2022/10現在、イベント海域の攻略では、支援艦隊の運用がますます重要になってきています。この記事では、イベントでの運用に耐えうる支援艦隊、特に砲撃支援について、以前の内容より詳しく解説していきます。

(2023/05/08 榛名改二乙/丙加筆)
(2023/06/25 増設電探に合わせ駆逐周りのコメントを更新)
突貫工事気味

前提

この記事では、以下記事にまとめている内容を前提にしています。
また、記事内で扱う命中率について、全て「キラ付けあり」を前提にしています

この記事は甲作戦向けの、
・支援艦隊を今まで以上に活躍させたい
・支援艦隊に向けた育成をしたい
といった内容を扱います。
(他の解説記事に比べ)かなり難易度が高いので注意。

対潜支援について

本記事とは内容が異なりますが、対潜支援について以下の記事でまとめています。
2022/10現在でも、カ号観測機の開発をしていない方をよく見かけますが、
カ号観測機を作るだけで対潜支援は大きく強化されます。
高難易度にチャレンジする方は、予め対潜支援の準備をしておきましょう。
(対潜支援前提の海域や記事が増えてきているので、ここの準備をおろそかにすると
ぜかましねっとを参照したイベント攻略が難しくなるかもしれません。)

砲撃支援用の艦を選んでみよう

艦種目的艦名
戦艦火力重視武蔵改二 大和改二/重 長門改二 (Iowa改)
バランス(South Dakota改 Washington改 Massachusetts改)
燃費重視榛名改二丙 金剛改二丙 比叡改二丙
Warspite改 Nelson改  Rodney改 
Colorado改 Maryland改 榛名改二 霧島改二
空母火力重視赤城改二(戊) 加賀改二(戊/護) 飛龍改二 
燃費重視Gambier Bay Mk.II 鳳翔改二 各種軽空母
駆逐火力重視雪風改二(丹陽) 綾波改二 長波改二 夕立改二 時雨改三
陽炎型夕雲型等他多数(練度/運/火力の高い艦で装備フィット等考慮して検討)
命中重視Ташкент改 時雨改二 初霜改二 運改修且つ増設電探艦
2023/05/08更新。同練度/運改修なしで想定しています。
練度や運改修により、優先度合いは異なってきます。参考程度に

砲撃支援は、「使う艦娘」と「使う装備」によって、支援艦隊の効果が大きく変化します。

例えば大和改二/重は増設込みで6スロット活用できますが
資源消費が厳しく、支援艦隊に使う方はあまり多くありません。
使えば間違いなく強い艦ですが、使っているところを見る機会は少ないです。

実際の所、大和型を使ったほうがいいのかどうか、あるいは軽量の支援艦でもいいのかどうかは、
自分の艦隊の強さや、許容する命中率・敵艦によって異なってきます。
このあたりの数字感に関して実際に見ていきたいと思います。

ダメージ計算について

この記事のダメージ例は、作戦室による計算結果を掲載しています。

ダメージや命中は仮説式によるものなため、実際の計算結果とは異なる可能性があります。
その他、編成画像や編成リンクについても作戦室のリンクを掲載しています。

戦艦

艦名火力命中項
Lv.99
資源(未婚)
燃料/弾薬
命中項
LV.175
資源(ケッコン)
燃料/弾薬
大和改二重1521826150/32033127/272
大和改二1441826145/28033123/238
武蔵改二1451024138/28031117/238
長門改二118402990/1803676/153
Iowa改1164029100/2203685/187
Nelson改114282748/1403440/119
South Dakota改109362880/1603568/136
Massachusetts改108452980/1603668/136
Washington改107382975/1563663/132
Warspite改107703245/883938/74
Maryland改106382948/1323640/112
Colorado改105402948/1323640/112
榛名改二96412950/1003642/85
霧島改二104142550/1003242/85
命中項を切り捨てしているので注意。(少しの運改修やケッコン等で繰り上がる艦もいます。)
レベル175の命中項についてはケッコン運+3で計算。2022/10/29作成

上記の表は比較的支援艦隊に適正のある艦の

  • 火力
  • 99時の命中項
  • 175(運+3)時の命中項
  • 支援コスト

をそれぞれまとめたものです。注意点として、

●あくまで同練度(運未改修)でまとめたものという点に注意。運改修最大値も未考慮。
艦娘の練度と運・燃費の考え方等によって、選ぶ艦は変わってきます。

●今回記事内で命中項という言葉がでてきますが、
命中項は、命中率を計算するために必要な数値です。
よくわからない場合命中率と読み替えても、概ね問題ないです。

●艦娘によっては5スロット艦や、装備ボーナス補正の有無もあり、
育成状況や手持ちの装備によって最適な艦が変わってきます。

●支援コストはケッコンしているかどうか15%異なります。
練度と運の上昇もあり、ケッコンしている艦は(非結婚艦に比べ)明確に有利です。

ざっくりと覚えるのであれば、
支援艦隊におすすめの戦艦は

  • 大和/武蔵
  • 長門
  • 米戦艦
    (Iowa, South Dakota, Massachusetts, Washington, Colorado, Maryland)
  • Nelson
  • Warspite
  • 榛名・霧島 ※練度が高く装備が十分にある場合に限る
  • (火力があり運改修している戦艦)

といった感じ。他の艦は高難易度海域での採用はおすすめしにくいです。
(2022/10時点)

榛名改二はかなり微妙なラインですが、
素運が高くコストが安いので、軽い海域ではよく活用しています。
ケッコン後も練度を上げていて、装備も揃っているなら考えてもいいかなくらいですね。
※改二乙や丙改装で燃費悪くなったらお役御免になりそう

以下内容は「増設の三式弾改・三式弾改二」を考慮していないものになります。
増設に見張員を載せている艦は、三式弾改以上の装備を乗せることが選択肢になります。
以下1例として支援艦隊の装備例をあげていますが、もっといい装備方法はいくらでもあります。
支援艦隊は艦隊に合わせて組む必要があり、「これでOK!」というものではありません。
【練度99】で、【同航戦】のナ級後期型IIflagshipを目標に編成しています。
反航戦を狙える艦もいますが、同航戦目標に統一しています
手持ち次第ですが、適切といえない装備例の艦もいるので注意してください。

大和/武蔵

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

大和型は改二にすることで5スロに。
画像は若干反航戦まで意識したナ級撃破の内容にしています。
支援艦隊の反航戦を考えてもいい艦はあまりいません。

支援採用時、補強増設に電探の
【15m二重測距儀+21号電探改二】(同熟練)を装備したいです。
※本体に使うなど数電探の数が足りない場合は副砲系を増設に載せます。

