艦娘のcond値をあげている(キラキラ状態)かどうか
  • 装備で命中値を補えているかどうか
  • 艦の運や練度が高いかどうか

といった内容に大きく依存してきます。
また、支援艦隊には火力キャップが厳しく設定されているため、
重巡級以上の大型艦を落とすことはあまり多くありません。

特に最初は、

  1. 【支援艦隊】→敵艦(駆逐艦等)を減らす
  2. 【砲撃戦】→随伴の主力艦を撃破していく
  3. 【夜戦】→敵旗艦を撃破する

といった流れを意識して、敵駆逐艦の排除に主眼に置くといいかもしれません。

命中装備の開発が進んでいない場合

支援艦隊の命中率をあげたい場合、装備の【命中】ステータスを意識する必要があります。
13号対空電探は電探ですが、命中+1で載せる価値がありません。

電探火力値命中値小型艦装備ボーナス(火力)
FuMO25 レーダー310
GFCS Mk.3729米艦 沖波改二
15m二重測距儀+21号電探改二19
22号対水上電探改四(後期調整型)19
32号対水上電探改9
SG レーダー(初期型)18米艦 沖波改二
32号対水上電探8
22号対水上電探改四8
33号対水上電探5
SK+SGレーダー14米英豪艦
42号対空電探4
22号対水上電探3
21号対空電探改3
13号対空電探改2榛名改二 長門改二 潮改二
時雨改二 初霜改二 沖波改二
21号対空電探2
SKレーダー1
13号対空電探1

2020/06/17時点

上は基本的な電探の表。支援艦隊で命中装備を使うなら、
命中4以上の「42号対空電探」以上が欲しい所。
※初心者向けの話。最終海域の甲なら32号対水上電探が前提。

電探開発が進んでいない場合、以下のような装備が「代用」
として視野に入ります。

命中値を上げる代用装備火力命中
15.5cm三連装副砲72
15.2cm連装砲53
三式水中探信儀2
二式艦上偵察機3

例えば、15.2cm連装砲は22号対水上電探の上位互換です。
15.5cm三連装砲(副砲)は命中+2止まりですが、火力7のサポートが出来ます。

15.5cm三連装砲(副砲)は全戦艦と空母が装備可能ですが、
15.2cm連装砲は一部の戦艦のみ装備可能。
どちらも代用品なので、無理に開発等で入手する必要はありません。

また、艦隊本体に電探を載せる必要があり支援に割く電探がない場合、
ソナーを使うことでも命中率を底上げすることが可能。

このあたりの選択肢も考慮しておくといいですね。
※あくまでも応急処置的な対処です。基本的には電探の開発を進めていくことをおすすめします。

電探開発は優先順位が特になく、【32号対水上電探】を開発していきましょう
※並行して33号電探等を集めていきます。電探は多数必要で、本体の分も込で、
命中値のあるもの(命中4~,索敵5以上)を20個位は準備しておきたいです。
最終的には支援艦隊分は【32号対水上電探】を下限として上位のもので統一すること。

支援艦隊で活用する主砲の入手

大口径主砲火力命中射程装備ボーナス(一部抜粋)
51cm連装砲321超長大和型
試製51cm連装砲301超長大和型
46cm三連装砲改272超長大和型
46cm三連装砲260超長
試製46cm連装砲231超長
41cm三連装砲改二235伊勢型改二 扶桑型改二 長門型改二
41cm三連装砲改224
試製41cm三連装砲222
41cm連装砲改二215長門型改二 伊勢型改二 扶桑型改二
41cm連装砲200
試製35.6cm三連装砲182
35.6cm連装砲改二175金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲改163金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲150
35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)193金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲(ダズル迷彩)151金剛型改二(丙)
16inch三連装砲Mk.7+GFCS247
16inch三連装砲 Mk.7244
16inch三連装砲 Mk.6222米戦艦
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284236英戦艦
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改224英戦艦
16inch Mk.I三連装砲212英戦艦
16inch Mk.VIII連装砲改214米戦艦・英戦艦
16inch Mk.V連装砲212米戦艦・英戦艦
16inch Mk.I連装砲201米戦艦・英戦艦
381mm/50 三連装砲改21-1超長
381mm/50 三連装砲20-3超長
38cm四連装砲改223
38cm四連装砲211
38cm四連装砲改 deux244仏戦艦
38cm連装砲改173
38cm連装砲161
38.1cm Mk.I連装砲181
38.1cm Mk.I/N連装砲改192
30.5cm三連装砲改173
30.5cm三連装砲161
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS236米戦艦
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2233米戦艦

