21日に劇場版公開された永遠の0、本日見てきました。艦これをしているだけあって、半年前までは全く無知だった零戦をみてにやっとできたり、面白かった。自分の場合提督になってから戦争時代にも興味を持った人間なので、艦これをしていなかったら間違いなく映画館にも足を運ばなかったとおもいます。そういう人間ですが折角なので軽くレビューというか、感想を。ネタバレは避けるつもりですが例によって漏れだしてたらごめんなさい。
※原作についてはまた買って読みたいと思ってますが、現状では何も知りません。
永遠の0(永遠のゼロ)のあらすじ・概要
自分にあったことのない本当の祖父が居ることを知った主人公(佐伯健太郎)が、その祖父(宮部久蔵)のことが気にかかり、祖父の戦友を訪ねることに。海軍一の臆病者と称された祖父、宮部久蔵だがその祖父が「生きて帰る」事にこだわった理由、またなぜ生きて帰ることにこだわった人間が最後には特攻を選んだかということを紐解いていくお話。
永遠の0を見た感想
シンプルにいい作品だなと。どこまでがネタバレかわからないですが、”愛と苦悩を描いた”という作品に間違いはないと思います。ストーリーを追いかける上でのつながりがはっきりしていて、飽きが来ない演出。
戦闘面に関しては、真珠湾攻撃、ミッドウェーととても簡単ですが、赤城が被弾した場所などは実際におこったストーリーをなぞっている感じ。戦闘シーンが短かった、米軍パイロットの描写も欲しかったかなと思いますが、上手にまとめられていたと思います。
あとは戦時中、各人間がどのような考え方でいたか、何を思ったか。どうやって生きていたか。そんなことが分かる作品でした。
艦これと永遠のゼロを絡めてみて。
赤城の名前や、ミッドウェー、横須賀、ラバウルなど、半年前では理解できていなかった単語がしっかり入ってきたこと。その上で赤城の飛行甲板を映画の演出で見ることができるし、零戦も写真で見るのとは違った印象があります。この辺りの知識は知っているかどうかではやっぱり違うなと。
また、艦これでは機銃が実質ゴミ扱いですが機銃ってこんなにすごいのかと。。赤城の中破で飛行甲板発着困難というのも、実際に映像を見て補完されました。
以上、感想です。言うまでもなく総評としては面白かったので、機会がある方は是非見に行ってください。
余談ですが、管理人は戦争を美化するつもりも、永遠の0の映画を盲信する気もありません。ですがこの作品や、坂の上の雲など、知らない歴史を知る導入にはいいと思うし、批判する理由はないと思います。
パンフレットも買ってきたので、それは今から読むつもり。