特に高難易度海域のゲージ破壊に挑む際には、
大和武蔵を使った支援艦隊も検討する
ことをおすすめします。
練度や装備が足りていない人こそ装備スロットの暴力でごまかしができるので、
大和と武蔵を使う価値が高くなります。

※実際の問題として、高難易度海域は大和武蔵を本体で使うので、
支援で出すにはサブが必要になってきます。
相当大変ですが準備する価値が十分にあるといえます。

榛名

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

2023/05/01に、金剛型の改二乙/丙は、増設に一部電探の装備が可能に。
実質5スロ艦として運用できるようになりました。

その中でも、特に榛名改二乙/丙は優秀で、命中率の高い装備構成を組みやすくなります。

35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)等複数入手できるなら、
複数採用を考えていきましょう。

燃費的にも軽い米戦艦(コロラド等)と同等になるため、
これからは活用していきたいところ。

※他の編成と統一したため同航戦キャップで編成していますが、
反航戦に向けて主砲4積みしやすいのもメリットです。

※榛名改二乙と丙については、鎮守府の手持ち装備で変わってきます。
基本的にはダズル改三を増やすのでなければ、改二丙運用が良さそうです。

旧画像(榛名改二)


対連合艦隊支援・同航戦キラあり

金剛・比叡

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

金剛型の支援は榛名が一番強く、例えば金剛改二丙だと似た装備で4%程度命中率が下がります。
また、金剛型の弱点として、「35.6cm連装砲改四」を始めとした強い主砲を多用できないので、
支援艦隊に金剛型を2隻3隻使うと、2隻目以降が若干弱くなってしまうことは注意したいです。

※画像では35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)を装備しましたが、
実際には16inch三連装砲 Mk.7等に変わることが多そうです。

※同練度で増設に電探を採用できれば、米戦艦と同等以上に運用できそう。
長門との比較でも練度が同じであれば勝ってる人は多そう。
Warspiteと比較すると燃費込みでWarspiteの方が強い場面が多そう。

長門

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

長門型は一例として装備ボーナスのある
【41cm三連装砲改二】【41cm連装砲改二】を装備させています。
本体でも使いたいことの多い装備なので、状況に合わせて使えるものに入れ替えましょう。
(多くの場合はIowa砲系統を乗せるのが無難な選択)
状況によっては、51砲系統を載せることもあると思います。

長門型は大和型とIowaに次いで資源消費が重たい艦ですが、
支援消費に見合った艦と言えます。

特記事項として、長門と陸奥は本体でも長門型を要求されることがあり、
運改修の恩恵が大きい艦です。
タッチの兼ね合いでレベルや運を改修しておけば、
支援艦隊用の主力戦艦としても信頼できるようになります。

米戦艦

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

米戦艦は米主砲である
【16inch三連装砲 Mk.6+GFCS】【16inch三連装砲 Mk.6 mod.2】【16inch Mk.VIII連装砲改】
あたりの装備に装備ボーナスがあり、これらを絡めやすいです。また、電探枠で重宝する
【SG レーダー(初期型)】【SG レーダー(後期型)】
にもボーナスがありますね。

米戦艦は皆運が高く、支援艦隊の穴埋めで重宝します。特にColoradoとMarylandについては、
「支援艦隊の資源コストが重い!」と思っている場合には選択肢になりやすい艦です。

一括りにしましたがまとめていますが、実際のところ

  • 高火力(Iowa)
  • バランス(South Dakota, Massachusetts, Washington)
  • 高コスパ(Colorado, Maryland)

と特性が分かれています。
画像のColoradoは主砲2ですが、主砲3電探1のほうが良い場面も多いでしょう。

2023/05現在金剛型が強いので、装備が足りれば金剛型の方がおすすめ。
そうは言っても優秀な支援戦艦なので、
何隻か選出して「支援用の艦」として育成しておくのがいいかもしれません。

Nelson

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

Nelsonは火力のある戦艦ですが、コストが低くおすすめしやすい艦。
初期運が高くない艦ですが、
ネルソンタッチのために運改修・レベリングしている方も多いと思います。

英戦艦なので英主砲である
【16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284】【16inch Mk.I三連装砲+AFCT改】
に高い装備ボーナスがあります。

これらの装備は基本NelsonかWarspiteに乗せると良いでしょう。

Warspite

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

運が非常に高く、また燃費が戦艦枠最高峰で良いです。
大和武蔵を始めとした完璧な支援を組むのでなければかなり使い勝手がよく、
採用しやすい艦と言えます。

英戦艦なので英主砲である
【16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284】【16inch Mk.I三連装砲+AFCT改】
に高い装備ボーナスがあります。
今回画像例は主砲2電探2の事例にしましたが、
ナ級撃破という観点だと主砲3電探1にした方がうまく組める鎮守府が多いと思います。

※うちの鎮守府では軽い道中/決戦支援用に2隻育てています。

霧島改二(参考用)

対連合艦隊支援・同航戦キラあり

金剛型の改二は基礎の火力が足りないので、
主砲を始めとした「装備の質」で補う必要が出てきます。
例えば金剛型は、命中5ある「35.6cm連装砲改二」系統の主砲に火力ボーナスがあるので、
これを活用した運用も検討出来ます。

ただし、改二時点だと火力が低く、装備が揃っていないと火力不足に陥りやすいです。

基本的には「敵が強くないけど支援が必要な場面で使う」
位のもので、強い敵相手に採用することは控えましょう。

具体的に選ぶなら?

戦艦は決戦支援/道中支援にそれぞれ3枠選ぶことになります。
高難易度海域のゲージ破壊想定しますが、

●決戦支援
本体に必要な戦艦を省き、決戦支援で強い3隻を選ぶ。
→例えば本体に大和・武蔵・伊勢使っているので、
支援艦隊で運改修した長門と運改修していない榛名・金剛を採用して編成する

●道中支援
本体と決戦支援で必要な戦艦を省き、道中支援に向けた戦艦を選ぶ
→上で使っていなくて、且つ命中の高い戦艦を選ぶ。
例えばNelson・South Dakota・Warspiteを採用して編成する。
(命中値の高い主砲を活用して、命中率のある支援を意識する。
道中支援の重要性が低ければ、自艦隊に合わせて軽い艦等でも検討。)

上記は1例ですが、ある程度簡単に仮想敵と支援のひな形を考えて置くと
いざという時に変な支援艦隊になりにくいと思います。

備考

今回の比較で使ったリンク:https://jervis.vercel.app/?p=5vN14cVycSo
練度や装備をいじって比較してみると楽しいかも。2022/10時点