2020/06/17時点

支援艦隊にフィット砲は関係ありません。
【火力】【命中】を基本に、ステータスの良いものを装備していきましょう。
ステップアップを目指している提督が目標に出来そうな装備例としては

主砲入手例
41cm連装砲開発レシピ
戦艦-10/251/250/10
46cm三連装砲
試製35.6cm三連装砲戦艦「榛名」出撃せよ!
精鋭「第三戦隊」全艦集結せよ!
35.6cm連装砲の改修更新
試製41cm三連装砲長門型/伊勢型/扶桑型改二他が持参(要設計図)
改修でも入手可(原則は非推奨)

比較的早期の入手ではこのあたりが挙げられます。また、
海外産の主砲の中には火力と命中値がセットで付く装備も多くあります。
海外戦艦がドロップする場合、チャンスは積極的に狙いたい所。
高能力の主砲はたくさんあって困らないので、時間をかけて増やして行きましょう。

艦種装備艦種装備
駆逐艦33号対水上電探
33号対水上電探
33号対水上電探
駆逐艦33号対水上電探
33号対水上電探
33号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
正規空母彗星一二型甲
彗星一二型甲
32号対水上電探
32号対水上電探
当面の目標編成です。支援主砲として46砲はあまり強くないので、
将来的には試製41やより上位のものに切り替え。
最終的には敵艦隊に合わせ、細かく調整するようになります。

※艦隊本体に主砲をしっかり装備した上で、余っている主砲を載せていくことになります。
当面は、本体で使わない46cm三連装砲12本程度の入手を目標にするとよいでしょう
※その後、試製41cm三連装砲であったり、それより上位の主砲(火力/命中があるもの)
に置換していきたいです。

実際の支援艦隊編成例

艦種装備艦種装備
駆逐艦33号対水上電探
33号対水上電探
33号対水上電探
駆逐艦33号対水上電探
33号対水上電探
33号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
戦艦46cm三連装砲
46cm三連装砲
32号対水上電探
32号対水上電探
正規空母彗星一二型甲
彗星一二型甲
32号対水上電探
32号対水上電探
当面の目標編成です。支援主砲として46砲はあまり強くないので、
将来的には試製41やより上位のものに切り替え。
最終的には敵艦隊に合わせ、細かく調整するようになります。

画像にせず、文字にした場合はこんな感じ。最初はこれを目標に。
中長期的には32号対水上電探を一個増やしたり、一個減らしたりして
自力で装備例を調整を出来るようになるのが理想ですね。

これを2部隊作るので、甲難易度イベントに挑むには、支援艦隊用の装備として、
46cm三連装砲を12本程度、32号対水上電探を16個程度準備しておきたいです。

※電探は命中値の高い物があればいいので、SG レーダー(初期型)等も活用すること。
46cm三連装砲も16inch三連装砲 Mk.7等、更新先は多数あります。

他、編成例に関しては以下記事も参考にしてください。

46砲+32号電探の装備例は、「初心者が最初に目指す」支援艦隊です。
甲作戦を攻略する上では、火力値のある電探や、命中値のある主砲を活用していきたいです。

補強増設も採用できる

補強増設の命中値や火力値も、支援艦隊に影響することが確認されています。

  • 熟練見張員・・・駆逐艦の火力/命中底上げや、戦艦の命中底上げに
  • 大和電探・・・大和型の増設に
  • 熟練甲板要員+航空整備員・・・空母の増設に
  • 機銃・・・甲板要員が使えない際、空母の火力命中底上げに

Bofors 40mm四連装機関砲,3.7cm FlaK M42については、火力/命中が+1で悪くないですね。

Q&A

支援におすすめの艦娘は?