●この記事は難しい海域での道中支援や決戦支援を想定しています。
「簡単な海域だけど念のため支援を出そう」くらいの海域だと、
記載外の軽量戦艦も考えてもいいと思います。

●装備ボーナス補正のある戦艦主砲/電探を多少意識した装備例にしていますが、
装備の違いから、比較条件に多少の有利不利が発生しています。
(一部戦艦のみにSG後期を装備している等)
多くの場合艦隊から3隻(2支援だと6隻)戦艦を選ばないといけないので
装備の取り合いになります。艦隊全体の装備構成を考慮して整える必要があります。
一品物の装備は装備ボーナスに合わせて使うと支援効率が上がることが多いです。

●装備ボーナス補正(装備時に青字で上昇する数値)は、
・表示火力に加算されるものは影響あり(支援時火力は変化する)
・表示命中に加算されるものは影響なし(支援時命中率は変化しない)
という仕様になっています。(2022/10現在)

支援艦隊の駆逐・戦艦は補強増設を開けることで、
常時命中項+2をもらうことが出来ます
。(要熟練見張員)
補強増設を開ける価値はかなり高いので、
特に決戦支援で使う艦は増設を活用することを強くおすすめします。
※大体本体で強い艦と合致するので、開けましょう。

●支援艦隊の主砲と命中の関係で、火力と命中の価値をどの程度で見積もるかよく悩むと思います。
あくまで個人的な解釈ですが、
・同航戦キャップ前(表示火力167迄)なら火力3~4=命中1
・同航戦キャップ後(表示火力168以降)なら火力5~7=命中1
位で見積もって考えるといいと思います。
※反航戦で確殺ラインを超えた火力は殆どの場合命中に振り分けたほうがいいです。
主砲がたくさん余っていて、例えば反航戦火力を超えている部分の数字を引き上げる際、
・SG レーダー(初期型)【火力1/命中8】
→16inch三連装砲 Mk.7【火力24/命中4】
と変更できる場合、大抵は正直どちらでもいいと思います。
※多くの場合はそこまで命中させるための主砲が余らないので、
まずは同航戦キャップを基本にして考えるのが無難。
記事例も主砲が足りないことを念頭に同航戦で書いています。

●今回比較したのは同航戦の「ナ級IIflagship」という、
支援目標としてかなり難しい相手です。
例えば道中支援で「駆逐ロ級後期型」を想定して支援を組む場合、戦艦なら
命中率をかなり意識した(電探を3積みした)装備でも敵艦を撃沈できるようになります。
また、支援艦隊は練度・装備の質(・運改修)による差がものすごく大きいので、
そのあたりをしっかり強化している方であれば軽量戦艦の支援も活用しやすくなります。

●2023/02の早春イベントでは、
開幕雷撃をしてくる「駆逐ナ級IIe(量産型)」が道中に実装されました。
これは、同航戦キャップ付近の火力168あれば、
反航戦時に確定大破に持ち込むことができます。
今後、道中支援の比重もより大きくなると考えられるため、
しっかり準備をすすめていきたいです。

空母

艦名火力命中項
Lv.99
資源(未婚)
燃料/弾薬
命中項
LV.175
資源(ケッコン)
燃料/弾薬
赤城改二60202648/723340/61
赤城改二戊67202648/683340/57
加賀改二56182650/763342/64
加賀改二戊62182650/763342/64
加賀改二護60182653/843345/71
飛龍改二67503035/603729/51
Gambier Bay Mk.II55162515/323312/27
鳳翔改二53503018/323715/27
瑞鳳改二乙48422920/363617/30
空母の表示火力は戦艦の表示火力と重みが異なります。
また、命中項を切り捨てしているので注意。(少しの運改修やケッコン等で繰り上がる艦もいます。)
レベル175の命中項についてはケッコン運+3で計算。2022/12/07作成

上記の表は比較的支援艦隊に適正のある艦をまとめたものです(戦艦と同様)
注意点は戦艦と同じ。

特記事項として、空母は増設の【熟練甲板要員+航空整備員】が実装され、
支援火力が大きく向上しています
同装備を使うかどうかで支援命中・火力のバランスが大きく変わってきます。
また、赤城や加賀と一口に言っても、形態により火力が大きく変わります。

【練度99】で、【反航戦】のナ級後期型IIflagshipを目標に編成しています。
※空母は火力が盛りやすいので、同航戦ではなく反航戦で表示しています。

赤城(・加賀)

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
赤城「改二」 熟練甲板要員+航空整備員なし

反航戦の火力を表示しています。同航戦では命中すれば確殺です。(以下空母の画像は同様)

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
赤城「改二」 熟練甲板要員+航空整備員あり

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
赤城「改二戊」 熟練甲板要員+航空整備員なし

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
赤城「改二戊」 熟練甲板要員+航空整備員あり

赤城は改装状態や熟練甲板要員+航空整備員で火力が大きく変わるので、
あり、なし4パターンを掲載してみました。
※江草を載せたり調整する余地があります。

画像で分かる通り、未婚の赤城改二戊で、【反航戦】でも8割以上の撃破が可能になります。

※今回画像表示では加賀を省略しますが、概ね赤城と同じようなダメージ感と思ってOK。
ただし、一番支援に適していいる空母を1隻上げるなら「赤城改二戊」になります。

飛龍

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
飛龍 熟練甲板要員+航空整備員あり

対連合艦隊支援・反航戦キラあり
飛龍 熟練甲板要員+航空整備員なし

飛龍は幸運空母で、「天山一二型(友永隊)」「彗星(江草隊)」等に
装備ボーナス補正があります。

4スロの正規空母としては燃費も軽く、装備や練度をしっかり調整すれば、
赤城や加賀に変わって支援で使いやすい艦です。

Gambier Bay

対連合艦隊支援・反航戦キラあり

Gambier Bayは装備に条件がありますが、
【TBM-3W3S】や【SG レーダー(後期型)※未採用】を装備すると
反航戦でも火力を大きく伸ばせる艦です。

基本的に素運が低いので、育成しても命中に限度があります。
難しくない海域の道中支援で使うのを検討しても良いかなという感じ。

瑞鳳

対連合艦隊支援・反航戦キラあり

その他、熟練甲板要員+航空整備員とTBM-3W3Sを使える場面では、
幸運軽空母の支援活用も選択肢に入りやすいです。

上記の画像は反航戦で計算していますが、同航戦であれば命中時にナ級を確殺することが可能。
TBM-3W3Sについては、F4U-7やAU-1でも(命中は下がりますが)火力装備として運用可能です。

難しい場面の空母は赤城や加賀・飛龍を使いたいですが、
簡単な場面であれば節約することも視野に入ります。

備考

今回の比較で使ったリンク:https://jervis.vercel.app/?p=Ryl1uE5v6qA
練度や装備をいじって比較してみると楽しいかも。

駆逐艦

艦名火力命中項
Lv.99
資源(未婚)
燃料/弾薬
命中項
LV.175
資源(ケッコン)
燃料/弾薬
Ташкент改6643298/28366/23
丹陽6660318/16386/13
雪風改二6863318/20386/17
時雨改三6755318/20376/17
長波改二6930288/16356/13
命中項を切り捨てしているので注意。(少しの運改修やケッコン等で繰り上がる艦もいます。)
レベル175の命中項についてはケッコン運+3で計算。
実運用では運改修している駆逐艦も選出して自分の艦隊に合わせた装備を考えたいです。2023/06/26作成

支援艦隊の駆逐艦は、決戦支援での主な役割として、
・敵の第一艦隊に割合ダメージを当てる(カスダメを当てるために電探を積む)
・ト級flagshipやナ級・ロ後期等を落とすために火力装備を積む
の2パターン考えられます。
(道中支援では、PTがいる場合電探を多めに。
敵駆逐を目標にするなら主砲ありにすると失敗は少なそう)

これは敵艦隊によって選ぶ必要がありますが、概ね
「命中装備にする場合」と「火力装備にする場合」
があると覚えておけばOK。

Ташкент

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
ТашкентVSナ級後期型IIflagship

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
ТашкентVS重巡ネ級改

駆逐艦は画像の通り、電探をガン積みでも命中キャップに到達させることが難しいです。
※Ташкентは火力を意識した支援には不向きです。

ある程度命中のあるSG レーダー(初期型)なんかは戦艦や空母を優先させるので、
そもそも命中を上げる装備が足りない提督も多いでしょう。

・任務(後述)で入手できる【22号対水上電探改四】
・牧場できる【SG レーダー(初期型)】
等を、機会がある時に集めていきたいです。

2023/06/14に、特定の艦の増設に電探が装備できるアップデートが実施されました。
Ташкентは運も高く、命中を稼ぐ役割としては現役ですが、
雪風・時雨・初霜等の競合の艦が増えています。

雪風改二

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
雪風改二VSナ級後期型IIflagship(主砲装備)

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
雪風改二VSナ級後期型IIflagship(電探装備)

決戦支援での装備例ですが、火力装備の支援と、命中装備の支援で1例をあげます。
画像例の雪風だと、

  • ナ級命中率は59% 無傷からの撃破率は4.4%(火力装備)
  • ナ級命中率は84% 無傷からの撃破率はなし(命中装備)

といった違いが出ます。
※場合によっては「電探2積み」にすることも考えられます。

支援艦隊の仮想敵を「ナ級」だけにするのであれば、火力装備にしたほうが強いです。
ただし、ナ級への火力に特化した雪風の支援艦隊は
「第一艦隊への割合命中率」が下がってしまいます。
どちらが良いといった回答はないので、イベント毎に判断する必要あり。

個人的には、ざっくりとした指標を言うと、
軽巡ト級flagshipや駆逐ロ級後期型flagshipがいる場合には
火力を意識した支援艦隊を考えたいですが、そうでなければ命中意識で良いかなという認識。
「支援攻撃フェーズの時にどの敵艦が残って仮想敵になるか」を考えて、
編成を組まないといけないです。

※装備や練度次第ですが、丹陽を育てていれば丹陽の方が火力は出せます。

時雨改三

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
時雨改三VSナ級後期型IIflagship(主砲装備)
※C型改三だと火力が伸びるが準備は大変

対連合艦隊支援・同航戦キラあり
時雨改三VSナ級後期型IIflagship(電探装備)

増設に電探を装備できる駆逐

増設に電探装備出来る駆逐
13号対空電探系夕雲型, 秋月型, 松型, 時雨改三, 島風改, 稲木改二
22号対水上電探系※陽炎型, 夕雲型, 松型, 時雨改三, 島風改
電探装備マスト
(13号改+22号電探改四)
潮改二, 響改/Верный, 初霜改二, 時雨改三, 霞改二/乙,
雪風改二, 磯風乙改, 浜風乙改, 朝霜改二, 涼月改, 冬月改
※逆探(E27)+22号対水上電探改四(後期調整型)は☆4以上で増設装備可能
2024/07/02作成

2023/06現在、上記の艦は命中値を補正しやすく、電探が装備出来ない艦よりも
支援艦隊の適性が高いと言えます。

無理に雪風・時雨にこだわる必要はないと思いますが、
基本的には上記(+Ташкент)から選ぶと失敗が少ないでしょう。

支援艦隊用の艦娘を育成しよう

支援艦隊の強さは、「火力」「運」「装備スロット」が
非常に大きなウェイトを占めています。

支援艦隊に適正のある艦を育てていれば、支援艦隊はより強くなります
一方、支援艦隊に適正のない艦(特に運の低い艦)を育てて支援で使っても、
難しい海域での命中率には限度がでてきます。

艦娘の命中項は、練度と運で変化します。

  •  2 * √(レベル) + 1.5 * √(運)

練度と運が同じであれば、艦娘の命中項は同じです。
また、上記数値は支援の計算上端数が切り捨てられるので、
育成するときは「命中項の繰り上がり」を考えて育成することになります。

練度や運による差の実例

何度も書いていますが、支援艦隊はレベリングすることで、
命中項(≒命中率)を大きく底上げすることが可能です。
今回は装備例として、練度の違う長門に

  • 16inch三連装砲 Mk.7
  • 16inch三連装砲 Mk.7
  • SG レーダー(初期型)
  • SG レーダー(初期型)
  • 熟練見張員

と装備させてみました。
同航戦で駆逐ナ級後期型IIflagshipの撃破を意識した装備例として、以下練度別に見ていきます。

長門レベル99運40(命中項29) 装備火力50/装備命中項26
命中率73%(轟沈率72.2%)

長門レベル130運43(命中項32) 装備火力50/装備命中項26
命中率77%(轟沈率76.1%)

長門99の時に比べ命中項が3上がり、実際の命中率が4%上昇しました。
※計算式の関係で、命中項1が命中率2%相当として扱われるタイミングがあります。

艦娘を99から130までレベリングすると仮定して、必要な経験値は約79万です。
このくらいであれば比較的現実的な範囲で命中率を底上げすることが可能だと思います。

長門レベル175運43(命中項36) 装備火力50/装備命中項26
命中率82%(轟沈率81.1%)