駆逐2戦艦3空母1がテンプレになります。

艦種目的艦名
戦艦火力重視武蔵改二 大和改二/重 長門改二 (Iowa改)
バランス(South Dakota改 Washington改 Massachusetts改)
燃費重視榛名改二丙 金剛改二丙 比叡改二丙
Warspite改 Nelson改  Rodney改 
Colorado改 Maryland改 榛名改二 霧島改二
空母火力重視赤城改二(戊) 加賀改二(戊/護) 飛龍改二 
燃費重視Gambier Bay Mk.II 鳳翔改二 各種軽空母
駆逐火力重視雪風改二(丹陽) 綾波改二 長波改二 夕立改二 時雨改三
陽炎型夕雲型等他多数(練度/運/火力の高い艦で装備フィット等考慮して検討)
命中重視Ташкент改 時雨改二 初霜改二 運改修且つ増設電探艦
2023/05/08更新。同練度/運改修なしで想定しています。
練度や運改修により、優先度合いは異なってきます。参考程度に

支援艦隊の適性は

  • 火力(装備ボーナス補正含む)
  • 練度と運(=命中項)
  • 支援出撃コスト

によって決まります。
特に練度と運の部分は鎮守府によって異なってくるので、
あくまで上記の表は参考例になります。
上記の表にある支援適正のある艦を育てておけば、イベントでも有利に戦いやすいかもしれません。

戦艦

●火力重視は火力と運の特に高い各艦。特に大和型改二は増設電探を始め、電探を複数積めるため、
命中率を高めやすく、資源度外視になりますが戦力としては最高峰です。

●燃費重視欄ではWarspiteがずば抜けて使い勝手が良いです。
また、榛名・金剛・比叡の3隻は補強増設に電探が乗るようになった関係で、
汎用的に優秀な支援戦艦です。

●バランスで上記に乗せていない米戦艦の3隻に触れています。
やや資源消費が重いですが、支援に必要な「火力」と「運」のバランスが良い艦です。
ただ、既に金剛型改二丙がいる場合はそちらを優先したほうがいいでしょう。

簡単な海域やゲージ削りでは、Warspiteや榛名・他金剛型等、燃費の軽い艦を運用すればOK。
特に難しい海域のゲージ破壊時は、武蔵・大和・長門や榛名等の中から
運・火力・練度のある艦をしっかり採用したほうが良いでしょう。
特に最終海域では、燃費を意識するよりも、
「大和型を使って1発でも多く当てたほうが安く済む」と考えられることもあります。

正規空母・軽空母

特におすすめするなら
赤城改二(戊)・加賀改二(戊)・飛龍改二・鳳翔改二(戦)・Gambier Bay Mk.II
赤城や加賀は5スロの関係で、電探を一つ余分に積み増しできます。

飛龍は正規空母の中では低燃費な上、運/火力共に高い艦です。
増設に熟練甲板要員+航空整備員を装備することで、
反航戦でも高い火力を維持することが可能になりました。

また、鳳翔やGambier Bay Mk.IIも飛龍ほどではありませんが、
TBM-3W3Sと熟練甲板要員+航空整備員を装備することで、反航戦での高火力に期待できます。
(運が低いので装備や練度でカバーするのが前提)

その他軽空母は正規空母に比べると火力が足りないことが多いので、
軽い支援の時や、重要ではない支援艦隊で活用していきましょう。

駆逐艦

電探を3積みするか、主砲を乗せるかでやや変わってきます。

命中率よりも火力を取って、
「第二艦隊の駆逐艦(ロ後期等)を撃破したい」といった場面では、
補強増設に電探が乗るようになった関係で、夕雲型・陽炎型で運の高い艦が優秀。
主砲と電探の装備ボーナスがある艦が良いでしょう。
例えば雪風・時雨・長波等が挙げられます。
また、補強増設に22号逆探電探が乗るのであれば、清霜や朝霜も強い候補になります。
(記載していない艦でも高火力の駆逐艦は多数います。)
他、綾波は運/火力が両方高いため、増設に電探が載せられなくても候補になる場合があります。

 

一方命中重視の装備にするときは、電探3積み/あるいは4積みにして、
「第一艦隊に割合攻撃を当てる」ことを目標にします。
これは4スロットのТашкентや、幸運艦の雪風や時雨・初霜等が候補になります。

なお、支援艦隊で火力を意識する場合、丹陽の採用も有力です。
鎮守府戦力に十分な余裕があるなら、丹陽の育成も検討するといいかもしれません(基本趣味の領域)

支援艦隊の並び順は?