長門130の時に比べ命中項がさらに4上がり、実際の命中率が5%上昇しました。
ちなみに130から175までレベリングをすると、約917万程度の経験値が必要になります。

普通はしんどいですしここまでやる必要はないですが、
レベルを上げれば上げるほど支援の命中率は高くなります。

長門レベル175運108(命中項42) 装備火力50/装備命中項26
命中率89%(轟沈率88%)

更に運改修をした場合、運未改修のときに比べ命中項が6、命中率が7%上昇しました。
運改修もレベリング同様に大変ですがやればやるほど命中率が上がっていきます。

※これだけ命中率が高くなると反航戦での命中率を考えて
主砲を増やすことも考えて良さそうですね

支援艦隊の命中率を考える際、「ケッコンの有無」は非常に大きな差になってきます。
特に制限無く育成するなら、支援用戦艦・空母を戦略的にケッコンする価値は非常に高いです
ただし、99でレベリングを止める場合、運改修や装備改修をしっかりすることで、
レベルによる差を減らすことが出来ます。
こだわりがあってプレイする場合、できる部分を強化していきましょう。

自分の支援艦隊艦娘の命中項を知ろう

※2022/04頃の自艦隊を命中項順にソートしたもの

艦隊の命中項は「制空権シミュレータ」を始めとした支援ツールを使うことで調べることが可能。
艦娘/装備管理機能を活かして、自分の艦隊のレベリング状況や、
各装備の所持状況を確認することができます。制空権とは一体

手順

  1. 制空権シミュレータ艦娘 / 装備管理に移行
  2. 「反映」タブに「反映手順を表示」に移行
  3. サイト内の説明通りに艦隊状況を反映
  4. 艦種ソート(戦艦+航戦)等を活用し表示する艦種を選んだ上で「命中項」でソートする

大雑把に自艦隊の命中項を確認したいときに活用するといいでしょう。
また、今後育成する時に、どの艦がいいかのざっくりとした確認にも使えると思います。

※制空権シミュレータの根幹機能は解説記事を書いています。
ただし、艦隊分析にはほとんど言及していません。

レベリングや運改修はどこまでしたらいい?

上で書きましたが、
支援を意識した育成するときは「命中項の繰り上がり」を考えて育成するのが基本です。
命中項(艦娘部分)の計算式は、

  •  2 * √(レベル) + 1.5 * √(運)

で、上記の数字が繰り上がるタイミングまで育成するのが切りの良い育成になります。
これは作戦室を始めとしたシミュレートサイトを活用することで、
算出することが可能です。

先程の長門を例にあげると、
作戦室では敵艦を指定し、画像部分の左上「Lv◯◯◯」欄を操作すればOK。
命中率に変化が出るレベルが、次の命中率向上ラインになります。

画像例:レベル134運43の時、基本命中項が32.99(33に届いていない)ので繰り上がらない

画像例:レベル135運43の時、基本命中項が33.07(33を超えた)ので命中率が繰り上がる

画像は対ナ級を前提にしていますが、他の艦相手にも命中率が上がります。

今回はレベルで解説しましたが、運改修についても同様。
運の値を操作して、命中率が変化するところが運改修の目標地点になります。
運改修を含めると練度の目標値も変わってきますが
やればやるほどコスパは悪くなるので、どこまでやれるかは人それぞれですね。

※基本的に戦艦運改修は
・タッチに関連してよく使われる艦
・運の上限が高い艦
から始めると、本体と支援艦隊両方で使えるので美味しい運改修と言えそうです。

レベリング方法について

大分主観が入ります。

戦艦

戦艦のレベリングは

  • 演習(旗艦はもちろん、随伴も可能な範囲で活用)
  • 5-3-P(補給艦マス)
  • イベント海域での潜水艦レベリング

を活用するといいでしょう。
5-3-P以外だと戦艦に適したレベリング海域はあまりなく、
「演習に戦艦を入れる」というのが非常に大事になります。

演習に戦艦を複数入れる時は、「旗艦のみ火力を上げる/射程超長」
といった感じで旗艦MVP率を高める工夫をすると良いでしょう。
(演習は牧場艦育成にも便利ですが、牧場艦は他にも育成し易い方法がいくつかあります)

※大和改二重は航空戦艦なため5-3-Pが使えません。
5-5-1の対潜レベリングか、5-2-1の空襲レベリングが候補ですが
正直つらいし演習でいいと思います。

空母

空母のレベリングは

  • 演習(彩雲だけ載せ艦載機は載せずにボーキ節約)
  • 4-4
  • 4-5
  • 5-2-1
  • イベント海域でのレベリング

の何れかをおすすめします。
特に4-5についてはまるゆドロップがあり、
赤城加賀を始めとした支援艦隊の強化としてイチオシの海域ですね。
(赤城加賀は大体4-5でレベルを上げています)

駆逐

駆逐は正直どこでも良いので、鎮守府の運営方針に合わせるのが良さそう。
甲を狙うような提督で一般的におすすめしやすい海域は、

といった感じですね。

備考

●ケッコン後のレベリングを何処までやるかは人それぞれですが、
とりあえずはじめの目標として「125以上で命中項が上がるライン」にするのがいいと思います。
130を超えていくと必要経験値が大きく伸びるので、そこから先は命中項1ずつ、
細かく目標を立てていくとダレにくいです。練度は高いに越したことがないので、
特によく使う長門型等の戦艦は、より上を目指す価値があります。
(運改修も同様で、改修が進むと効率が下がってきます。)

●レベリングする際の目標ラインについては、空母や駆逐艦も同様です。
ただし駆逐艦については、空母や戦艦に比べ後回しで良いでしょう。
(駆逐の場合支援艦隊より、1ソ対潜やカットイン項等別の指標を使うことが多いと思います。)

支援に使える戦艦用装備を入手しよう

支援に使える戦艦用の装備は
基本「戦艦に乗る主砲」と「戦艦に乗る電探」を指します。

ここの装備をどれだけたくさん揃えているかで
支援艦隊が強くなると言っても過言ではありません。

任務

任務名支援に使える報酬(選択含む)【火力/命中】
重改装高速戦艦「金剛改二丙」、南方突入!35.6cm連装砲改二【17/5】
「比叡改二丙」見参!第三戦隊、南方突入!35.6cm連装砲改二【17/5】
航空戦艦用強化型新主砲の研究41cm三連装砲改二【23/5】
精鋭無比「第一戦隊」まかり通る!【拡張作戦】41cm連装砲改二【21/5】
【拡張作戦】重改装「大和改二重」、出撃!15m二重測距儀改+21号電探改二+熟練射撃指揮所【4/10】
精鋭第三戦隊、演習開始!35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)【20/4】
水上打撃戦用改良35.6cm砲の開発35.6cm連装砲改四【22/4】
新型電探を配備せよ!22号対水上電探改四【0/8】
最精強!「呉の雪風」「佐世保の時雨」22号対水上電探改四(後期調整型)☆4【1/9】
「巡洋艦戦隊」演習!22号対水上電探改四×2【0/8】
精鋭「第十五駆逐隊」第一小隊演習!22号対水上電探改四☆2【0/8】
「Taffy Ⅲ」 This is a drill!SG レーダー(初期型)【1/8】
米駆逐艦部隊の奮戦GFCS Mk.37【2/9】
改金剛型高速戦艦「榛名改二乙/丙」、抜錨!42号対空電探改二☆6【0/8】
戦艦に乗る主砲と電探の任務を掲載。2023/05/08時点

戦艦用に使える主砲や電探は、少しは任務で入手することが可能です。

●【41cm連装砲改二】【41cm三連装砲改二】については、
本体/支援どちらでも優秀な装備です。
設計図艦との兼ね合いもありますが、早めの入手を目標にしたいです。

●金剛・榛名関連任務でもらえる
【35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)】【35.6cm連装砲改四】【42号対空電探改二☆6】
は、金剛型(特に榛名)専用気味の支援装備..といえます。
金剛型は改装が重たいので早めの入手とは言えないですが、
入手と育成を視野に入れて進めていきましょう。

●電探は、とりあえず駆逐用に使える
【22号対水上電探改四】がイヤーリーで複数もらえます。
他にも【GFCS Mk.37】等欲しい装備がありますが、
艦の入手や設計図の都合があるので、できる範囲で勧めていきましょう。

イベント海域での戦艦ドロップ

国籍艦名改装練度支援用持参装備【火力/命中】
Iowa5016inch三連装砲 Mk.7【24/4】
16inch三連装砲 Mk.7【24/4】
South Dakota4816inch三連装砲 Mk.6 mod.2【23/3】
SG レーダー(初期型)【1/8】
Massachusetts4816inch三連装砲 Mk.6 mod.2【23/3】
SG レーダー(初期型)【1/8】
Washington4716inch三連装砲 Mk.6 mod.2【23/3】
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2【23/3】
Colorado45SG レーダー(初期型)【1/8】
Fletcher55SG レーダー(初期型)【1/8】
Johnston55SG レーダー(初期型)【1/8】
Nelson5016inch Mk.I三連装砲+AFCT改【22/4】
Richelieu4538cm四連装砲改【22/3】
Prinz Eugen45FuMO25 レーダー【3/10】

主に海外戦艦が持参してくる主砲に命中付き主砲があります。
多くの場合「改」改装迄育てる必要がありますが、
海外戦艦の牧場は、支援を強化する現実的な方法とも言えます。

特に影響が大きいのがIowaとPrinz Eugenです。
・Iowaは火力24/命中4の主砲を2つ
・Prinz Eugenは火力3/命中10の電探を1つ
それぞれ持参してきます。
Iowaを複数隻掘ることができれば、支援事情はかなり改善します

支援の質が大きく変わる装備なので、ドロップ機会があれば狙う価値がありますね。

また、米戦艦各艦は、支援の強化にバランスの良い主砲/電探を持ってきます。

  • 戦艦に乗せる電探が足りていない
    →SG レーダー(初期型)【火力1/命中8】
  • 戦艦に乗せる主砲が足りていない
    →16inch三連装砲 Mk.6 mod.2【火力23/命中3】
    ※改修すれば本体でも超便利

以上の装備を増やすことを当面の目標にしてみましょう。

アイオワ砲の改修

アイオワの持ってくる
・16inch三連装砲 Mk.7【火力24/命中4】
は、
・16inch三連装砲 Mk.7+GFCS【火力24/命中7】

に改修更新することが出来ます。
控えめに言って、支援艦隊でものすごく強い装備です。

余力があれば改修更新にもチャレンジしてみましょう。
※支援用に使う目的であれば、16inch三連装砲 Mk.7+GFCSを☆0で止めるのが有効です。
※2022/10現在、「支援用途」では、Iowa砲だけ改修すればOKです。

ネルソン砲の改修(AGCT/FCR)

2023/01に、
・16inch Mk.I三連装砲+AFCT改【火力22/命中4】
・16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284【火力23/命中6】
がそれぞれ改修できるようになりました。

この2つの主砲はアイオワ砲に比べて改修コストが軽く、
支援艦隊を強化する面ではお手軽といえます。(もちろんそれなりに大変)

全体のバランスを見ながらですが、量産を検討していきましょう。

三式弾改の準備

2023/07/07のアップデートで、戦艦の増設に三式弾改が装備できるようになりました。
同装備は戦艦によりますが、「火力3(+0~3)/命中1」の補正で、火力増強に有力な装備となります。

現状熟練見張員が「火力0/命中2」になるので、熟練見張員に対して火力3~6と命中1のトレードになります。
やや重たい装備なので無理にやるかは難しいですが、
本体でも使えるのでいくつか作っておくといいと思います。

戦果

戦果ランキングに入賞することによって、
命中付きの主砲や電探が配られることがあります。

継続して入賞が難しくても、
クォータリー三群等狙える範囲で狙っていくといいかもしれません。

※ただし、最近(2022/10頃)の傾向としては、
三群で支援関係の装備がもらえることはあまりありません。
基地航空隊の強化をしたい場合、戦果ランキングに入賞する価値が高いと思います。

資料

戦艦用主砲一覧
大口径主砲火力命中射程装備ボーナス(一部抜粋)
51cm連装砲321超長大和型
試製51cm連装砲301超長大和型
46cm三連装砲改272超長大和型
46cm三連装砲260超長
試製46cm連装砲231超長
41cm三連装砲改二235伊勢型改二 扶桑型改二 長門型改二
41cm三連装砲改224
試製41cm三連装砲222
41cm連装砲改二215長門型改二 伊勢型改二 扶桑型改二
41cm連装砲200
試製35.6cm三連装砲182
35.6cm連装砲改二175金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲改163金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲150
35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)193金剛型改二(丙)
35.6cm連装砲(ダズル迷彩)151金剛型改二(丙)
16inch三連装砲Mk.7+GFCS247
16inch三連装砲 Mk.7244
16inch三連装砲 Mk.6222米戦艦
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284236英戦艦
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改224英戦艦
16inch Mk.I三連装砲212英戦艦
16inch Mk.VIII連装砲改214米戦艦・英戦艦
16inch Mk.V連装砲212米戦艦・英戦艦
16inch Mk.I連装砲201米戦艦・英戦艦
381mm/50 三連装砲改21-1超長
381mm/50 三連装砲20-3超長
38cm四連装砲改223
38cm四連装砲211
38cm四連装砲改 deux244仏戦艦
38cm連装砲改173
38cm連装砲161
38.1cm Mk.I連装砲181
38.1cm Mk.I/N連装砲改192
30.5cm三連装砲改173
30.5cm三連装砲161
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS236米戦艦
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2233米戦艦