基本的には上から【駆逐2戦艦3空母1】の並びを推奨します。
まだ正確に判明していない項目の一つですが、支援艦隊の攻撃順は「上の艦から」
順番に攻撃している可能性があります。

上の艦から順に砲撃していると仮定した場合、上に駆逐艦を編成することにより、

  • 駆逐艦が高装甲艦に割合ダメージを出す
  • その上から戦艦が、装甲を突破したダメージを出す

という順番で攻撃する可能性が出てきます。
※要はこの方が割合ダメージの数値が期待できる。

もし攻撃順がランダムでも、駆逐を上においてデメリットになることがないため、
上においてしまうと良いでしょう。

支援艦隊に空母を1枠採用する理由は?

火力計算の仕様上、戦艦よりも空母の方が支援砲撃での火力/命中を伸ばしやすいです。

砲撃支援に使う主砲は数が限られますし、
空母のほうが燃料/弾薬の運用コストを節約できます。

空母の装備について

空母の支援艦隊装備は、同ランクの装備であれば艦攻よりも艦爆のほうが火力が出ます。

艦載機実質攻撃力命中
彗星一二型甲19.5
流星改19.5
九七式艦攻(友永隊)16.53
九九式艦爆(江草隊)19.54
15.5cm三連装副砲10.52
九七式艦攻(熟練)122
九九式艦爆(熟練)13.52

流星改と彗星一二型甲であれば同火力ですが他同程度の装備条件だと若干差が出てきます。

また、装備が足りていない場合15.5cm三連装砲(副砲)等副砲系も有効な選択肢です。
九九式艦爆(熟練)等も使える装備なので覚えておきましょう。

蒼龍・飛龍の牧場

蒼龍と飛龍は支援艦隊に適した装備を持ってきます。

艦名レベル初期装備
蒼龍(改二)78九九式艦爆(江草隊)
九七式艦攻(熟練)
零式艦戦21型(熟練)
二式艦上偵察機
飛龍(改二)77零式艦戦21型(熟練)
九九式艦爆(熟練)
九七式艦攻(友永隊)

特に蒼龍は、九九式艦爆(江草隊)が支援装備としてかなり優秀
飛龍は九七式艦攻(友永隊)が本体の装備で優秀な他、飛龍自体の支援艦隊適正が非常に高いです。

零式艦戦21型(熟練)等も無駄にならず、艦娘としても優秀なので、
余力があれば育てることも検討してみてください。

砲撃支援以外の用途は?

航空支援

過去のイベントで、航空支援が特効補正を持っていたことがありました。
具体的にHP900のボス旗艦を支援艦隊のみで倒せるレベルの補正でした。
※2016春イベ

他、敵に航空戦力がない場合・対空火力が少ない場合等考慮することもありますが、
原則砲撃支援を活用しましょう。

対潜支援

  • 道中で潜水艦戦闘があり、水上戦よりも脅威
  • 道中で潜水艦戦闘があり、水上戦マスも弱い水雷のみで航空支援と兼用できる

こんな場面では、運用を検討しましょう。
絶対的に有効なものではなく、装備や艦に大きく依存します。
具体的な運用を理解せずに中途半端に使うくらいなら、
砲撃支援のほうが安定します。

2021/12/10にカ号観測機の開発が解禁され、対潜支援が誰でも実用的に組めるようになりました
海域攻略の難易度にも大きく関わるので、知らない方は抑えておきましょう。

雷撃支援

現状使い道がありません

忘れましょう。

まとめ

支援艦隊を上手く活用できれば出撃回数を大幅に減らすことが出来、
資源消費の節約にもつながります。攻略に活かしていきましょう。

具体的な支援艦隊の組み方について