2022/10/29更新

敵艦隊(仮想敵)に合わせて支援艦隊を調整しよう(2022/10時点)

イベント中の支援艦隊の考え方として、
2つの例を表示しておきます。全艦99を想定して組んでいます。

2022夏初秋イベE3-2の場合

イベント記事:
【夏イベ】E3 戦力ゲージ2(二本目) アレクサンドリアの風【大規模反攻上陸!トーチ作戦!】

この海域は前段作戦最終ゲージですが、

  • 第一艦隊が強いもの軽空母ヌ級IIflagshipのみに支援砲撃の火力が通る
    (他の艦にはほぼ割合ダメージしか通らない)
  • 第二艦隊が駆逐イ級のみ(割合攻撃で落ちる)

という特異なイベントでした。
ヌ級IIflagshipの回避項はわかっていませんが、
回避はかなり高い(普通の支援艦隊で命中キャップには到達は難しい)と想像できます。

この海域は、「タッチ発動」までに軽空母ヌ級IIflagshipを落とせていれば勝率が上がっていたこともあり、

  1. ヌ級を2回の攻撃で落とせるだけの火力があり
    ※ヌ級は1発当てても落とすことが出来ない
  2. ヌ級以外の第一艦隊の艦に当てるために高命中が必要

といった、かなり難しい支援艦隊が要求されました。

その他
・大和武蔵のタッチを使う(サブがいないと大和と武蔵は支援で使えない)
・本体が大和タッチになるので、反航戦でもある程度戦える
・ヌ級IIが「2発」以上攻撃を当てないと落とせない(基地や雷撃等を含めて)
・道中支援が対潜支援でよく、決戦支援のみ考えれば良い
・TBM-3W3S等等の強い支援装備が一部使えない(夜襲空母を使う海域)
といった状況を勘案する必要がありました。

編成例:https://jervis.vercel.app/?p=WpvL0CLPSIY

作った編成の意図として
・Ташкентや雪風は、
イ級が落とせるけど他誰も落とせないので命中を意識した編成に。
→ネ級に割合攻撃が当たれば殊勲賞
タッチ前にヌ級を落とせると勝ち筋が増えたので、火力も命中もある戦艦を採用したい。
ネ級への割合ダメージも非常に大事で、命中率も極力欲しい。
※Nelson代わりにWarspiteやSouth Dakota採用もあると思います。

戦艦は「ヌ級」を落とすために同航戦火力キャップ以上を目標に調整、
ネ級や空母夏姫に飛んだときの割合ダメージもほしいので、
画像例では反航戦の火力は考えていません。

本体は大和武蔵を使うため反航戦でも戦えましたが、この海域では
「重巡ネ級改」を落とすために、割合攻撃を当てておきたい海域でした。
そもそもタッチ前にヌ級が落ちるのはラッキーの範疇なのもあり、
反航戦のヌ級は意識せずに、「同航戦キャップ」を目標にしています。

※あくまで考え方の1例です。
ヌ級撃破を意識して、全体的にもう一本主砲を積むのを考えても良いと思います。

2022夏初秋イベE6-4の場合

イベント記事:
【初秋イベ】E6 戦力ゲージ2(四ゲージ目) カサブランカ沖海戦【大規模反攻上陸!トーチ作戦!】

この海域は後段作戦の最終ゲージですが、

  • 駆逐ナ級後期型IIflagshipがいない(elite)
  • 軽巡ト級flagshipや駆逐ニ級後期型等、駆逐艦で落とせそうな艦が多い

といった、(最終海域としては簡単な)支援目標でした。

その他
・札の関係で長門陸奥のタッチを使う(サブがいる人は大和とIowaのタッチを使う)
大和型支援が使える
・本体が長門陸奥だけど対地火力(アフリカ大発)依存の海域なので、反航戦でも戦える。
・砲台小鬼は支援だと2回攻撃が欲しい(けど基地で落ちるからそこまで重視しなくていい)
・道中支援が対潜支援も砲撃支援も選択肢 ※砲撃支援にするとどうしても装備の質が落ちていく
といった状況でした。

編成例:https://jervis.vercel.app/?p=hsLFzM_qprA

作った編成の意図として
砲撃戦フェイズまでに敵第二艦隊を残したままだと、
タッチが2巡目になった時に火力が吸われてしまうので全力で支援を出す
(長陸奥タッチは2巡目発動も多いです。実際にこの負けパターンは多く見ました。)
・仮想敵を軽巡ト級flagshipにする。反航戦でも勝てるので反航戦時の火力も見る。
ただし、命中については「ナ級IIelite」も考慮する。
・熟練甲板要員+航空整備員を本体で使わないので、支援に採用する
・ニ級後期型等がいるので駆逐艦も火力艦にする
・砲台小鬼は視野に入れると負担が大きいので、
練度99の支援艦隊ということもあり考慮しない

 

同イベントでは、

  1. 基地航空隊が敵第二艦隊の4-6隻と、第一艦隊の砲台小鬼を落とす
  2. 支援艦隊で第二艦隊を壊滅させる
  3. 開幕/2巡目の砲撃戦タッチで第一艦隊に有効打を3発与える
    (旗艦をスナイプしたり、残敵が旗艦のみ等になる)

というのが勝ちパターンでした。支援艦隊がしっかり組めていると、
敵の第二艦隊を壊滅させ「2巡目タッチ」になった場合のケアをすることが出来ました
※長門/大和の単発攻撃がものすごく強かったので、
単発攻撃だとしても、第二艦隊に吸われるのは大きなロスでした

これらを考慮して、反航戦ト級確殺の、表示火力200を目標に編成しています。
基本的には道中を女神で通り抜ける前提で、
試行回数を減らすために大和型を使う価値が高い海域だったと思います。

ただ、仮に練度やキラ付けの関係で道中突破率が2割切ってる…
みたいな状況もあったようで、そういった方に対して、
大和型使った支援を出そう!とは言いにくいですね。

備考

2パターンの支援艦隊を考えてみましたが、上記の想定が正しいとは限りません。
手持ちの装備や艦娘は鎮守府によって全く違うので、
少しでも良い支援を組もうとすると装備ボーナスや諸条件を確認しながら、
「自分で」支援艦隊を組むしかありません。

あまり支援について考えたことがない方は、
最初は以下のラインを目標に設定するといいと思います。

戦艦と空母

  • まずターゲット艦の同航戦撃破率80%以上を目指す
    ※確殺できる駆逐などを想定。
    ネ級等当てればいい艦については、命中率80%以上を目指す
  • 同航戦撃破率が80%を超えるようなら、
    反航戦も視野に入れて主砲を増やしてみることも考える。
    ※そもそも反航戦での勝率が厳しいイベント海域もありその時は別

1例として80%としましたが、
ここが「70%当てればいい」という人もいれば、「97%(命中上限)あてたい」というの人もいます。
ただ、「命中率が80%超えているしもう少し軽い戦艦にしよう」という考え方はおすすめしません。
命中率が80%を超えているなら、85%にする方法を考えていきたいです。

駆逐艦

  • 第一艦隊にHPの高い艦が並んでいる場合「命中支援」を検討する
    ※よくわからない場合こっちを選んだほうが無難かも
  • 雪風綾波等の強い駆逐艦が使え、
    ニ級後期やロ級後期型等「火力駆逐で落とせる艦」いる場合、火力支援を検討する
    ※特に基地や航空機の数が少ない場合は検討しやすい
  • 道中支援は敵駆逐艦を落とせる砲撃支援を意識する

難しいイベント海域ボスほど「電探ガン積み」の駆逐艦の方がいい場面が多いと思います。

支援艦隊を組む時に制空権シミュレータと作戦室を併用しよう。

支援艦隊を組む際、
制空権シミュレータに艦隊情報を入力しておけば、
艦娘や装備をいちいち設定せずとも簡単に支援雛形を組むことが可能です。

そして、作戦室を活用すると、仮想敵への命中率が簡単にわかるようになります。
あくまで1例ですが

  1. 艦隊情報入力済みの制空権シミュレータで雛形を組む
  2. 共有リンクから作戦室を開く
  3. 作戦室で敵艦隊を入力し、支援艦隊の命中率をチェックする
    ※キラキラ状態にするなど、諸条件の入力を忘れずに

といった方法が個人的にはおすすめです。

管理人の支援艦隊例(2022/10時点)

最近のイベントでは、ぜかましねっと内では支援艦隊を掲載していません。
支援艦隊は真似できないですし、下手に真似しても
ろくなことが無い(弱い支援になる)と考えています。

あまり参考にならないと思いますが、
次イベ用に準備しているやつを載せておきます。

https://jervis.vercel.app/?p=IareCxcNGeI

道中支援

※決戦支援に大和武蔵を採用する場合、GFCS主砲をこちらに流用
※Coloradoはそのうち育成する予定。(火力の高いMarylandにするか迷っている所)
※飛龍は熟練甲板要員+航空整備員を本体に使う場合、電探→友永に変更。
加賀護に変更も検討
※道中PTがいる場合電探2積み程度で想定。大和武蔵を使うことも検討

(最近はイベント開始前時点で脳内で入れ替えをシュミレートしています。
が、実際の所グダグダな調整をしていることが多いです。)

飛龍とColoradoは育成したいなーと思ってますが時間かかりそうですね。

決戦支援

※Nelsonは運改修途上。陸奥の運改修もする予定なので終わったら入れ替えるかも。
赤城は熟練甲板要員+航空整備員が手に入る前に運改修していたけど一先ず終わり。
本体に甲板使わないなら電探増やして穴甲板
※駆逐艦は命中用支援と火力用支援で入れ替えを想定
※高難易度海域の時は大和と武蔵を起用。Nelson(とWarspite)を道中支援に流用。
※道中が強くてボスがきつい場合、例えば道中で警戒陣を使う場合等は
こちらを道中支援に使います。

二期に入った頃から「支援艦隊が重要」ということは考えていたのですが、
支援艦隊に危機感を持ったのが2020梅雨夏イベ及び、2020冬イベ(竹の輝き)でした。
その頃に今のままだと先行攻略そのものについていけなくなるなーと危機感を感じて、
以後支援に力を入れて育成するようになりました。

支援強化は実際にやってみて「目に見えて強化された」と感じるポイントです。
イベント先行で艦隊をうまく組むのはなかなか出来ないですが、
それでもゴリ押しできるようになってきています。

甲クリアはできるけど今後の艦隊運営どうしよう…
みたいなことを考えている方は、支援の強化を考えてみるのもおすすめです。

うちの鎮守府はイベントを「先行攻略」しているので、
ゲージ毎に支援艦隊について考える余力がありません。
そのため装備パワーでゴリ押しする形になっています。

支援艦隊を組む時の指針としては、あくまでうちの鎮守府のものですが、

  • 弱い支援(主に道中用)と強い支援(主にボス用)を予め準備しておく
    ※道中対潜支援のときは節約で弱い支援を出すことも
  • 装備は大体固定。出来るだけ本体とかぶらないようにしています。
    PTがいたら装備を入れ替えたりします。
  • キラがなくなれば適当に間宮伊良湖(時間あれば演習をキラ活用すると思う)
  • 試行回数を減らすために支援コストが多少重たいのは割り切る
    ※でも大和と武蔵は常時採用がつらすぎるので必要な時に入れ替え

といった方針で、支援を準備しています。
本当はヌ級II等、仮想敵を作って都度編成するのが理想ですが、
うちは先行の都合、汎用的に雑に強い支援という形で組んでいます。

※以前から何度も要望があったので例をあげましたが、
はっきり言ってここまでやる必要は全くありません。
自分の艦隊や仮想敵に合わせてできる範囲で強化を進めていきましょう。

まとめ

「支援が大事なのはわかってきたけど強化ってどうすればわからない」
といった方を想定して、支援艦隊の強化について一通り書いてみました。
長々と書きましたが、正直これを見ただけではわからないところも多くあると思います。

作戦室を始めとしたシミュレーションツールを活用して、
具体的な感覚をつかんでいくしか無いのかなという所。

支援艦隊のうち、特に砲撃支援は提督次第でかなり強化することが可能で
事実上エンドコンテンツといっていいでしょう。

完璧を目指す必要はないですが、強い支援艦隊を組むために艦隊を育成しておけば、
イベント攻略は明確に楽になります。

普段の艦隊育成に、「支援艦隊の強化」を指針の一つに組み込むのも面白いですね。